横から失礼します。
kiki さんのアドバイスと重複する部分もありますが、追加でいくつかコメントさせていただきます。
ともこ さんが書きました:
受信メールを90秒は開かないよう設定しました
ですが、開いてない状態のメールを削除すると、開いて削除されているように思うのですが
(太字が細字になるため)、これは開いて削除されているのでしょうか
もし開いて削除されていたらどうすれば開かないまま削除できますか
おっしゃっているのは、オプション設定の [詳細] -> [既読と表示] -> [既読] にある [メッセージを自動的に既読にする] の項目で [メッセージを <N> 秒以上表示していたら既読にする] を選択し、N の値を 90 にして使っておられるという意味でしょうか。
その前提でざっくり申し上げると、メッセージを「開く」ことと、メッセージ一覧のなかで「未読」(太字)や「既読」(標準書体)の状態をマークすることは、同一ではありません。
メッセージを「開く」とは、文字通りメッセージの内容を画面上(メッセージペインやタブなど)に表示(メッセージソースを展開)することをいいます。
一方、「既読」は「未読」と対になった概念で、メッセージ一覧(スレッドペイン)にある各メッセージの状態を視覚的に認識しやすくするマーキング機能に過ぎません。
既読にするのを 90 秒間遅らせるというのは、未読から既読へとマークを切り替えるのを待機しているだけで、その間にメッセージを表示していたらそれは「開いた」(メッセージソースを展開した)状態です。
未読・既読の切り替えに遅延を設定できるのは、間違ってメッセージを選択した場合などに瞬時に既読になってしまうなどの状況を回避するため、内容をしっかり読み進めた時間経過をふまえて [既読] とするための設定です。
ためしに、既読になったメッセージを選択し、右クリックから [マーク] -> [未読にする] を選択してみてください。
すでに「開いた」メッセージを「未読」表示にマークすることができます。しかしこのメッセージは明らかに一度「開いて」いるわけです。
一方、新着の未読メッセージを右クリックで選択し、[メッセージを削除] を実行してみてください。
メッセージペインに内容を表示する(開く)ことなく、[ごみ箱] に移動させることは可能です。
[ごみ箱] に移動したメッセージは、未読を示す太字が通常の字体にかわりますが、これは「開いた」ことを意味しません。
ともこ さんが書きました:
以前友達からのメールを開いたら、ウイルスメールだったので用心したいのですが
ともこ さんが実際にどういう形式でメールを扱っておられるか存じませんが、このようなことが起こるのは、ほとんどの場合 HTML 形式のメッセージを常用しているケースでしょう。
HTML 形式のメッセージは、装飾や体裁の豊富な表現、スクリプトの実行などが実現できる半面、それらの機能を悪用してマルウェアが入り込む温床にもなってきました。
(HTML は本来、文書の論理構造を明確に指定するためのものですが、電子メールにおける HTML 形式は、多くの場合、文章の装飾目的のために使われているのが実情のようです。)
プレーンテキスト形式のメッセージは質素ですが、シンプルな分、メッセージを「開いた」だけでマルウェアに感染するようなことはまずありません。(添付ファイルを不用意に実行するなど、ユーザーが不適切な操作をすればこの限りではありませんが...。)
セキュリティ対策ソフト(ノートンとかウィルスバスターとか)を適切な設定で使っておられるなら、メッセージを受信した段階で不審なものはチェックされるはずなので、HTML メールでもふつうは大丈夫だと思いますが、「用心したい」=「安全性を重視したい」ということであれば、プレーンテキスト形式でメールをやり取りなさることをお勧めします。
少なくとも、ご自身の Thunderbird では、[表示] -> [メッセージの表示形式] -> [プレーンテキスト] で常用されたほうが安心できると思います。
(補足)
ともこ さんが書きました:
サンダーバード3をダウロードしました
現時点での Thunderbird の最新バージョンは 24.0 です。
もし、文字通りバージョン 3.0 / 3.1 系列の Thunderbird をインストールされたのだとしたら、それらは随分前にサポートが終了した旧世代のバージョンです。
安全性を重視なさるのなら、最新バージョンを使うことをお勧めします。
とりあえず以上です。的外れな話だったらすみません。