遅ればせですが、横から失礼します。
ざっくりとですがここまでの流れを拝見して、ぼくも EarlgreyTea さんが仰っている
EarlgreyTea さんが書きました:
ちょっと疑問なのですが、ISO-2022-JPエンコーディングで送信するなら、半角カタカナは全角カタカナに変換されているはずです。
ISO-2022-JPには半角カタカナは含まれていませんので。
送信済みトレーの送信メールコピーや下書きの時点でそうなるはずです。
UTF-8 じゃないと半角カタカナは送れないはず。
というご意見に、まったく同感です。
標準的な設定状態の Thunderbird で本文に半角カタカナを書いて送ろうとすると、必ず UTF-8 でエンコーディングされます。
この "本来は考え難い現象" を起こしている原因がどこにあるのか、ということが焦点になってくるわけですよね。
486831 さんが書きました:
私のPCからでは再現できなかたのですが、ある従業員のPCからメール送信を行うと
ごくたまにメール本文が途中で切れた状態で、送信される事象が発生しています。
486831 さんと、「ある従業員」の方の PC は異なるが、OS や Thunderbird のバージョンは同じだとすると、Thunderbird の普遍的なバグとかいった話ではなく、問題が起こる PC 環境固有の原因が潜んでいる可能性があると考えるのが自然だろうと思います。
この場合、「ある従業員」の環境において、
(a)変更されている Thunderbird 本体の設定
(b)導入されているアドオン(拡張機能)の種類と設定内容
(c)セキュリティ対策ソフトなど、Thunderbird 以外からの干渉
(d)その他、法人内における個別事情に関する事柄
といったことが、点検対象に挙がってくると思います。
本件の問題が発生する相手(宛先)が固定しているなら、その相手側にも原因の一端があるかもしれませんから、同様に上記の事柄を調べてみるほうがいいと思います。
差出人は「ある従業員」に固定されているが、複数の相手(宛先)でご質問の現象が発生しているのなら、差出人の環境に絞って差し支えないだろうと思います。
過去トピックに、
長い件名が途中で途切れるという問題が投稿されており、これはアドオンの動作仕様が影響していました。
(参考)
・SmartTemplate4の%subject%の文字列が切れる
forums.mozillazine.jp/viewtopic.php?f=16&t=15387
本件の場合は本文で起こっていることなので上記と同じではありませんが、似たような理屈で本文文字列に対して影響を及ぼしているアドオン(拡張機能)があるかもしれません。
ここまでの話の中でアドオンに関する言及がなかったので、トラブルシューティングの定石として「セーフモード」での動作確認はやっておいたほうがいいのではないでしょうか、と提案させていただきます。
ただ、「ごくたまに」発生するという問題は、原因を絞り込むのが厄介です。
「セーフモード」で問題が起こらなかったとしても、たまたま正常に送信できただけかもしれず、正確な切り分けが難しいかもしれません。
あるいは、「ある従業員」が使っているアドオンと、486831 さんが使っているアドオンを比較して、怪しいそうなものを探り出す方法もあるでしょう。
このとき、ひとつのアドオンだけが原因になっている場合と、類似機能も持ったアドオンが競合して不良動作を起こしている場合があることに、ご留意ください。
仮にアドオンに原因があったとしても、本文内に特定の文字配列が存在したときにだけ発現する問題なら、そのあたりを絞り込むのも面倒だろうとは思います。
「社内間のメール」であるなら、しばらく「ある従業員」が送信するメールに Bcc 指定を付け、本人と 486831 さんのアドレスを指定しておくことで、「ごくたまに」起こる問題の追跡ができるかもしれません。(「ある従業員」が社内環境から私的なメールを送信している場合は難しいでしょうけど...。)
Bcc で受信した側には問題は起こらないが、宛先となった同じ社内の人の Thunderbird では本文が切れるということなら、受信側の方に原因がある可能性が高くなると思います。
原因究明よりも現状の改善を優先させたい場合は、ひとまず「ある従業員」の Thunderbird 環境を新規プロファイルに移行してしまうというのも、ひとつの手だろうとは思います。
これで問題が解消されるなら、アドオンや設定内容を含めたプロファイルの異常だったということになるでしょう。
同じ問題が再発するなら、Thunderbird 以外からの干渉を疑ったほうがいいように思います。
とりあえず思いつくことを書かせていただきました。読み込みが足りず的外れな話になっていたらすみません。
(おことわり)
現在、健康上の制約により不定期な書き込みしかできなくなっています。すぐに応答できない場面がかなり多くなりますことを、ご容赦ください。