当方の環境：Thunderbird 91.1.2 Intel&M1 Mac（64ビット）

Thunderbird91系にアップデートしたところ、文章の自動改行がひらがな、カタカナ、漢字のみしかできず、数字や記号（全角）、半角文字全ては自動改行されません（画像を添付しております）。

mailnews.wraplengthで改行桁を変更しても、前述の通り、改行桁が設定されるのは、ひらがな、カタカナ、漢字のみです。

新規メール、返信メール双方とも同じ挙動で、不思議なのが、2バイトと1バイトで変わるのかと思いきや、2バイトでも数字や記号は適用されません。

手元にある2台のMac（Intel CPUとM1）共に動作しません。

この問題は周知のものなのか、それとも2台とも試してみましたが、私固有の問題なのか、解決方法はあるのか、もし知っておられる方がいましたら、ご教授頂けますと幸いです！

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FJSK さん、maji とゆ者です。


全く知りませんでした。
私自身は「文章の自動改行」をさせない(→改行させたい時には自分で意識して改行を入れる)様に
mailnews.wraplength の値を 255 に設定していて、
全く気が付きませんでした。

試しに

Windows 10 + Thunderbird 91.1.2

の環境で
mailnews.wraplength の値を小さ目に設定してテストしてみたところ、
FJSK さんの手元で起きてる事象と同じと思える症状は
私の手元でも再現出来ました。

ところでとの事ですが、
念の為に

Windows 10 + Thunderbird 78.14.0
Windows 10 + Thunderbird Daily 94.0a1

の環境で
それぞれテストしてみたところ同じ症状が確認できました。
なので
78系を含めた共通な事象だと思われます。

もう少し状況精査してみます(→ただしチと時間かかるかもしれませんが)。

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逆な視点で、
との事ですが、
91系にアップする前のバージョンは何だったのでしょうか？
正しく改行表記できてたバージョンが分かると
何かヒントになるかもしれません。

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では。

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FJSK さん、EarlgreyTea と申します。

私は Thunderbird でメール作成時の自動折り返しや送信時の自動改行などは利用しておりませんでしたので、あらためて検証してみました。
検証は
Re: Thunderbird 52.0 で既定のテキストエンコーディングを UTF-8 へ変更
を踏まえて設定エディターで3つの項目を設定し、
テキストエンコーディング「日本語 (ISO-2022-JP)」と「Unicode (UTF-8)」について、自動折り返し表示と送信時の自動改行について確認しました。



メール作成時の折り返しに関しては、FJSK さんお手元の状況と同様に、
全角数字や半角英字では（少なくとも mailnews.wraplength による）折り返しは発動しませんでした。

これは日本語版での検証でしたが、英語版でも自動折り返しや改行はまともに動作してるのか疑問なところです。

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うっかり重要なことを忘れていました。
欧米言語においては、普通の文章は単語の区切りに空白が入れられるものであり、日本語のように空白を挟まずにつなげて書いたりはしないのでした。
そして、禁則文字を考慮すれば、どこで折り返してもOKな日本語の方が特殊なんですよね。

どの文字種であれ、空白を挿入して書けば折り返しはちゃんと動作しました。
設定を変えたら改行したままでの送信も動作します。
おそらく日本語ロケール対応として特別な処理が入っているため、
全角のひらがな、カタカナ、漢字だけ（空白を入れなくても）折り返したり、
ISO-2022-JPじゃないと（空白を入れないと）改行して送信が動作しなかったり
ということだったのでしょう。

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majiさま、ご返信ありがとうございます！


majiさまの環境でも再現出来たということで、安心しました（いや安心してないｗ）。
そして、Macだけでなく、Windows環境も同じ挙動だということで
Thunderbird自体の仕様に関係しているのですね。。。また、


というのを頂いて、Mac OS 11.6 ＋ Thunderbird 78.14.0でも試してみましたが
やはり同じ状況でしたので、以前の私の環境でもたぶん起きていたのに認識していなかっただけで
現環境にて問題に直面したことから先走ってしまい投稿したので
私がタイトルに記載した「Thunderbird 91系」としたのは誤ったタイトルで
正しくは「Thunderbirdで、一部の文字しか自動改行できない」でした。
確認不足で投稿してしまい、申し訳ございません。

逆に同じ状況だと返信を頂いたことと、その他、EarlgreyTeaさんから頂いた検証から
自分でどうこういう問題ではなさそうですので、こういう仕様だと受け入れるしかなさそうですね。。。

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EarlgreyTeaさま、ご返信ありがとうございます！


やはりそうでしたか、私個人の環境の問題ではないということを認識出来ただけでも嬉しいですが
それ以上に、詳細な検証結果を頂いて感謝しております！


たしかに途中でスペースを入れると自動改行されることを確認しました。
仰るとおり、英語などではスペースを入れずに文章を書くことがないので
日本語のようにスペースを入れずに文章構成が成立する場合を想定していないのかもしれませんね。。。

ただ、個人的に腑に落ちないのが、全ての2バイト文字が自動改行されないのであれば
そういう仕様だということで一蹴なのかもしれないのですが
2バイト文字でも、記号や数字等だけ自動改行処理がされないのは、仕様漏れ、考慮漏れなんじゃないかと思ったりしていますが
同じ2バイト文字でも、現状で中国語は漢字だけでいけるので自動改行されますし、韓国語は文章にスペース入れるので
この問題をクリアするのに日本語のみの対応になりそうだから、今後も改善されなさそうでしょうかね。。。

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実際には Unicode (UTF-8) なので、2バイト文字／１バイト文字というわけではありせん。
文字コード範囲でしかないわけです。
また、日本語の文章において数字や記号文字だけをずらずらと連ねることも、通常はないはずです。
かつて日本語対応された方々が、ISO-2022-JPの漢字に限定して特別な処理を入れるという苦肉の策を施したものと想像します。

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EarlgreyTeaさま

ご返信ありがとうございます！


文字コードの問題で、記号や数字等の範囲は自動改行対応されていないということで承知しました。
これらは通常の使用において問題ないとのことから、たぶん解決されないだろうと思われるので、こちらで終了とさせて頂きます。

詳しいご説明ありがとうございました！

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EarlgreyTea です。

とのことでしたが、興味深いテーマですので、もう少し「蛇足」として続けてみます。

Thunderbird のソースコードや動作を調べてみて、またわかったことがあります。

意外だったのが、about:config で

• plain_text.wrap_long_lines
• mail.wrap_long_lines

という項目があるのですが、実はこれ機能していないみたいです。
これらを false に変更してもメールの折り返し表示は無効化されません。

ちなみに、折り返し表示をさせたくない場合は、

mailnews.wraplength = 0

を設定するのですが、実は内部でこんなことやっていました。
折り返し幅を 990 にしていただけだったんですね。
そして、折り返し幅は 10 から 990 の間になるように調整されています。

それで、実際にメールの折り返し表示はどうやっているかというと、CSSで制御しています。上はメール作成画面の場合ですが、本文部分の要素に
が設定されています。
（日本語のかなや漢字は例外として）空白がないと折り返しされないのは、CSS の既定では単語の途中で折り返ししないようになっているからです。
ユーザーが「word-wrap: break-word;」もしくは「word-break: break-all;」を指定してやれば、空白がなくても折り返させることが可能です。

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