EDY さんが書きました:
本日、さくらインターネットのメールの送受信が出来なくなりました。
5.さくら以外のメールサーバでは問題なし
該当メールサービス事業者だけがトラブルを生じているなら、
事業者のサポートとコンタクトし、想定される原因についてアドバイスを
受けられてますか?
該当事業者は6月下旬から9月中旬までサーバーのOSアップデートを
順次行い、各ユーザーがメールドメインとして利用するサーバーが
新OSになった時点でAPOP, POP before SMTPの提供を終了するため、
メールアプリケーション側の設定変更を要するとHPで公告しています。
伴って、POP/IMAP/SMTPサービスデーモン自体のプロトコル応答変化や、
TLS接続におけるCA証明書の変更もありえます。
※私は一部の運用でThunderbird91系(Windows/Ubuntu)かAndoroid上の
アプリにより該当事業者のメールサービスを利用していますが、
まだ新サーバーに切り替わっておらずノートラブルで影響がわかりません。
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ここからは方法論です。
EDY さんが書きました:
3.厳密にいうと、再起動やThunderbirdの受信ボタンを連打などすると
ごくまれに受信・送信できることがある
まれにでも送受信が成功するなら、メールサーバーに対するThunderbird側の
設定そのものは「完全には」間違っていない(接続先・プロトコルの選択・
パスワード等は合っている)ということになります。
あとは「間欠的にアクセスがブロックされる原因」が
「こちらのメールアプリケーションのユーザーインターフェース」から
「該当事業者のメールサービスデーモンの挙動」までの間に存在するので、
プロトコルの階層を追ってトラブルの原因と思われる要素を排除(正しく
動作する/動作したのが確実な状況にフォールバックする等で比較)していけば
いいわけです。
私がトラブルシューティングするなら、該当事業者からの情報提供内容の
把握と並行し、以下の段階を追ってそれぞれ試します。
1. 現状のThunderbirdを、該当事業者が提供する
「Thunderbirdの推奨設定」に正しく合わせる。
2. Thunderbird102系を使っている場合は、プロトコルモジュールを
旧仕様に切り替える(mailnews.****.jsmodule=false)。
3. 同じく102系なら91系にフォールバックする。
4. Thunderbirdのサーバー設定内でTLS接続をやめてみる。
5. ウイルス対策ソフトのメールアプリケーションへの介入動作を
対策ソフト側の設定で止める。
6. ウイルス対策ソフトそのものを排除(Uninstall)する/他製品に入れ替える。
<ここら辺にWindowsUpdateの直近パッチ排除も来るか?>
7. 該当事業者のサーバーに向けたファイヤウオール機器/UTM/ルーターの
設定を見直す。
8. 更に外部ネットワーク側に向けて DNS query 可否など and so on.
ご参考まで。