素早い応答ができなくてすみません。
結果報告、ありがとうございます。
ご質問のアドオンの新バージョンが問題なく使えているのなら、以下は蛇足になりますが......。
ドンチ さんが書きました:
ちなみに下記は私がお伺いしたかった質問内容です。
下書きのメールは常に未読、受信トレイのメールはメッセージを自動的に既読にすることはできますか?
何処かの設定をいじったらワンタッチでフォルダーごとに「未読」「既読」の動作を切り替えらえるという意味なら、そのようなことはできません。
Thunderbird の [オプション] -> [表示] -> [詳細] -> [既読] の設定は、すべてのアカウント、フォルダに共通した動作になります。
しかし、運用次第では、アドオン(拡張機能)を使わずとも、Thunderbird の標準機能だけである程度の対応はできるんじゃないかと思います。
まず、一番疑問に感じたのは次の事柄です。
ドンチ さんが書きました:
下書きのメールは常に未読、
ドンチ さんが書きました:
メッセージを自動的に既読にするの覧にチェックを入れてしまうと、今度は下書きのメールを保存し直す度に、また1通メールを送るごとに次のメールが既読になってしまいます。
ユーザーの考え方や価値観、運用スタイルは様ざまなので、それがいけないというつもりははないのですが、素朴に「なんで?」と思ってしまいました。
返信や転送ならいったんは内容を読んだものでしょうし、新規メールなら自分自身で書いたものなので、[下書き] フォルダーに保存されているメールをわざわざ「未読」にしておく意味はどこにあるのだろう、と思ったわけです。
作業状況や優先順位の目安とかなら、内容に応じてタグを付けておくとか、スターマークを付けておくとかすれば、再編集・保存の結果に左右されない運用が可能なのではないかと思います。タグやスターは Thunderbird 独自の管理用マークなので、送信されるメールにはそれらの情報は含まれません。
どうしても「未読」状態へのこだわりがあるのなら、[下書き] フォルダー内のメールを [Ctrl] + [A] で全選択し、右クリックから [マーク] -> [未読にする] で全体を一気に、未読化できます。
同じ手順で [既読にする] を選択すれば逆のことができますが、この場合はフォルダーを選択し、右クリックから [フォルダーを既読にする] で対象フォルダー内の全メールを一気に既読化する方法もあります。
メッセージフィルタ―の [フィルターの設定] 画面にある [以下の動作を実行する] には、[メッセージを既読にする] 、[メッセージを未読にする] という項目があります。
上の条件設定と組み合わせれば、手動動作でのみフィルターを適用させることもできます。
例えば、[フィルターを適用するタイミング] は [手動で実行する] だけにチェックを付け、
条件設定のところで、[送信日からの日数] - [が次の値を超える] - [14] とし、
[以下の動作を実行する] を [メッセージを既読にする] にすれば、
そのフィルターを実行した日時から見て 14 日より前(2 週間前)の送信日付のメールだけを選択的に「既読」にする、といったことができます。
対象フォルダーを選択した状態から、[ツール] -> [フォルダーにフィルターを適用] で、対象フォルダー内の該当メールを一気に既読化できるでしょう。
これは一例にすぎませんが、条件設定を上手に工夫すれば、バリエーションも広がると思います。
自分にとって、メールの状態が「未読」か「既読」のどちらを基準に据えるのが使いやすいかを断定できるのであれば、その内容を [オプション] -> [表示] -> [詳細] -> [既読] で設定し、それ以外の条件については、上述のような操作で適宜対応することにすれば、ご希望の内容に近いことができるのではないかと思います。
もちろん、アドオンを併用してもかまいません。
ただ、Thunderbird 本体が標準で持っているのと同等の機能を提供するアドオンは、正常に使えている間は便利かもしれませんが、Thunderbird のバージョンが進んでアドオンが非対応になったり、アドオンの開発が中止になったとき、一気に使い勝手が変わります。Thunderbird 単体で使うよりは、アドオンに由来する不具合(他のアドオンとのコンフリクト含む)が起こる可能性もついて回ります。アドオンに依存し過ぎることで、長期的には使い勝手が大きくゆれ、何かの変更があるたびに新しいアドオンや別の方法を探したりする面倒事が増えるケースもあります。そのあたりのメリットとデメリットを飲み込んだ上で、ご自身のニーズに適う使い方をご判断ください。
とりあえず以上です。役に立たない話だったらすみません。
(おことわり)
現在、健康上の制約により不定期な書き込みしかできなくなっています。すぐに応答できない場面がかなり多くなりますことを、ご容赦ください。