YOUYOU さんが書きました:
同様の状態の方はいらっしゃいますか。
解決策ではありませんが、状況報告だけでも......。
Windows 7 (64bit) 上で Thunderbird 60.4.0 のリリース候補版 (32bit) を使っていて、アドレス帳はローカルのみです。
メッセージ作成ウィンドウの [宛先] 欄に直接文字入力をおこなったとき、既存のアドレス帳から自動補完(オートコンプリート)される候補の一覧表示は、YOUYOU さんが仰っているように最大 20 件です。
(以下、考察)
オートコンプリート機能は、入力する文字列に応じて絞り込んでいく機能ではあります。
極端な例ですが、[宛先] 欄に半角アットマークを1文字入力すれば、登録されている大半のメールアドレスに一致します。が、それをすべて表示した中から目的のアドレスを探すようなことは普通しません。
メールアドレスであれ、表示名であれ、文字列の入力が進むと、オートコンプリート機能で絞り込まれる候補数は減っていきます。
鈴木一郎、鈴木二郎、鈴木三郎 ……… 鈴木十四郎、鈴木十五郎 ……… 鈴木三十郎 といった「鈴木」姓の人名が多数登録されていたとして、「鈴木」の名前だけで全部の候補を出し、その中から宛先に指定する対象を選ぶという使い方より、宛先としたい相手が「鈴木一郎」さんとわっているなら、そのように入力すれば候補は一気に絞り込まれます。
ここで、同姓同名の別人である「鈴木一郎」さんが 3 人いるような場合、アドレスはそれぞれ異なるので、「鈴木一郎」と入力して表示された候補の中から、目的のアドレスを持つ「鈴木一郎」さんを選んで [宛先] に指定するというのが、もともとのオートコンプリート機能で想定された使い方だと思います。
一方、自動的な絞り込みをともなわず、入力文字に該当する対象をすべて表示することが目的なら、アドレスサイドバーで [すべてのアドレス帳] を選んだ状態から、[連絡先を検索] 欄に「鈴木」と入力すれば、[名前] に「鈴木」を持つ登録情報が下欄にすべて表示されるんじゃないでしょうか。
で、Thunderbird 45.x 系ではこのオートコンプリートの候補の最大数がもっと多かったが、Thunderbird 60.x 系では最大 20 件になったということであるなら、そのように変更されたのだと思います。
(もっとも、Thunderbird 60.x 系は、いろいろバグもあり、その回避策として候補数の上限を抑えているという可能性も考えられますが......。)
メッセージ作成ウィンドウの [宛先] 欄への直接入力で、候補数をもっと多く表示したい理由とかをお示しいただければ、その観点に即したアドバイスがどなたかから寄せられるかもしれません。
とりあえず以上です。役に立たない話だったらすみません。
(おことわり)
現在、健康上の制約により不定期な書き込みしかできなくなっています。すぐに応答できない場面がかなり多くなりますことを、ご容赦ください。