ツールバーをカスタマイズで「伸縮自在のスペース」を入れたのですが、このスペースの長さは自分では調整できないようです。
ずっと以前はスペースの長さを自分で調節できたと思います。
Firefoxのウインドウ幅を伸縮させてみるとこのスペースの幅は自動的に変わるようですが、それが「伸縮自在」ということなのでしょうか？
自分で調節できなければ「伸縮自在」とは言えないように思います。

この状態は仕様であり不具合ではないのでしょうか。
「伸縮自在」と翻訳された訳し方が不適切であったということでしょうか。

環境はWindows11、Firefoxは113.0.2 (64 ビット)です。

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Mozilla/5.0 (Windows NT 10.0; Win64; x64; rv:109.0) Gecko/20100101 Firefox/113.0

日本語版で「伸縮自在のスペース」となっているものの英語表記は「Flexible Space」です。
「自在」と言ってしまうと確かに違和感がないわけではありませんが、不適切とまでは言えないかと。

挙動自体 (長さを自由に設定できるわけではなく、ウインドウサイズに応じて自動的に変わる) は昔から変わってないと思います。

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[Desktop] Windows 10 Pro 22H2 (64bit) / Intel Core i7-2600 / Nvidia GeForce GTX 1650 GDDR6 / 32 GB Memory
[Laptop] Windows 10 Pro 22H2 (64bit) / Intel Core i5-520M vPro / Intel HD Graphics / 8 GB Memory
[Android] Android 13.0 (arm64) / Xperia 5 III (XQ-BQ42)
常用環境: Firefox ベータ版、リリース版 (Win64 x86-64, Android), Thunderbird ベータ版、リリース版 (Win64 x86-64)
テスト環境: Firefox (ESR, Nightly, Win64 x86-64, Android)
Cai/1.0 (Homo sapiens; N; Homo sapiens chemist; male; rv:0.0.4.2+)
-- いつまでたっても nightly

mewcat さん、EarlgreyTea と申します。


「伸縮自在のスペース (Flexible Space)」が導入されたのはバージョン56かと思いますが、基本的な挙動は変わっていないと思います。
標準搭載のブラウザーツールボックスのインスペクターを使って調べると、「伸縮自在のスペース」の実体を知ることができます。

▼Firefox 114 の伸縮自在のスペース
▼Firefox 60 の伸縮自在のスペース
このように flex (-moz-boz-flex) のCSSが指定された要素でして、サイズを調整する仕組みはありません。
ちなみに要素名が「toolbarspring」となっており、これは挙動をよく表現しています。


「伸縮自在」は flexible を意味するもので間違いではないと思います。
ニュアンスとして日本語名称が適切だったかはわかりません。

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Caiさん、EarlgreyTeaさん、返信ありがとうございました。
自分で調節できるようなものではないのですね。

「自在」の意味を見ると（デジタル大辞泉）
１ 意のままであること。自分の思うとおりにできること。また、そのさま。
２ 「自在鉤 (かぎ) 」の略。
などと記されています。まさに「自在鉤」のイメージで自分で長さを調節できるのだと思いこんでていました。
flexible（柔軟な）なら意味がわかりますが、「自在」は日本語として意味が違うように思い適切な訳語ではないように思います。適切でないことを「不適切」と記し、語気が強い決めつけるような書き方で不快感を与えてしまったのであれば申し訳ありません。

家にあった古いマシンを立ち上げてみたら、Firefox 3.6.13(2010) にも「伸縮自在のスペース」がありました。これも自分で長さが調節できるものではなく、「以前は自分で長さを調節できた」というのは記憶違いでした。　この時には、ロケーションバーと検索バーの間にマウスを持ってくるとその境界が左右に移動できて、ロケーションバーを長く（検索バーを短く）などの調節ができました。これと勘違いして覚えていたようです。

「伸縮自在」という訳については、 Mozilla L10N のフォーラムに書き込んでみようと思います。

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Mozilla L10N のフォーラムは閉鎖されていたので、Githubを試してみます。

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調べてみたら、たしかに昔のFirefoxには最初から「伸縮自在のスペース」という名前のアイテムがありました。
しかもそれとは別に「スペース」もありました。
バージョン29でUIが「Australis」に刷新された際にいったん廃止され、バージョン56で復活したということみたいです。

昔の「伸縮自在のスペース」なんですが、アイテム減らしてウインドウ幅広げてもちっとも伸びてくれず、単にささやかな隙間を挿入するだけの挙動でした。
そんな状態でも「伸縮自在のスペース」という名前で長年通って来てしまいましたので、もはや手遅れという感があります。

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＞この時には、ロケーションバーと検索バーの間にマウスを持ってくるとその境界が左右に移動できて、ロケーションバーを長く（検索バーを短く）などの調節ができました。

試してみたら、現行バージョンでもロケーションバーと検索バーを並べておけばその二つの間で長さを調節できました。
検索バーを使っていて、長さが足りないなぁと思う場合には使えるようです。

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