途中から失礼します。
こちらのトピック→
フリーズしてしまう。 との関連があることを念頭に置きつつコメントさせていただきます。
珈琲 さんが書きました:
ブラウザを閉じると暫く何かしら作業が行われているようですが、ディスクが落ち着くまで8分強かかっています。
たしかにディスクへのアクセス時間が長いように思いますが、それがすべて Firefox の処理に関わるものだけなのか、OS レベルの処理(ページングとか)その他も含まれるのか、このお話だけでは判然としませんね。
珈琲 さんが書きました:
pal さんが書きました:
珈琲 さんが書きました:
翌日起動すると各サイトのキャッシュクリアされていません。
どのような方法で確認なさいましたか?
何が、どのように残っているのでしょうか。
その日Firefoxを起動し、各タブのサイトでツール~オプション~詳細~ネットワークを見ると
ヤフーメールが250MB、このフォーラムだと232MB など残っていますので今すぐ消去します。
ダウンロードの履歴は消えています。
「各タブのサイトで」とはどういう意味なのでしょう??
Firefox を起動後、例えば 1 つのタブで Yahoo!メールを開いてログインし、そのあと [オプション] -> [詳細] -> [ネットワーク] の [オフラインデータ] 欄を見ているということですか?
もしそうなら、どこかのページにアクセスして開いた時点で新たなディスクキャッシュが保存されますから、確認としてはまったく無意味です。
Firefox の起動後、どこのページも開いていないブランクな状態で確認しないと、終了時の履歴消去の有無は確認できません。
(関連、後述)
また、[オプション] -> [詳細] -> [ネットワーク] の [オフラインデータ] で確認できるディスクキャッシュは総量であって、各サイト・各タブごとの個別量を確認するものではありません。
「ツール~オプション~詳細~ネットワークを見ると」というのは、そのカテゴリのどの数値ですか。
[現在のディスクキャッシュ量は N bytes です。] の N の数値のことでしょうか?
[オフライン作業用のデータを保存している Web サイト] に表示される各サイトのキャッシュ量のことでしょうか?
また、「ヤフーメールが250MB、このフォーラムだと232MB」というのは、単位としてまさに "メガバイト" なのですか? "キロバイト" の間違いとかではないのですね?
ディスクキャッシュとオフライン作業用データ(オフラインキャッシュ)は、名前や働きは似ていますが制御の仕組みが異なります。
通常のディスクキャッシュは、あるサイトにアクセスしてページを開いた時点で、つまり Firefox が読み込めたデータを自動的にディスクに保存しているものです。
オフラインキャッシュは、サイト側がそれ用の保存データを能動的に指定していないと、ブラウザ側には保存されません。基本的にサイトごとに管理されます(→ [オフライン作業用のデータを保存している Web サイト])。
PC の用途として、ネット接続ができない状態(オフライン)だが Web アプリを使い続けたいといった場合などにオフラインキャッシュ(アプリケーションキャッシュ)は威力を発揮しますが、常時ネット接続している状態(オンライン)ではほとんど使い道はありません。(オフラインキャッシュを無効にする隠し設定もありますし...。)
環境条件や用途にもよりますが、ディスクキャッシュ量は多くとればいいというものではありません。光ファイバーなどのブロードバンドで常時接続しているなら、ゼロ ~ 30 MB ぐらいで十分な場合もあります。
(参考)一般的なディスクキャッシュに対する一つの考え方です。参考にしてください。
http://www.i-sys.biz/Support/Windows/winbrowser.html
珈琲 さんがどのように Firefox(あるいは PC )をお使いなのか想像がつかないのですが、キャッシュの情報を得る手段を紹介しておきますので、その方法でも確認してみてください。
Firefox のロケーションバーに about:cache と入力して Enter キーを押します。
すると、その時点で Firefox が使用しているキャッシュ情報を表示する画面が開きます。
その中の
Disk cache device
が、いわゆる "ディスクキャッシュ" の情報で、実体の保管場所が Cache Directory に示されています。
List Cache Entries をクリックすると、そのとき保存されているキャッシュデータの情報が一覧で表示されます。
そこにある Last modified の日付に着目してください。
前日に Firefox を終了した時間より前の日時のものがあれば、終了時の履歴消去でキャッシュが消えていなかったことになります。しかし、翌日 Firefox を起動して以降の日時のものしかないなら、それは Firefox 起動後に新しくキャッシュされたデータです。
同様に、
Offline cache device
は、オフライン作業用データ(オフラインキャッシュ)の情報で、同じく保管場所が Cache Directory に示されています。
List Cache Entries も上記と同じです。
おわりに、キャッシュ関連で不可解な動作になったとき、最後の力業としてキャッシュの実体ファイルを手動で削除する方法を紹介しておきます。
上の about:cache 画面にある Disk cache device と Offline cache device それぞれの Cache Directory に記されているのが、それらの実体ファイルが保存されている場所です(通常 Windows では隠しディレクトリ)。
ここから手動で cache フォルダと Offline cache フォルダを丸ごと削除することで、ディスクキャッシュとオフラインキャッシュの実体を強制的に消すことができます。
次に Firefox を起動するとき、これらは初期状態で自動的に再生成されます。
もし、cache と Offline cache に不整合やファイルの破損などの問題が起こっていたとしても、これですべて初期化されるため問題解決が期待できる場合があります。
しかし、他のトピックのご質問を合わせて読む限りでは、システム的に不安定な要素が存在する可能性を払拭できません。
その場合、キャッシュ類の処理に問題を起こしているであろう真の原因を解消しないと、同じことがくり返される危険性が残ります。そのことを十分ご理解ください。
長くなりましたが以上です。外してたらすみません。