引用:
何か設定で自動的にエンコーディングを選んで文字化けせずに表示させることはできないのでしょうか?
万全の対処はないです。
フォルダ全部が同じエンコーディングなら次の方法で設定できます。
1. Thunderbird のメインウィンドウでフォルダを右クリック(コンテキストメニューを出す)して「プロパティ」を選択
2. パネル「プロパティ」の「規定の文字エンコーディング」をお好きなエンコーディングに変更
3. パネル「プロパティ」の「この設定をフォルダ内の全ての…(以下略)」にチェックを入れる
でも、迷惑メールと他のメールが両方入っているフォルダだと、どれかが化けるでしょう。
この問題は Mozilla Japan 側では送信者の問題としています。
Mozilla Japan ナレッジベース - メッセージの件名が文字化けしたり「?」になってしまう
http://www.mozilla-japan.org/kb/solution/3020この主張には一分の理があると私は感じています。そう思う人がある程度いる(と思う)ので Thunderbird は修正されていません。
電子メールには文字エンコードの自動判別をしなくていいようにメールの中に「このメールは○○○のエンコードで書かれています」と書くことができるようになっています。
迷惑メールの中の結構な数は、正しいエンコードを書くでもまったく書かないでもなく、でたらめなエンコードを書いてしまっています。現実にはサブジェクト・本文は Shift_JIS で書いてあるのに「このサブジェクト・本文は ISO-2022-JP で書いてある」と書いてあったりします。
そんな時送信者の指示と自分の判断とどちらを信用するかという話になりますが、Thunderbird は送信者の指示を信用することをポリシーとしています。
逆に Outlook Express や昔の Netscape Messenger などは、日本語のメールしか来ないと分かっていれば自分で判断したほうがいいと、送信者の指示があっても自動判別します。
どちらが送信者の意思を尊重しているといえるのか、意見が分かれそうなところが難しいです。
あと、付け足しのほうを引用してしまいますが、
引用:
Fierfox1.07も 「http://www.jmra.or.jp/」を見ると文字化けして同様に文字のエンコーディングで日本語を選ばないと正常に表示できません。
これはバグかサイトの問題か微妙です。HTML に
引用:
<!META name="JMRA"; CHARSET=x-euc-jp>
<meta http-equiv="Content-Type" content="text/html; charset=x-sjis">
エンコーディングの設定が二つ、一方は正しい書き方で、他方はちょっと間違った書き方で、書いてあります。
Shift_JIS を選べば文字化けしなかったのですが、Firefox 1.0.7 は、EUC-JP だと判断してしまいました。
これはサイトが悪いのか、無視し忘れた Firefox が悪いのか、やっぱり意見が分かれるところだと思います。