おんちねこ さんが書きました:
検索ツールバーはご想像のとおり上段のものです。
スクリーンショットと突き合せないと、「上段」では明確に示せないので。
(a) <Ctrl+K> 検索マーク、(b) <Ctrl+Shift+K> 検索マーク、
と表示されるもののうち、(a) <Ctrl+K> 検索マーク、と表示されるもの、
ですね。
おんちねこ さんが書きました:
サーバーにある検索ワードを全て含むメールとサンダーバードにありますメールも全て削除しましたが
やはり検索すると無くなっている筈のメールアドレスが出てきます。
「保存してあるメールに対する、メッセージの全文検索」なのだから、
こういった場合、検索が異常である、検索結果が異常である、となるのではなく、
検索すると出てくるのだから、ちゃんと削除していない、と、まず考えると思うのだが...
あるアカウントのあるフォルダーの中にまだメールが残っているだけ、ということではないですか?
「ローカルフォルダ」というのも、Thunderbird上の、立派な「アカウント」です。
それに、その「未だにでてくる古いメールアドレス」が「全文検索」で見つかった、という検索結果画面では、
「未だにでてくる古いメールアドレス」を含んでいるというメールを見られるはずですよね?
なら、まずは、そのメールのソースを見て、
自分が行った全文検索の結果にでてきてしかるべきものなのか、
あるいは、全文検索の結果にでてきてはいけないものなのか、
その「未だにでてくる古いメールアドレス」が、本当にメールのデータの中にあるのか、ないのか、
などを確認してみないことには、お話にならない...
「全文検索」の場合、やっていることは、大まかに言って、
(1) メールの中の「単語」(正確には、トークン)について索引を作っておき、
(2) 検索では、ある「単語」(正確には、トークン)を含むメールの一覧をだすだけ、
(3) その際に、メールアドレスごと、フォルダーごと、アカウントごと、などの一覧も表示、
というだけであり、
索引に入れば必ずヒットするわけで、
通常は、(i) 「全文検索」の仕様を理解していないので、全文検索で見つからない、とか、
(ii) 索引がちゃんとできていない問題があって、全文検索で見つからない、
となることはあっても、
(iii) 全文検索で、本来検索結果に出てはいけないものが出てくる、ということは、稀。
バグで(iii)になるケースも、ちゃんとありますけど。
まずは、その「未だにでてくる古いメールアドレス」が、本当にメールのデータの中にあるのか、ないのか、
を確認してみましょう。
「あるメールを全文検索の結果にでないようにする」という方法は、もうひとつあって、
フォルダーのプロパティーの、全文検索の結果にこのフォルダーを含める、という指定を殺すことで、
フォルダー単位で設定できます。
ごみ箱フォルダや迷惑メールフォルダのメールは全文検索の結果にだすべきではない、というリクエストに答えるための機能です。
この二つのフォルダ(多分、そのサブフォルダも)のデフォールトは、全文検索の結果にこのフォルダーを含めない、のはずです。
「未だにでてくる古いメールアドレス」がデータの中にあるメールが保存されているフォルダーがわかっているのならば、
そのフォルダのプロパティで、「全文検索の結果にこのフォルダーを含める」のチェックをはずし、
全文検索を実行してみましょう。
どうなりますか?
メールを削除して「ごみ箱」フォルダ(Trash)に移動されると、
Trashだと「全文検索の結果にこのフォルダーを含める」が効かないとかリセットされるとか、余計な問題に引っかかる可能性があります。
「古い」というメールを、全部、「ローカルフォルダ」の下の、たとえばOldMailというフォルダに移動し、
OldMailというフォルダのプロパティで、「全文検索の結果にこのフォルダーを含める」のチェックをはずし、
全文検索を実行すると、どうなりますか?
「全文検索の結果にでているのに、そのメールを見ることができない」というような現象の報告も見られます。
メールを削除したが、「削除済み」というマークをつけただけで、まだ完全に消去されていないので、全文検索の結果にでてくるが、
既に「削除済み」というマークがついていて、そのメールはもう存在しないので見ることができない、
というようなことが疑われる現象です。
こういったことを避けるために、メールを削除したり移動した後に、
メールの削除(Trashに移動)やメールの移動が正しく行われたことを確認し、
必要ならば、プロファイルディレクトリーのバックップをとった後、
フォルダーペインで複数あるいは全部のアカウントのフォルダーを選択し(Shift+クリック、Ctrl+クリック、が使える)、
FileメニューのCompact Foldersを実行しておきましょう。(補足: ファイルメニュー/最適化、です)