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トピックのレビュー - プロファイルフォルダーが(ネットワークドライブ)の場合、Ver128.10.1に更新されるとメール本文が表示されなくなる
作成者 メッセージ
  記事の件名:  Re: プロファイルフォルダーが(ネットワークドライブ)の場合、Ver128.10.1に更新されるとメール本文が表示され  引用付きで返信する
訂正があります。
regression window 等と書かれていないので見過ごしていましたが、すでに原因パッチは特定されていたみたいです。
https://hg-edge.mozilla.org/releases/co ... e8885805e9
コード:
+    if (filePath.Length() >= 2 &&
+        (filePath.CharAt(1) == '/' || filePath.CharAt(1) == '%' ||
+         filePath.CharAt(1) == '\\')) {
+      // Disallow UNC mailbox:// access.
+      return NS_ERROR_UNEXPECTED;
+    }

'\\'で始まるUNCパスは問答無用に「NS_ERROR_UNEXPECTED」を返すようになっていました。

ということで、SUPERJET さん

    エンタープライズユーザーが望んでいることは一刻も早くこのパッチをバックアウトすることであり、
    リモートのメールボックスをブロックする検討はエンタープライズユーザーを減らすことになる覚悟で別途やってください

とコメントしてやりましょう。
投稿記事 Posted: 2025年5月18日(日) 00:08
  記事の件名:  Re: プロファイルフォルダーが(ネットワークドライブ)の場合、Ver128.10.1に更新されるとメール本文が表示され  引用付きで返信する
Bug 1966256 を見ていて気がついたのですが、regression キーワードが設定されているものの、いまだ regression window(regression range)が提示されておらず、リグレッション原因が特定されていません。
エンタープライズの現場を無視したおかしな仕様変更の検討を始めているのはこれが原因かと思います。
リグレッションなら、まずはその原因を(可能なら)元に戻して修正するというのが基本のはずです。
仕様変更が必要なら、修正してから別途提案して検討するのが筋というものかと思います。

私はテスト環境を用意できないので対応できません。

SUPERJET さん
mozregression で調べていただけないでしょうか。
使い方は下記を参考にしてください。
mozregressionを使って、いつFirefoxの機能が壊れたのかを調べる - 2018-07-18 - ククログ
投稿記事 Posted: 2025年5月17日(土) 11:19
  記事の件名:  Re: プロファイルフォルダーが(ネットワークドライブ)の場合、Ver128.10.1に更新されるとメール本文が表示され  引用付きで返信する
本件、発生原因と状況は異なりますが、結果として起きている現象自体は下記トピックと同じですね。

サンダーバード サブフォルダー内のメール本文が見れない
viewtopic.php?f=3&t=23128#p79756
Raaa さんが書きました:
本文が表示されないメールのタイトルをクリックすると、以下のエラーが出力されました。

Uncaught NS_ERROR_UNEXPECTED: Component returned failure code: 0x8000ffff (NS_ERROR_UNEXPECTED) [nsIMsgMessageService.loadMessage]
displayMessage chrome://messenger/content/aboutMessage.js:375
displayMessage chrome://messenger/content/message-pane.mjs:359
_onSelect chrome://messenger/content/about3Pane.js:4647
handleEvent chrome://messenger/content/about3Pane.js:4438
onSelectionChanged chrome://messenger/content/tree-view.mjs:1703
_selectSingle chrome://messenger/content/tree-view.mjs:1505
handleEvent chrome://messenger/content/tree-view.mjs:422
aboutMessage.js:375

Bug 1960372 Japanese name Local Account Windows Users Cannot Access Japanese name Folders in Thunderbird 137

これはWindowsのローカルアカウントで非ラテンのユーザー名①を使用し、さらに非ラテンのメールフォルダー②を作成した場合、①と②で異なるエンコードが混合したパスとなってそれを処理できなくなったという退行バグでした。

それに対して本件の場合は
Bug 1966256 v138.0.1 Severely Broken - Can't view any message - if profile was using UNC path

UNCパスが使用されているとアクセスできなくなったという退行バグということになります。

Cai さんが書きました:
修正パッチが既に検討されていますので、それのテストの完了次第それぞれ .2 がリリースされると思われます。

現在上がっているパッチは、我々ユーザーが期待している修正(単純にUNCパスのプロファイルにアクセスできるようにする)ではありません。
UNCパスは許可するがリモートはブロックしたいみたいで、そのために「.」や「:」そして%エンコーディングをチェックしてエラーとし、「mail.allowed_unc_hosts」という設定にリストしたホストは許可するということのようです。
すでにコードレビューでツッコミが入っていますが、そもそもの方針(IPアドレスやドメイン付きをブロック→ホワイトリストで許可)からではありますが、ロジックも破綻していてひどいものです。

このままですと、修正ではなく、企業ユーザーを大きく失うような仕様変更となる可能性があります。

ということで、SUPERJET さん
そういう観点でのコメントをしに行ったほうがいい気がします。
企業ユーザーは、こういうUNCパスのネットワーク上のフォルダーにアクセスできないと仕事にならないと
UNCパスの例を示すとよいでしょう。
本物を提示するのは無理ですが、具体的にイメージできる例がよいですね。

それで回避策ですが、「ネットワークドライブの割り当て」で任意のドライブレターにマウントしておけば問題ないはずです。
投稿記事 Posted: 2025年5月17日(土) 10:36
  記事の件名:  Re: プロファイルフォルダーが(ネットワークドライブ)の場合、Ver128.10.1に更新されるとメール本文が表示され  引用付きで返信する
Bug 1966256 のほうに SUPERJET さんがコメントされた後でステータスが
引用:
status-thunderbird_esr128: --- → affected
Whiteboard: [regression v138.0.1] → [regression v138.0.1][regression v128.10.1]

と変更されています。138.0.1 および 128.10.1 での後退バグとなります。
修正パッチが既に検討されていますので、それのテストの完了次第それぞれ .2 がリリースされると思われます。
投稿記事 Posted: 2025年5月17日(土) 01:39
  記事の件名:  プロファイルフォルダーが(ネットワークドライブ)の場合、Ver128.10.1に更新されるとメール本文が表示されなくなる  引用付きで返信する
■現象について

プロファイルフォルダーが(ネットワークドライブ)の場合、 Ver128.10.1に更新されるとメール本文が表示されなくなります。
私が確認した限りでは後述する手順で再現性はありました。
 
■私の確認環境

Thunderbirdのバージョン:Ver128.10.1(現象が発生する)/ Ver128.10.0(現象が発生しない)
メールアカウント:POP(OCN)
セキュリティソフト:Windows Defender
Hyper-v仮想マシン環境(Windows11 Ver.24H2 Build26100.4061)
プロファイルフォルダーの場所(Hyper-v仮想マシンを構築した接続元マシンのフォルダを指定)

■おおまかな再現手順について

  1. Hyper-v仮想マシン環境にThunderbird Ver128.10.1をインストールします。
  2. Win + Rを実行し、「ファイル名を指定して実行」を表示、名前の部分に「thunderbird -ProfileManager」と入力してOKをクリックします。
  3. ユーザープロファイルの選択画面が表示されたら「新しいプロファイルを作成」をクリックします。
  4. プロファイル作成ウィザード画面が表示されるので「次へ」をクリックします。
  5. プロファイルの保存先を指定する画面が表示されますので「フォルダーを選択」をクリックしてネットワーク上のフォルダ(UNCパス 例:\\<IPアドレス>\TBProfile)を指定します。
  6. 新しいプロファイル名を入力します。(TestUserと指定しました)
  7. あなたのユーザー設定やユーザーデータの保存先に表示されるパスを確認して「完了」をクリックします。
  8. ユーザープロファイルの選択画面の「Thunderbirdを起動」をクリックします。
  9. POPのメールアカウントを使用してメールの設定を行います。
  10. メールを受信します。
  11. 受信トレイにあるメールの件名をクリックします。

メッセージペインにメール本文が表示されません。  

■私が確認したことについて

①プロファイルフォルダーがローカルディスクの場合は現象が発生しません。
②IMAPでは現象が発生しません。
③Ver128.10.0に戻すと現象が発生しなくなります。
④32bit版、64bit版どちらのThunderbird Ver128.10.1でも現象が発生します。(Ver.138など他のメジャーバージョンについては調べていません)
⑤プロセスモニターを使用して確認しましたが、受信トレイのメールの件名をクリックした際、ネットワークフォルダーのINBOXファイルにアクセスがありませんでした。
⑥Thunderbirdのエラーコンソールを起動して受信トレイのメールの件名をクリックした際、エラーが出ていることを確認しました。内容はわかっておりませんが、どの件名のメールをクリックしても同様のエラーが表示されているように見受けられました(エラーコンソールの画面を添付します。)

■回避策

Thunderbirdの自動更新設定を「更新を確認するが、インストールするかどうかを選択する」に変更
旧バージョンのインストーラーをダウンロードして上書きインストールする。

■類似事例確認について

バージョンは異なりますが、合致していそうな報告を1件確認しました。

v138.0.1 Severely Broken - Can't view any message - if profile was using UNC path
Bug1966256


添付ファイル:
エラーコンソール画面.jpg
エラーコンソール画面.jpg [ 143.76 KiB | 表示数: 192 回 ]
投稿記事 Posted: 2025年5月16日(金) 16:13

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