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に目を通し、OS の種類や Thunderbird のバージョンといった使用環境についての最低限の情報を書き添えることをお勧めします。当方は Windows ユーザーなので Mac OS X の詳細はわかりませんが、Mac ユーザーの方からアドバイスが寄せられるまでのつなぎとして、一般的なことを少々......。
アクア さんが書きました:
新規アカウント設定した時に警告メッセージがでます。内容は以下のようになります。「受信サーバー設定、送信サーバーさ設定ともにドメイン名への接続は暗号化されていません。情報(パスワードなど)が漏洩する恐れがあります。」このように、出るのですが、設定の仕方等分かる方がいましたら、教えて下さい。
Thunderbird で新規アカウント設定をすすめる手順のうち、どの段階でその警告メッセージが出てきますか?
その警告メッセージは、Thunderbird が出しているものですか? それとも、OS あるいはセキュリティ対策ソフトなどが出しているものですか?
ご存知かもしれませんが、一般論としては次のような背景事情があります。
電子メールの送受信が実行される際には、ユーザー側からプロバイダ(または会社・学校など)が提供するメールサーバにアクセスし、認証を経てログインします。
この過程で、認証のためのユーザーID やパスワードが、ユーザー側からサーバー側に送られますが、この通信が暗号化(SSL / TLS)されることで、パスワードなどの重要情報を窃取され難くなり、安全性が向上します。
暗号化は、プロバイダ(または会社・学校などのサーバー)がそのような仕様になっていることが前提です。
ユーザー側が暗号化を望んでも、プロバイダ側が対応していない場合は、平文(暗号化されないままのデータ)で通信がおこなわれます。
アクアさんが設定しようとしているプロバイダが認証の暗号化に対応していない場合は、この警告を無視してアカウント設定を進めるしかないと思います。
一方、プロバイダが認証の暗号化に対応している場合は、Thunderbird での設定は基本的に可能です。
[SSL] または [接続の保護] と、[認証方式] の項目で設定できます。
最近の Thunderbird では、新規アカウント設定が自動化されており、メジャーなプロバイダであれば、この部分を含めて自動的に設定してくれるはずですが、それができないマイナーなプロバイダや会社・学校などの独自サーバーが対象であれば、手動で設定することになります。
[接続の保護] や [認証方式] はいくつかの方式があるので、プロバイダが指示している内容で設定してください。
警告を無視して、とりあえず必要最低限の項目と仮の設定値で Thunderbird に新しいアカウントを作ってしまうことはできます。いったんアカウントを作ると、あとで変更できない項目(POP か IMAP か、など)もありますが、[接続の保護] や [認証方式] は、あとから設定内容を変更できます。
アウトラインだけですが以上です。的外れだったらすみません。
Mac での具体的な設定手順は、Mac ユーザーの方からアドバイスいただけるとありがたいです。