素早い応答ができなくてすみません。
当方からの問いかけにお答えいただき、ありがとうございました。
Firefox 60.0.1 が出ていますが、リリースノートを見る限りでは、本件の修正に関係しそうなものは見当たらないように思いました。それでも、60.0 から 60.0.1 に更新することで、何か変化はありましたでしょうか。
Anonymous Coward さんが書きました:
いいえ、クリーンインストールしたWin10 (2018 April Update適用済)にFirefox60を新規にインストールしてから起こっている現象です。
Anonymous Coward さんが書きました:
本日Win10(April Update)をクリーンインストールしました。その上でFirefoxをインストールしたら軽快動作…
これまでのゴタゴタはなんだったのか、と思ってWinの「更新して再起動」をしたところ現象が再発しました。
「更新プログラムがダメだったのか?」と考え更新プログラムをすべて削除するも事態は進展せず。
このあたりのお話からは、Firefox のプロファイルまわりの問題というより、システム側に何かしらの要因、少なくとも本件の現象を引き起こすトリガーがあるように感じました。
Anonymous Coward さんが書きました:
プライベートウィンドウを開いた時に最初に表示される紫色のページが表示される際や、PC内のHTML文書を表示する際にも長い時間がかかりますから、ウェブサイトだけでなくHTMLの文書を表示する動作自体が遅いみたいです。
たしかにこの現象からは、ネットワーク機能にからんだ問題というより、HTML 文書(HTML 、CSS 、JavaScript の複合体という意味で...)の読み込みやレンダリングに問題が起こっているように見えますね。
期待薄ですが、[オフライン作業] を有効化した Firefox で、「PC内のHTML文書」を表示させた場合、何か変化はあるでしょうか。
つまり、最初からネットワーク接続を断った状態の Firefox で、「PC内のHTML文書」を読み込んだとき、そこに外部へのアクセスが指定されていても実行されませんから、その違いで表示速度に差が出るかどうか、ということです。
(補足)
どこかのウェブページを保存した結果としての HTML ファイルには、CSS や JavaScript 、画像などを自動的に外部から読み込もうとするリンクがあったりします。読み込んだ CSS や JavaScript に、さらに読み込み対象が指定されている場合もあります。この場合、ネットワークへのアクセスが発生しますので、そのあたりを遮断した形で、純粋に HTML ファイルの読み込み、レンダリングに問題があるかどうかを切り分ける意味で、提案させていただきます。
Anonymous Coward さんが書きました:
クリーンインストールした状態でセーフモードでもこの現象は確認できました。
了解しました。この結果を前提にして、次のことを提案させていただきます。
Windows OS の更新が影響している可能性を念頭に置きつつも、Firefox 側で考えられる要因をすべて洗い出すという意味では、プラグインまわりの点検が残っています。
プラグインは、拡張機能と違って、セーフモードでも新しいプロファイルでも読み込まれ、クリーンインストールでも排除できず、Firefox の動作に影響を与え続けるケースが少数ながらあります。ユーザーが明示的にこれを無効化しない限り、その影響を排除して Firefox の動作を試すことはできません。
もし、Windows の更新にからんでプラグインのコンポーネントに影響が出て、その結果が Firefox の動作に影響を与えている......といった多重的な構造のトラブルなら、プラグインに焦点を当てて点検することで、そのあたりの事情を切り分けられるかもしれません。
(注)プラグインが動画関連のものだからといって、動画の再生にだけ問題が起こるとは限りません。起動時に Firefox をクラッシュさせたり、ウェブページの読み込みやフォームへの書き込みを阻害したり、そのほか思わぬ部分に影響を与えることがあります。
Firefox が既定で持っている OpenH264 Video Codec や Widevine Content Decryption Module のようなものは初期状態で有効化されますし、唯一許可されたサードパーティー製の Adobe Shockwave Flash も、ユーザーが望んでインストールしている場合が多いためか、デフォルトの [実行時に確認する] を [常に有効化する] に変更して使っておられるケースをしばしば見かけます。
現在の Firefox は、利用できるプラグインが大幅に制限されているので、点検の手間も昔より楽だと思います。
アドオンマネージャーのプラグインパネルから無効化したあと Firefox を再起動して、「PC内のHTML文書」の読み込みなどを試してみてはいかがでしょうか。
(補足)
次のような指定行を書いた user.js をプロファイル内(prefs.js と同階層)に置いて Firefox を起動すると、上記のプラグインを常に無効化した状態で起動できます。
コード:
user_pref("media.gmp-gmpopenh264.enabled", false);
user_pref("media.gmp-widevinecdm.enabled", false);
user_pref("plugin.disable", true);
不要になったら、user.js を削除したあと Firefox を起動し、about:config から上記3つの設定項目をリセットしてください。
とりあえず以上です。また的外れな話だったらすみません。
これで進展がないようなら、ぼく的には Firefox 側からのアプローチはお手上げかも......。
(おことわり)
現在、健康上の制約により不定期な書き込みしかできなくなっています。すぐに応答できない場面がかなり多くなりますことを、ご容赦ください。