ファイル操作をおこない、メッセージの結合をおこないます。
間違わないように慎重におこなってください。
念のため新旧プロファイルフォルダは別の場所にバックアップコピーを取っておいてください。
[1]旧プロファイルからメッセージデータの取り出し
プロファイルフォルダ内の Mail フォルダ内の該当アカウント毎にメッセージデータが
保管されています。まずそれを取り出します。
サブフォルダは xxxx.sbd です。
サブフォルダ名が "業務" なら "業務" と "業務.msf" というファイルがあります。
このうち "業務" というファイルのみをデスクトップなどのわかりやすい場所にコピーします。
*拡張子 .msf の無いファイルがメッセージデータです。
[2]Thunderbird に移動用の仮フォルダを作成する
Thunderbird を起動してわかりやすい場所に仮のフォルダを新たに作ります。
例えば "業務A" とします。
(訂正: "移動A" を "業務A" にしました)
Thunderbird を終了します。
[3]メッセージデータを移動する
新プロファイル内の Mail フォルダ内にある新規に作った "業務A" フォルダを探します。
そのフォルダ内に [1] で取り出した "業務" ファイルをコピーします。
そして "業務A" と "業務A.msf" ファイルは削除します。
[4]確認と後処理
Thunderbird を起動します。
"業務A" フォルダ内に旧プロファイルから取り出しコピーしたメッセージがあるか確認します。
後は本来保管しておきたいフォルダにメッセージを移動するなりコピーするなりの処理をします。
メッセージ数が大量の場合大変な作業になりますが仕方ありません。
アドオンの利用でまとめて移動する方法もありますが不具合で壊れると余計に手間ですので。
*仮フォルダ "業務A" などはメッセージの移動・結合などの整理が確認できたら削除です。
[5]他の旧メッセージも同様に
他の旧プロファイル内のメッセージデータも上記の[1]-[4]の方法で同様に移動・結合します。
[補足]
・メッセージを移動したり、コピーした後は必ず「最適化」あるいは「牽引を再構築」を実行して
ください。設定すれば「最適化」の自動化もできます。
参照:
Thunderbird のメッセージフォルダの最適化 - えむもじら
・受信トレイ直下にサブフォルダを作り、メッセージを溜め込むのは不具合の元になりますので
やめた方がいいです。受信トレイと並行した場所にフォルダを作るか移動してください。