当方からの問いかけにお答えいただき、ありがとうございます。> Hiro-H さん
別観点からのフォロー、ありがとうございます。> maji さん
Hiro-H さんが書きました:
システム全体がfirefoxのCPU使用率に占拠されてしまいます。起動してから何もページを表示していないのに、この状態が
少なくとも30秒以上継続します。
ということは、起動後一定時間が経過すると、その状態は収まる(あるいは緩和される)のですか?
もしそうなら、起動時の処理のどこかに滞りが生じているのかもしれません。
本当の意味で「常に100%」なら、ほとんどハングアップ(フリーズ)したような状態で、場合によっては終了もままならないのではと想像しますが、起動後一定時間が経過すると、負荷は高めながら収まるのだとしたら、プロファイルの読み込みとその関連箇所のどこかにボトルネックがあるのかもしれません。
「新しいプロファイル」での動作テストをおこなってみると、どのような結果になるでしょうか。
(参考)・基本的なトラブルシューティング | Firefox ヘルプ
https://support.mozilla.org/ja/kb/troub ... x-problemsFirefox の外部に原因がある例としては、前便で紹介した「Firefox の動作が遅い | Firefox ヘルプ」のある「Firefox の起動に時間がかかる」のリンク先はご覧になりましたか。
このうち、「ウイルス対策ソフトウェアの設定を確認する」というのがあります。Firefox の「最近のバージョンアップ」と同時期にウイルス対策ソフトウェアに何らかの変化があったなどの事情があれば、いまの現象もありえない話ではなくなってきます。
Firefox 本体とプロファイルまわりをチェックしても症状が改善されないのなら、外部の要因(ウイルス対策ソフトに限らず OS とか)にも目を向ける必要が出てくると思います。
Hiro-H さんが書きました:
プラグイン、拡張機能、スクリプトなど、全ての付随機能を無効にしても同じでした。
Firefox では通常、[拡張機能] 、[テーマ] 、[プラグイン] をひっくるめて [アドオン] と呼称していますが、トラブル時の対処方法が [拡張機能] + [テーマ] のグループと [プラグイン] ではまったく変わってきますので、きちんと区別して確認するためお尋ねしました。
「全ての付随機能を無効」というのは、[アドオンマネージャ] に表示される [拡張機能] や [プラグイン] の各項目をすべて無効化なさったのかと推察しますが、Firefox を「セーフモード」で起動するとどうなりますか?
「セーフモード」は、[拡張機能] の無効化だけでなくハードウェアアクセラレーションも強制的に無効化されるので、そのあたりの影響を確認できるかと思います。
Hiro-H さんが書きました:
48からなのか、49になってからなのか、この問題がいつ発生したのかがハッキリしないので何とも言えないのですが、
もしマルチプロセスをOFFに出来る設定項目がありましたら教えていただけないでしょうか。
[トラブルシューティング情報] -> [アプリケーション基本情報] -> [マルチプロセスウィンドウ] の内容が、[1/1 (*****有効)] のようになっていたのですか?
もしそうなら、その内容を教えてください。
そうでなければ([0/1 (*****無効)] なら)、マルチプロセスは元から無効になっており、これ以上「OFF」にする方法はありません。原因は別のところにあると思われます。
(補足)
現在の正式リリース版では、[拡張機能] が1つでも入っていたり、アクセシビリティー機能が1つでも有効になっていると、マルチプロセスは有効にならないはずです。これを強制解除してマルチプロセスを有効にする方法はありますが、隠し設定をユーザーが意識的に変更するしかありません。
maji さんが書きました:
元投稿で「 FFは32bit、64bit共通して遅いです 」と記されてますが
32bit版/64bit版それぞれプロファイルは別々ですよね。
maji さんが書きました:
「Build 14393」って
Windows10の標準版ではなく InsiderPreview版 ですよね。
ぼくは見過ごしていたことですが、maji さんがご指摘くださっているこの観点は、問題点の切り分けに際して重要だと思います。
もし Hiro-H さんが単一のプロファイルを 32bit 版と 64bit 版で共用している場合、このプロファイルに問題が起これば、両方の Firefox に影響が出ると思います。
OS が開発途上のプレビュー版で、そこに問題点が内在するなら、特定バージョン以降の Firefox の動作に影響を与えることも十分考えられますし、このようなケースなら Firefox 側で修正を図るのは難しいのではないでしょうか。
Firefox 側から問題点を探るのであれば、やはり「新しいプロファイル」での動作テストが最優先かな、と思います。「新しいプロファイル」でも現象が改善されないのなら、OS 側の問題をも視野に入れて考えたほうがいいと思います。
(補足)
当方は、32bit 版と 64bit 版のプロファイルを分けています。ESR 版のプロファイルもしかり、です。内容が同じではないプログラム本体を同時期に共存させているので、プロファイルもそれぞれ区別したほうがいいと考えているからです。
32bit 版の 49.0 -> 49.0.1 …… といった具合に、同系統のプログラムを更新していく分には、たいてい同じプロファイルを継承させていますが......。
とりあえず以上です。
(オフトピ)
maji さんが書きました:
私も今回 Win10で 32/64両版を使い分け様としましたが
今どのプロファイルを使ってるか自分でも混乱しました。
以下、ご存知のことかもしれませんが......。
起動用のショートカットに、-P オプションで使用する各プロファイルを指定しておけば、32bit 版/ 64bit 版の起動を区別できるのは、ご承知だと思います。
起動後の Firefox 上で識別するには、Nightly Tester Tools などのアドオンを使えば、そのとき使っている Firefox のバージョンやプロファイル、ビルド ID 、ロケールなどの諸情報を、タイトルバーに表示させることができます。
ぼくはこの方法を使って、使用中の Firefox の情報をタイトルバーに表示させて識別していますが、もっと別の方法があるかもしれません。
46.0 以降の Firefox なら、ロケーションバーに about:profiles と入れて実行すると「プロファイルについて」の画面を開くことができ、使用中のプロファイルの識別やプロフィルを切り替えての再起動、新しいプロファイルの作成など、プロファイルマネージャーとしての機能を使うことができます。
プロファイルまわりの確認・変更をよくおこなうのなら、about:profiles をブックマークしておけば便利かも、です。