ヨータ さん、
私が「
Posted: 2018年7月23日(月) 21:51」において、
引用:
そして、これが一番大事なことですが、作業に取り掛かる前に必ずメールデータのバックアップを取っておきましょう。
と申し上げましたのは、作業に取り掛かるにあたって、何か失敗しても作業前の状態からやり直せるように、
すなわち、
より悪い状況にしないための保険の意味でアドバイスしたものです。
不具合が起こる以前に戻すためのバックアップではないですよ。
それで、ここでの作業というのは、
「新しく分類用フォルダーを作って、古い分類用フォルダー内の無事なメールをそちらにコピーし、古い分類用フォルダーはもう使わない」
ということを指しています。
maji さん提示の (あ)、(い) ですが、(あ) は不具合から復旧するためのバックアップなのに対し、(い) は不具合の原因調査などのためのバックアップということになるでしょう。
上の私がアドバイスしたバックアップは、一見 (い) のようですが、作業によるトラブルを予測しての (あ) になります。
ということで、(あ) の場合においての
ヨータ さんが書きました:
もし今後、一つのフォルダに不具合が起こった時にバックアップしたデータを使って復旧させる場合
不具合が起こった該当のフォルダやその中のメールの内容だけ
Thunderbird全体のバックアップデータから取り出して復旧させることも可能なのでしょうか?
です。
私も、正直、ヨータ さんが知りたいのが、「該当のフォルダやその中のメールの内容
だけ」の方なのか、「Thunderbird全体のバックアップデータ
から」の方なのか判断がつきません。
復旧作業の全体の流れについては、meeyar さんという方がブログに書かれた素晴らしい記事がありますので、そちらを読まれることをおすすめします。
プロファイル異常時の確認&復旧手順:包括版 - とりかごとなり。それを踏まえた上で、「該当のフォルダやその中のメールの内容だけ」の方ですが、基本的にできるのは、バックアップしたデータの正常なファイルを上書きコピーしてやる、ということだけです。
ファイルを編集してゴニョゴニョ…というのももちろん出来なくはありませんが、おすすめしません。
そうしますと、Thunderbirdのフォルダー(mbox)が1個のファイルですから、基本的にフォルダー単位ということです。
メールだけの場合は、いったんバックアップしたフォルダーのファイルをリネームなどして取り込んでもらって、そこからThunderbirdでメール単位のコピー操作をすればいいでしょう。
また、Thunderbirdで「メッセージの保存」を行うと、.eml 形式でエクスポートできますので、それをフォルダペインやスレッドペインにドロップしてインポートすることもできます。