結果報告ありがとうございました。
なんとか改善されて良かったですね。
たら さんが書きました:
> 3.「受信トレイ」やメッセージの振り分け先フォルダの「最適化」あるいは
> 「フォルダの修復」を実行
Windowsから2回ほどソフトが動いていないとと忠告が出ましたが、
そのまま修復を継続させ、ゴミ箱の中も廃棄したところで通常の動作
になりました。
ということから、
・「受信トレイ」などに大量のメッセージを溜め込んでいた
・削除や移動したメッセージデータが大量に残っていてフォルダが肥大化していた
・同様に要約ファイルが肥大化あるいは不整合が起きていた
などの問題があったために表示(読み込み)に時間がかかったりフリーズするような現象が
起こったと思われます。
【お勧め】
「最適化」を半自動的に実行できるようにしておきましょう。
[ツール] > [オプション] > [詳細] > [ネットワークとディスク領域] > [ディスク領域] で
「ディスク領域を KB 以上節約できるときはフォルダを最適化する」にチェックを入れ
て有効にしておきましょう。
(サイズはデフォルトの 100 KB でいいでしょう)
メッセージの移動や削除などをおこなうと移動元のフォルダでは消えて見えなくなりますが、
実際にはフラグ(位置状態情報)が変更されただけでデータ自体は残っています。
IMAP アカウントの同期でも POP アカウントのようにメッセージをローカルに保存するように
している場合でも受信の度にメッセージデータおよびインデックスデータの書き換え(追加)
をおこなうため「最適化」を実行しないとデータが肥大化します。
メッセージの移動やコピーでもインデックスデータの書き換えが発生するため「最適化」を実
行しないと更にデータが肥大化だけでなく不整合を起こしやすくなります。
Thunderbird の起動時やメッセージの表示などに時間がかかるようになる原因の多くがここ
にあります。
これをこのまま放置しておくとアクセス負荷を増大させたり、不整合を起こすなどいわゆる重
たい状態になるだけでなく、メッセージの重複を起こしたり、最悪の場合メッセージを失ったり
データの一部あるいは全体が破損したりします。
この問題となる肥大化と不整合をお掃除(整合化)をする機能が「最適化」です。
(バージョン 3.0 系までの "牽引を再構築"、3.1 系の "フォルダを修復" の実行も有効です)
情報(データ)が欠けるどころか無くしたり破損させないためにも「最適化」を定期的にあるい
は適時実行する方が重要です。
「最適化」を実行することでデータが整えられて肥大化も最小限に抑えることができますので
起動時やメッセージの表示などもよりスムースになる効果が出てきます。
但し、「最適化」は万能ではありませんので「受信トレイ」などに大量のメッセージを貯め込ん
で制限容量を超えるほどになると機能しなくなるトラブルを起こす可能性があります。
フォルダあたりのメッセージの保管容量は OS にもよりますが通常は 4GB です。
メッセージの追加保存を繰り返すだけでなく、「最適化」と併せて保管容量を快適な操作がで
きる程度に抑制しておくのもトラブル回避のための工夫方法です。
メール自体は単なるデータですがその内容は大切な情報だったりしますので保管も含めてそ
の取り扱いについては日頃からメンテナンスを心がけるようにしましょう。