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作成者 メッセージ
投稿記事Posted: 2009年10月27日(火) 21:58 
Thunderbird を起動すると、「メールボックスにメールを書き込めませんでした」という「警告」が出ます。
これって、新しいメールを受信できない状態になっているのでしょうか。
どうすれば解決できますか。教えてください。


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投稿記事Posted: 2009年10月28日(水) 00:53 
オフライン

登録日時: 2006年9月05日(火) 18:47
記事: 4207
 
タイトルを内容に即したものに変更させていただきました。

警告メッセージは以下の内容でしょうか。
「メールをメールボックスへ書き込めませんでした。ファイルシステムに書き込み権限が
あるか、メールボックスへコピーするのに十分なディスク空き容量があるか確認してくだ
さい。」


その警告メッセージは突然出るようになったのでしょうか?
それとも Thunderbird を使い始めた当初からでしょうか?
アカウント設定でデフォルト(初期設定)の「新着メッセージがないか起動時に確認する」
にチェックが入っていますか?
その他具体的な設定状況や環境条件などを教えてください。

その警告メッセージが出ると考えられるのは、
1.「受信トレイ」にメッセージが大量にあって制限容量を超えようとしている。
2.「受信トレイ」の要約(インデックス)ファイルに不整合が起きている。
3.「受信トレイ」に何らかの原因で書き込み制限がある。
4.その他、セキュリティソフトがブロックしている、プロファイルに不具合がある。
などです。

解決のためには原因がどこにあるのか問題を切り分ける必要があります。
以下の方法で確認してみてください。

1.「受信トレイ」のサイズを確認してみる。
  *[オプション] > [詳細] > [一般] の「フォルダペインにメッセージ数などの列を
   表示できるようにする」にチェックを入れる。

2.「受信トレイ」の [最適化] あるいは [牽引を再構築] を実行してみる。
  *「受信トレイ」を右クリックしたメニュー及び [プロパティ] の中にあります。

3.Thunderbird を管理者権限で実行してみる。あるいは管理者権限で再インスト
  ールする。(通常の再インストールではメッセージデータなどは削除されません)

4.Thunderbird のセーフモードで起動して再現するか確認。
  再現しないのならアドオンが怪しいです。
  セーフモードについては以下を参照。

  「トラブルシューティング - Mozilla Thunderbird 2.0.0.23 リリースノート - Mozilla Japan」
  http://mozilla.jp/thunderbird/2.0.0.23/releasenotes/#troubleshooting

5.上記4.でも再現するのであれば新規プロファイルを作成してそれを適用してみる。
  新規プロファイルの作成方法は以下を参照。
  これで再現しなければそれまでのプロファイルに不具合がありそうです。

  「プロファイルの作成」
  http://www.mozilla-japan.org/support/thunderbird/profile#new
 
 
*質問・投稿する前に フォーラムの利用について を読むのをお勧めします。
*環境として OS の種類、Thunderbird のバージョンぐらいは書き添えましょう。
*質問した後は結果や経緯を必ず書くようにしましょう。

 


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投稿記事Posted: 2009年10月28日(水) 13:48 
>警告メッセージは以下の内容でしょうか。
「メールをメールボックスへ書き込めませんでした。ファイルシステムに書き込み権限が
あるか、メールボックスへコピーするのに十分なディスク空き容量があるか確認してくだ
さい。」

はい。

>その警告メッセージは突然出るようになったのでしょうか?
昨日からとつぜんでるようになりました。Thunderbird は5年以上使っていますが、はじめてのことです。

>アカウント設定でデフォルト(初期設定)の「新着メッセージがないか起動時に確認する」
にチェックが入っていますか?

入っています。設定はいちどもいじっていません。

>その他具体的な設定状況や環境条件などを教えてください。

Thunderbirdを使い始めた時から受信トレイが2系列になっています。
統合したかったのですが、操作ミスで過去のメールが消えたりしたら怖いと
思って、そのままにしています。

Aの受信トレイは1メールアドレスに対応しています。
Bの受信トレイには5つのメールアドレスが登録されていて、フォルダは並列で10個あります。
今回メールが入らなくなっているのはBの受信トレイです。

今回のトラブルで思い当るのは、自動で振り分けられたメールを手動で別のフォルダによく移動していることです。たとえば、ネット通販関係のメールを「ショッピング」フォルダに、友人からのメールを「ともだち」フォルダへ、など。

Aの受信トレイに入ったメールをBの受信トレイのフォルダに移動していたのがいけなかったのでしょうか。自分としては「分類している」つもりだったのですが。ただ、これは長年やってきたことで、昨日までは特に問題はありませんでした。


>その警告メッセージが出ると考えられるのは、
1.「受信トレイ」にメッセージが大量にあって制限容量を超えようとしている。
その可能性はあります。ジャンクメール以外はぜんぶ保存しておきたいので。
古いメールを別の場所に保存して、受信トレイを軽くする方法はありますか。


>2.「受信トレイ」の要約(インデックス)ファイルに不整合が起きている。
おっしゃる意味がわかりません。どういうことでしょうか。

>3.「受信トレイ」に何らかの原因で書き込み制限がある
設定は長年いじっていませんが、突然「書き込み制限」が発生するものなのでしょうか。

>4.その他、セキュリティソフトがブロックしている、プロファイルに不具合がある。
などです。
使用しているのは「ウイルスセキュリティゼロ」です。2年くらい使っていますが、導入以降、thunderbirdに関して特に問題は起きていません。

>解決のためには原因がどこにあるのか問題を切り分ける必要があります。
以下の方法で確認してみてください。

1.「受信トレイ」のサイズを確認してみる。
  *[オプション] > [詳細] > [一般] の「フォルダペインにメッセージ数などの列を
   表示できるようにする」にチェックを入れる。
入れました。メッセージ数などの列が表示されました。右端のKBやMBの数字は何ですか。容量?それとも使用済み容量?

2.「受信トレイ」の [最適化] あるいは [牽引を再構築] を実行してみる。
  *「受信トレイ」を右クリックしたメニュー及び [プロパティ] の中にあります。
[最適化] をしてみました。特に変化はありません。
[牽引を再構築]を実行してから、「受信」をクリックすると、受信トレイに砂時計マークが現れるようになりました。あらたなトラブルが出現しているのでしょうか。

3.Thunderbird を管理者権限で実行してみる。あるいは管理者権限で再インスト
  ールする。(通常の再インストールではメッセージデータなどは削除されません)
「管理者権限で」「実行」とはどういうことですか。
また、「再インストール」はどうやればいいのですか。



4.Thunderbird のセーフモードで起動して再現するか確認。
  再現しないのならアドオンが怪しいです。
セーフモードで起動してみました。砂時計マークは消えました。
でもやはり受信はできません。同じ警告メッセージがメールアドレスの数だけでます。



5.上記4.でも再現するのであれば新規プロファイルを作成してそれを適用してみる。
  新規プロファイルの作成方法は以下を参照。
  これで再現しなければそれまでのプロファイルに不具合がありそうです。

大変なことをしてしまったようです。新規プロファイルの作成中に「キャンセル」してしまいました。
Thunderbirdを起動すると、プロファイル作成画面の続きが表示されるだけで、これまであったメールはひとつも表示されません。わたしはさっきまであったメールをぜんぶ消去してしまったのでしょうか。

そもそも過去のメールを大事に保存しておきたいというのが私の一番の願いなのに、もう取り戻せないのでしょうか。何か方法がありましたら、どうぞ教えてください。よろしくお願いします。


  


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投稿記事Posted: 2009年10月28日(水) 19:15 
kiki さま。

いろいろな可能性を考えた丁寧なお返事をいただき、ありがとうございました。

先の返信では、どうしよう、どうしようとうろたえるあまり、お礼を言うことさえ忘れていました。
すみません。

末尾に赤字で書いた部分は解決しました。(default から開くともとの受信トレイが出てきました。)

しかし、状況は変わっていません。
どうしたら解決できるでしょうか。
ご指導ください。


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投稿記事Posted: 2009年10月28日(水) 20:22 
オフライン

登録日時: 2006年9月05日(火) 18:47
記事: 4207
 
状況についてはおよそわかりました。
まず以下に内容項目別に説明します。

【警告メッセージ】
「メールをメールボックスへ書き込めませんでした。ファイルシステムに書き込み権限が
あるか、メールボックスへコピーするのに十分なディスク空き容量があるか確認してくだ
さい。」
上記の警告メッセージの意味はいくつかの要因で受信メッセージを保管できなくなって
いるということを示しています。
その要因は、
 ・原因は不明だがファイル書き込み権限が変わってしまい制限されている
 ・「受信トレイ」のサイズ(容量)が制限を超えようとしている
などです。

【「受信トレイ」に何らかの原因で書き込み制限がある】
原因は不明ですが OS の不安定な状態や Thunderbird の状態などにより変わってしま
うことが希にあるようです。
PC のログインユーザが管理者権限で無い場合、そのユーザアカウントで Thunderbird
を実行(起動するということです)すると「受信トレイ」などのファイルにアクセスできなくな
ります。
念のため Thunderbird のプロファイルフォルダ内の各ファイルの権限(属性)を確認して
みてください。

再インストールとはもう一度インストールをやり直すということです。
できれば通常のアンインストールをおこなった後に Thunderbird のプログラム本体のあ
るフォルダも綺麗に削除して PC も再起動してからインストールされるといいでしょう。
(間違ってもプロファイルは削除しないこと。メッセージデータも削除されます。)

【フォルダのメッセージ保管サイズ(容量)】
フォルダペインにメッセージ数、サイズが表示されたと思います。
サイズはそのフォルダに保管されているメッセージの全容量です。
KB、MB はその単位です。
OS によってそのサイズ制限が決められますが通常は 4GB です。
この 4GB 以上に新たにメッセージの保管はできません。
繰り返しますが OS の種類は何でしょうか?
問題の起きているその「受信トレイ」のサイズ(容量)はどのくらいでしょうか?


【アカウント設定】
アカウント設定でデフォルト(初期設定)の「新着メッセージがないか起動時に確認する」
にチェックははずしてアカウント毎に一定時間間隔で新着メッセージを確認するように変
更されるのをお勧めします。(とりあえず一時的にでもいいです)
複数のアカウントで起動と同時にサーバにアクセスして受信するようにしているとデータ
の書き込みが頻繁におこなわれて負荷が高くなるのを避けるためです。

【共通受信トレイ】
1つの「受信トレイ」を5つのアカウントで統合して使用しているのは共通受信トレイ機能
を利用していることになります。
今回はその「受信トレイ」で起きた問題ですね。
[参照]Mozilla Japan - Thunderbird サポート - ナレッジベース - 共通受信トレイ

【メッセージの移動・コピー】
古いバージョンではバグがあって不具合が起きることがありました。
繰り返しますがお使いの OS の種類や Thunderbird のバージョンは最低書き添えてくだ
さい。

【古いメールを別の場所に保存して、受信トレイを軽くする方法】
Thunderbird などのメールソフトはデータの保管庫ではありませんので古いメッセージな
どは適時別の場所にバックアップ保管するのは賢明だと思います。
方法はいくつかあります。
 ・保管したいフォルダごとバックアップコピーして保管
 ・プロファイルフォルダごとバックアップ保管
 ・個別メッセージごとにバックアップ保管
ここでは詳しい方法には触れません。
それよりもまずは「受信トレイ」には大量のメッセージを溜め込むのを避けて適時並列配
置のサブフォルダに振り分け保管するのをお勧めします。

【「受信トレイ」の要約(インデックス)ファイルの不整合】
メッセージはメッセージ本体のファイルとインデックスファイルのペアで保管しています。
インデックスファイル(拡張子 .msf)とはメッセージの格納情報です。
インデックスファイルを長年そのままにしていると肥大化し、不整合が起きやすくなります。
メッセージの削除はその符号が付くだけで実際には削除されていません。
[最適化] や [牽引を再構築] を実行しないと削除したメッセージがそのまま残り、フォル
ダのサイズ(容量)も肥大化します。

注:[最適化] や [牽引を再構築] は実行は処理のために時間がかかる場合があります。
  終了の表示が出るまで待ってから確認してみてください。

[牽引を再構築] を実行しても改善されない(サイズに変化が無い)場合は Thunderbird
を終了させた状態でインデックスファイル(受信トレイならば Inbox.msf)を削除してみて
ください。次に Thunderbird を起動した際に自動的に再生成します。
(Inbox.msf のある場所はわかりますか?)

[お勧め]
・「最適化」を半自動的に実行できるようにしておきましょう。
 [ツール] > [オプション] > [詳細] > [ネットワークとディスク領域] > [ディスク
 領域] で「ディスク領域を  KB 以上節約できるときはフォルダを最適化する」に
 チェックを入れて有効にしておきましょう。
 (サイズはデフォルトの 100 KB でいいでしょう)

【セキュリティソフトがブロックしている(ウイルスセキュリティゼロ)】
セキュリティソフトが受信メッセージをスキャンするために横取りしたまま保管をブロック
してしまうことがあるようです。
セキュリティソフトの自動プログラムアップデート(更新)で仕様変更となる可能性もあり
ますので念のため確認しておいた方がよろしいかと思います。


【プロファイルフォルダの場所】
[Windows Vista]
C:\Users\<ユーザ名>\AppData\Roaming\Thunderbird\Profiles\<profile folder>
[Windows 2000、XP]
C:\Documents and Settings\<ユーザ名>\Application Data\Thunderbird\Profiles\<profile folder>
[Windows NT]
C:\WINNT\Profiles\<ユーザ名>\Application Data\Thunderbird\Profiles\<profile folder>
[Windows 98、ME]
C:\Windows\Application Data\Thunderbird\Profiles\<profile folder>
[Mac OS X]
~/Library/Thunderbird/Profiles/<profile folder>
[Linux および Unix システム]
~/.thunderbird/Profiles/<profile folder>

注1:Windows 2000/XP の "Application Data" フォルダ、Windows Vista の "AppData"
   フォルダは隠し属性です。
   エクスプローラの「フォルダオプション」→「表示」→「詳細設定」の「すべての
   ファイルとフォルダを表示する」をチェックすればエクスプローラ上で表示可能に
   なります。
注2:エクスプローラの「フォルダオプション」→「表示」→「詳細設定」の「登録され
   ている拡張子は表示しない」のチェックをはずせばエクスプローラ上ですべての拡
   張子が表示可能になります。
 
 
問題を切り分ける方法を5つ紹介しました。
落ち着いて順番に確認と作業をおこなってみて何かしら変化があるかどうか改善される
かどうかを試してみましょう。
新規プロファイルを作成・適用する際はあらかじめメッセージをサーバに残すように設定
しておいた方がいいでしょう。


*質問・投稿する前に フォーラムの利用について をきちんと読みましょう。
*環境として OS の種類、Thunderbird のバージョンぐらいは書き添えましょう。
*投稿当初の内容と直接関係ない、あるいは新たな別の質問は新規に投稿しましょう。

 


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投稿記事Posted: 2009年10月29日(木) 00:48 
kiki さんが書きました:
 
状況についてはおよそわかりました。
まず以下に内容項目別に説明します。

【警告メッセージ】
「メールをメールボックスへ書き込めませんでした。ファイルシステムに書き込み権限が
あるか、メールボックスへコピーするのに十分なディスク空き容量があるか確認してくだ
さい。」
上記の警告メッセージの意味はいくつかの要因で受信メッセージを保管できなくなって
いるということを示しています。
その要因は、
 ・原因は不明だがファイル書き込み権限が変わってしまい制限されている
 ・「受信トレイ」のサイズ(容量)が制限を超えようとしている
などです。

【「受信トレイ」に何らかの原因で書き込み制限がある】
原因は不明ですが OS の不安定な状態や Thunderbird の状態などにより変わってしま
うことが希にあるようです。
PC のログインユーザが管理者権限で無い場合、そのユーザアカウントで Thunderbird
を実行(起動するということです)すると「受信トレイ」などのファイルにアクセスできなくな
ります。
念のため Thunderbird のプロファイルフォルダ内の各ファイルの権限(属性)を確認して
みてください。
下に解説していただいた方法で試してみましたが、Thunderbird のプロファイルフォルダにアクセスすることができませんでした。pplication Dataのフォルダを開いてもThunderbird がないのです。
それから、「ファイルの属性」とはどういうことでしょうか。


再インストールとはもう一度インストールをやり直すということです。
できれば通常のアンインストールをおこなった後に Thunderbird のプログラム本体のあ
るフォルダも綺麗に削除して PC も再起動してからインストールされるといいでしょう。
(間違ってもプロファイルは削除しないこと。メッセージデータも削除されます。)

「プロファイルを削除しない」ためにはどうすればいいですか。

【フォルダのメッセージ保管サイズ(容量)】
フォルダペインにメッセージ数、サイズが表示されたと思います。
サイズはそのフォルダに保管されているメッセージの全容量です。
KB、MB はその単位です。
OS によってそのサイズ制限が決められますが通常は 4GB です。
この 4GB 以上に新たにメッセージの保管はできません。
繰り返しますが OS の種類は何でしょうか?

Windows XPです。

問題の起きているその「受信トレイ」のサイズ(容量)はどのくらいでしょうか?

合計で60MBほどです。


【アカウント設定】
アカウント設定でデフォルト(初期設定)の「新着メッセージがないか起動時に確認する」
にチェックははずしてアカウント毎に一定時間間隔で新着メッセージを確認するように変
更されるのをお勧めします。(とりあえず一時的にでもいいです)
複数のアカウントで起動と同時にサーバにアクセスして受信するようにしているとデータ
の書き込みが頻繁におこなわれて負荷が高くなるのを避けるためです。

そのように設定しました。

【共通受信トレイ】
1つの「受信トレイ」を5つのアカウントで統合して使用しているのは共通受信トレイ機能
を利用していることになります。
今回はその「受信トレイ」で起きた問題ですね。
[参照]Mozilla Japan - Thunderbird サポート - ナレッジベース - 共通受信トレイ

【メッセージの移動・コピー】
古いバージョンではバグがあって不具合が起きることがありました。
繰り返しますがお使いの OS の種類や Thunderbird のバージョンは最低書き添えてくだ
さい。

「Thunderbird のバージョン」はどうやればわかりますか。
私の記憶では、Thunderbird も Firefox も自動更新されているように思いますが。


【古いメールを別の場所に保存して、受信トレイを軽くする方法】
Thunderbird などのメールソフトはデータの保管庫ではありませんので古いメッセージな
どは適時別の場所にバックアップ保管するのは賢明だと思います。
方法はいくつかあります。
 ・保管したいフォルダごとバックアップコピーして保管
 ・プロファイルフォルダごとバックアップ保管
 ・個別メッセージごとにバックアップ保管
ここでは詳しい方法には触れません。
それよりもまずは「受信トレイ」には大量のメッセージを溜め込むのを避けて適時並列配
置のサブフォルダに振り分け保管するのをお勧めします。

受信トレイにはたくさんのメールが溜まらないようになっています。。
メールアドレスごとに、指定したサブフォルダに自動的に入るようにフィルタ設定してあるからです。


【「受信トレイ」の要約(インデックス)ファイルの不整合】
メッセージはメッセージ本体のファイルとインデックスファイルのペアで保管しています。
インデックスファイル(拡張子 .msf)とはメッセージの格納情報です。
インデックスファイルを長年そのままにしていると肥大化し、不整合が起きやすくなります。
メッセージの削除はその符号が付くだけで実際には削除されていません。
[最適化] や [牽引を再構築] を実行しないと削除したメッセージがそのまま残り、フォル
ダのサイズ(容量)も肥大化します。

インデックスファイルとは「件名」のことですか。

注:[最適化] や [牽引を再構築] は実行は処理のために時間がかかる場合があります。
  終了の表示が出るまで待ってから確認してみてください。

[牽引を再構築] を実行しても改善されない(サイズに変化が無い)場合は Thunderbird
を終了させた状態でインデックスファイル(受信トレイならば Inbox.msf)を削除してみて
ください。次に Thunderbird を起動した際に自動的に再生成します。

(Inbox.msf のある場所はわかりますか?)
わかりません。

[お勧め]
・「最適化」を半自動的に実行できるようにしておきましょう。
 [ツール] > [オプション] > [詳細] > [ネットワークとディスク領域] > [ディスク
 領域] で「ディスク領域を  KB 以上節約できるときはフォルダを最適化する」に
 チェックを入れて有効にしておきましょう。
 (サイズはデフォルトの 100 KB でいいでしょう)

100KBではじめからチェックが入っています。

【セキュリティソフトがブロックしている(ウイルスセキュリティゼロ)】
セキュリティソフトが受信メッセージをスキャンするために横取りしたまま保管をブロック
してしまうことがあるようです。
セキュリティソフトの自動プログラムアップデート(更新)で仕様変更となる可能性もあり
ますので念のため確認しておいた方がよろしいかと思います。

どのようにすれば確認できますか。


【プロファイルフォルダの場所】
[Windows Vista]
C:\Users\<ユーザ名>\AppData\Roaming\Thunderbird\Profiles\<profile folder>
[Windows 2000、XP]
C:\Documents and Settings\<ユーザ名>\Application Data\Thunderbird\Profiles\<profile folder>

[Windows NT]
C:\WINNT\Profiles\<ユーザ名>\Application Data\Thunderbird\Profiles\<profile folder>
[Windows 98、ME]
C:\Windows\Application Data\Thunderbird\Profiles\<profile folder>
[Mac OS X]
~/Library/Thunderbird/Profiles/<profile folder>
[Linux および Unix システム]
~/.thunderbird/Profiles/<profile folder>

注1:Windows 2000/XP の "Application Data" フォルダ、Windows Vista の "AppData"
   フォルダは隠し属性です。
   エクスプローラの「フォルダオプション」→「表示」→「詳細設定」の「すべての
   ファイルとフォルダを表示する」をチェックすればエクスプローラ上で表示可能に
   なります。
注2:エクスプローラの「フォルダオプション」→「表示」→「詳細設定」の「登録され
   ている拡張子は表示しない」のチェックをはずせばエクスプローラ上ですべての拡
   張子が表示可能になります。
 
 
問題を切り分ける方法を5つ紹介しました。
落ち着いて順番に確認と作業をおこなってみて何かしら変化があるかどうか改善される
かどうかを試してみましょう。
新規プロファイルを作成・適用する際はあらかじめメッセージをサーバに残すように設定
しておいた方がいいでしょう。
とりあえずそのように設定しました。
提案していただいた作業はほぼ実行できたと思いますので、明朝、何か変化があるかどうか、確認してみます。きょうはありがとうございました。
明日結果報告をいたします。




*質問・投稿する前に フォーラムの利用について をきちんと読みましょう。
*環境として OS の種類、Thunderbird のバージョンぐらいは書き添えましょう。
*投稿当初の内容と直接関係ない、あるいは新たな別の質問は新規に投稿しましょう。

 


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投稿記事Posted: 2009年10月29日(木) 15:40 
朝、Thunderbird を起動したところ、状況はまったく変わっていませんでした。

言い忘れていましたが、受信はできなくても送信はできる状態です。

ウイルスセキュリティに関して、まだ何もやっていないなと思い、午前中、いろいろ作業してみました。

そうこうするうち、ウイルスセキュリティゼロの履歴にたどりつきました。
Thunderbird のメール受信に不具合が生じた頃とほぼ合致するのではないかと思われる履歴がでてきました。

「プログラム」欄ですが、25日23:33までずっと続いていた「メール自動検査」が、
27日10:41から「ウイルス自動検知」に変わっています。以降、本日29日10:00amに至る
12項目はすべて下記のような履歴になっています。


プログラム:ウイルス自動検知
名前:Thunderbird\Profiles\1gx1230k.default\Mail\Local Folders\Inbox
説明:EmailWorm
状態:ウイルスは発見されませんでした。
設定:アクセスを拒否しました。

これが今回の不具合に関係があるような気がしますが、お考えをお聞かせください。

と、ここでやめておけばよかったのに、「隔離または削除をして下さい」とあるのが気になって、ウイルススキャンをかけて、浮上したファイル(Emailworm とあった)をひとつ「削除」してしまいました。

削除したあとThunderbird を起動したら、受信トレイのサブフォルダがぜんぶ消えていました。送信済みアイテムと下書き以外、メールは一つも残っていません。
がっかりして、力が抜けました。

もうだめですね。何もかも。


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投稿記事Posted: 2009年10月29日(木) 16:52 
オフライン

登録日時: 2006年9月05日(火) 18:47
記事: 4207
 
まずはじめに全文引用するのはやめてください。
次に語句、用語類はある程度ご自身で調べて理解を深めるように心が
けてください。
何でもわからないこと、知らないことは尋ねればいいというものではあり
ません。

「受信トレイ」のサイズ(容量)は十分余裕があることがわかりました。
セキュリティソフトの確認で問題の原因らしき状況が確認できたようです
が、先に質問のあった部分に回答します。

clubmomo さんが書きました:
下に解説していただいた方法で試してみましたが、Thunderbird のプロファイルフォルダにアクセスすることができませんでした。Application Dataのフォルダを開いてもThunderbird がないのです。

【プロファイルフォルダの場所】
[Windows XP]
C:\Documents and Settings\<ユーザ名>\Application Data\Thunderbird\Profiles\<profile folder>
おそらく上記の <ユーザ名> が間違っていると思われます。
Thunderbird をインストールしたログインユーザ名で探してください。

clubmomo さんが書きました:
それから、「ファイルの属性」とはどういうことでしょうか。

ファイルを右クリックして [プロパティ] > [全般タブ] > 最下段に「属性」
があります。
申し訳ありませんがそれ以上はご自分で調べてください。

clubmomo さんが書きました:
「プロファイルを削除しない」ためにはどうすればいいですか。

通常のアンインストールでは削除されることはありません。
念のため誤って大事なメッセージデータなどを削除しないように注意を
促しました。
[参照]Mozilla Japan - Thunderbird サポート - ナレッジベース - アンインストール方法 (Windows)

clubmomo さんが書きました:
「Thunderbird のバージョン」はどうやればわかりますか。
私の記憶では、Thunderbird も Firefox も自動更新されているように思いますが。

自動更新とバージョンは別物です。
メニューの [ヘルプ] > [Mozilla Thunderbird について] で確認できます。

clubmomo さんが書きました:
インデックスファイルとは「件名」のことですか。

違います。
せっかくのインターネットですから「インデックス」「index」の用語の意味
を調べてみましょう。

kiki さんが書きました:
(Inbox.msf のある場所はわかりますか?)
clubmomo さんが書きました:
わかりません。

[Windows XP]
C:\Documents and Settings\<ユーザ名>\Application Data\Thunderbird\Profiles\<profile folder>\Mail
上記の Mail フォルダ配下のアカウント別フォルダ内にあります。
(POP の場合)


次に「ウイルスセキュリティゼロ」についてです。
clubmomo さんが書きました:
これが今回の不具合に関係があるような気がしますが、お考えをお聞かせください。

「ウイルス自動検知」機能が問題を引き起こしている原因と仮定するのな
らば一旦それを無効にするなどして機能除外して正常に受信できるか試
してみればわかるのではありませんか。

削除したメッセージフォルダの復元方法まではわかりません。
詳しいことは「ウイルスセキュリティゼロ」の販売元・配布元にお尋ねくださ
い。

[参考]
セキュリティ(ウイルス)ソフト関連の設定として Thunderbird には以下の
項目があります。
チェックを入れることでうまく問題を回避できるかも知れません。

  
 
メッセージが本当に削除されたならば元に戻すのは不可能ですがサーバ
に残っているメッセージは再度受信することは可能です。
 


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投稿記事Posted: 2009年10月29日(木) 21:57 
回答ありがとうございます。

プロファイルフォルダの場所がわかりました。

それから、Thuderbird は バージョン 2.0.0.23 でした。

ご提案どおり、Thunderbirdセキュリティ(ウイルス)ソフト関連の設定の部分に
チェックを入れました。

「ウイルス自動検知」機能の一部を無効にしてみましたが、受信できるようにはなりませ
んでした。

当面、受信できない4つのアカウントを Outlook Express で受信するようにしました。
これで安心して次の作業に取り組むことができます。

やはり結論はアンインストールと再インストールでしょうか。

これまでいただいたアドバイスをしっかりと頭においてトライしてみます。


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投稿記事Posted: 2009年10月29日(木) 22:41 
オフライン

登録日時: 2006年9月05日(火) 18:47
記事: 4207
 
clubmomo さんが書きました:
プロファイルフォルダの場所がわかりました。

それから、Thuderbird は バージョン 2.0.0.23 でした。

了解しました。
バージョン 2.0.0.23 は現在の最新バージョンですね。

clubmomo さんが書きました:
「ウイルス自動検知」機能の一部を無効にしてみましたが、受信できるようにはなりませ
んでした。

了解しました。

clubmomo さんが書きました:
やはり結論はアンインストールと再インストールでしょうか。

いいえ、違います。
先に紹介した5つの切り分け方法を試して結果を確認するのと新たに発見した
セキュリティソフトの機能設定やそれとの関連を確かめることです。
特に新規プロファイルの作成と適用は多くのケースで解決した事例が多いよう
です。
また念のためプロファイルの属性の確認などもした方がいいでしょう。
他にも原因となっている問題があるかも知れません。
引き続きがんばってみてください。
 


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投稿記事Posted: 2009年10月30日(金) 10:19 
オフライン

登録日時: 2005年12月19日(月) 23:05
記事: 105
一点だけ気になったので指摘しておきます。
#もしかしたら見落としているだけかもしれません。

clubmomo さんが書きました:
削除したあとThunderbird を起動したら、受信トレイのサブフォルダがぜんぶ消えていました。送信済みアイテムと下書き以外、メールは一つも残っていません。

受信トレイのサブフォルダへ受信トレイのメールを移動しても、受信トレイのファイルサイズは変わりません。
受信トレイやごみ箱と同じ階層にフォルダを作り、そこに移動するようにする必要があります。
今後のメール管理の参考にしていただければと思います。


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投稿記事Posted: 2009年11月14日(土) 22:16 
kiki さま

今以上のトラブルに陥りたくない一心で、ずるずるとOutlookを使っていましたが、さきほどやっと
決断し、よい結果が得られました。

おそるおそる新しいプロファイルを作成し、このプロファイルを使うよう設定しました。

そのあと、profiles.ini を開き、新しいほうのPath= の行をそっくり、古いプロファイルのPath= の行で上書きしました。

びくびくものでthunderbird を起動しましたら、なんと、送受信ともにできるようになっていました。
解決です!

おっしゃっていたとおり、「新しいプロファイルを作成する」が正解だったのですね。
ほんとにありがとうございました。


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 記事の件名: sakuraya さま
投稿記事Posted: 2009年11月14日(土) 22:23 
sakurayaさま

10個あまりあったサブフォルダがメールごと消えてしまった、としばらく意気消沈していましたが、「せめてフォルダだけでも」と思い、もとの名前で作成しましたら、なんと消えたはずのメールがぜんぶフォルダの中から出現しました。

どういうメカニズムかはわかりませんが、とにかく大切なメールが戻ってきてホッとしています。
ご親切にアドバイスありがとうございました。


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