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作成者 メッセージ
投稿記事Posted: 2016年11月14日(月) 18:14 
使用OS:Windows7 Professional
使用Ver:Thunderbird 45.4.0

メールの転送時に、添付ファイルの実ファイル拡張子が「nsmail.tmp」に変わる事があります。
普段はPDFファイルであれば「nsmail.pdf」、EXCELファイルであれば「nsmail.xls」や「nsmail.xlsx」となるのですが
添付されたファイルによっては何故か本来の拡張子でなく.tmpファイルになってしまいます。
また.tmpファイルのまま他のメールソフトに送信した結果、
受信相手側でファイル化けが発生して開けなくなってしまう現象が発生しました。
一時ファイルの.tmpファイル化の条件と回避策について御存じの方がいれば御教示下さい。

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投稿記事Posted: 2016年11月14日(月) 20:26 
qwn さんが書きました:
メールの転送時に、添付ファイルの実ファイル拡張子が「nsmail.tmp」に変わる事があります。
普段はPDFファイルであれば「nsmail.pdf」、EXCELファイルであれば「nsmail.xls」や「nsmail.xlsx」となるのですが
添付されたファイルによっては何故か本来の拡張子でなく.tmpファイルになってしまいます。

ユーザーが変更していないのに拡張子が変わるのも問題ですが、元のメールに添付されていたファイル名が最初から nsmail.*** ならともかく、「転送」時に「nsmail.pdf」や「nsmail.xls」などになって送られるのなら、それ自体が正常な動作ではありません。

例えば、ABCDE.pdf という名前の添付ファイルを持った正常な受信メールに対して「転送」(メッセージ本文)を実行したとき、開いたメッセージ作成ウィンドウの右上にあるアタッチメントボックスには、ABCDE.pdf という添付ファイル名が表示されるのが正常な動作です。
これを下書き保存しても、そのまま送信しても、添付ファイル名が元の ABCDE.pdf から nsmail.pdf に変わることはありません。
それが勝手に nsmail.pdf になるのだとしたら、そもそも Thunderbird が正常に稼働していないことになります。

この文脈で考えるなら、転送メールに添付されている「******.pdf」や「******.xls」が「nsmail.tmp」になることよりも、「ABCDE.***」が「nsmail.***」になることのほうが、解決の優先順位が高いのではないかと思います。その中で、「nsmail.tmp」の問題も解決の糸口が見えてくるのではないでしょうか。

少し前に、次のようなトピックが投稿されています。
いまの時点で質問者から解決した旨の返事はありませんが、アドバイスされていることは参考になると思います。
(参考)・添付ファイル名がnsmailになります。
viewtopic.php?f=3&t=16368

参照として挙げられているリンク先を含めて目を通してみると、何かお気づきになることがあるかもしれません。

「nsmail.***」という添付ファイルがらみの問題は、システムのテンポラリ領域(例:C:\Users\<UserName>\AppData\Local\Temp)の混乱、セキュリティ対策ソフトの干渉が原因になっていることがしばしばあります。
導入しているアドオン(とりわけ添付ファイル処理に関するもの)が動作不良を起こしているケースも考えられます。

そのあたりをふまえ、上記トピックに書かれた点検事項をチェックしてみてください。

とりあえず以上です。的外れな話だったらすみません。

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投稿記事Posted: 2016年11月15日(火) 10:32 
偶然的通行人 さんが書きました:
例えば、ABCDE.pdf という名前の添付ファイルを持った正常な受信メールに対して「転送」(メッセージ本文)を実行したとき、開いたメッセージ作成ウィンドウの右上にあるアタッチメントボックスには、ABCDE.pdf という添付ファイル名が表示されるのが正常な動作です。
これを下書き保存しても、そのまま送信しても、添付ファイル名が元の ABCDE.pdf から nsmail.pdf に変わることはありません。
それが勝手に nsmail.pdf になるのだとしたら、そもそも Thunderbird が正常に稼働していないことになります。

ご返信頂きありがとうございます。
またこちらの記述が言葉足らずにて申し訳ございません。

受信メールに対して「転送」ボタン押下→メッセージ作成ウィンドウが表示される際において
例えば大元のメールの添付ファイル名が「ABCDE.pdf」であれば、ウィンドウ右上枠アタッチメントボックス内の添付ファイル名は「ABCDE.pdf」として表記されています。
ただアタッチメントボックス内の添付ファイルにカーソルを合わせるとファイルパスがコメント表示されますが
その表示内容が「C:\Users\***\AppData\Local\Temp\nsmail.pdf」でなく「C:\Users\***\AppData\Local\Temp\nsmail.tmp」となっている場合があります。
前者の場合は転送メール送信後も相手に「ABCDE.pdf」として届いているのですが、後者の場合だと相手の受信メールにてファイル化けが発生しました。

転送時の添付ファイルがTempフォルダ内に一時ファイル「nsmail.***」として作成されるのは正しい動作と認識しておりますが
拡張子は元ファイルのものを継承されるのが正常とも認識しておりますので.tmpに変化される理由がわからず調べておりました。
この認識自体が誤りという事であれば、御紹介頂いたリンク先等を参考にして改めて勉強させて頂きます。
また御教示頂いた対処法のうちTempフォルダとアドオンの整理についても実践して確認してみます。

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投稿記事Posted: 2016年11月15日(火) 20:24 
qwn さん、追加の状況説明をありがとうございました。

qwn さんが書きました:
ただアタッチメントボックス内の添付ファイルにカーソルを合わせるとファイルパスがコメント表示されますが
その表示内容が「C:\Users\***\AppData\Local\Temp\nsmail.pdf」でなく「C:\Users\***\AppData\Local\Temp\nsmail.tmp」となっている場合があります。
前者の場合は転送メール送信後も相手に「ABCDE.pdf」として届いているのですが、後者の場合だと相手の受信メールにてファイル化けが発生しました。

転送時の添付ファイルがTempフォルダ内に一時ファイル「nsmail.***」として作成されるのは正しい動作と認識しておりますが
拡張子は元ファイルのものを継承されるのが正常とも認識しておりますので.tmpに変化される理由がわからず調べておりました。
この認識自体が誤りという事であれば、御紹介頂いたリンク先等を参考にして改めて勉強させて頂きます。

そういうご事情なら、qwn さんの認識に誤りはないと思います。
こちらのほうこそ、理解力が乏しくて失礼いたしました。

編集中の転送メールにおいて、添付ファイルの一時データ(nsmail.***)の拡張子が、必ず tmp に変更されるということではなく、元の拡張子(例:pdf)のままのこともあれば、tmp になることもある、というお話ですよね。

仰るような文脈での事象だとすると、何がその分岐を誘発しているのかが気になります。とくに、ひとつの転送元メール(A)に対し何度か転送を実行したとき、添付ファイルの拡張子が元のままだったり、tmp に変わることがあったり、変動するというお話であればなおさらです。
一方、転送元メール(A)では問題ないが、転送元メール(B)では拡張子が変わる、といったお話だと、それぞれの元メールの構造を調べ、比較してみたほうがいいかもしれません。

ひとまずシステムのテンポラリ領域の整理はやるとして、Thunderbird の終了、システムの再起動のあと、Temp フォルダ内をクリーンアップすることをお勧めしておきます。

拡張子が動的に変化する点に注目するなら、ウィルス対策ソフトなどが送信データをスキャンするようなとき、それ用の一時ファイルを生成するなどして、干渉しているのかもしれません。もし可能であれば、一時的にウィルス対策ソフトを無効化するなどして動作を調べられれば...とは思います。ただし、法人内利用とかですと、そのような取り扱いが無理な場合もあるかと思います。

発生にゆらぎがある現象の場合、問題点の切り分けや法則性の把握に手間のかかることが多いです。
Thunderbird 側での点検としては、新しいプロファイルでの動作確認はやっておいたほうがいいと思います。これは、オプション設定の変更やアドオンの導入でカスタマイズされた Thunderbird の動作ではなく、素の状態の Thunderbird の動作を再確認することを含みます。
(参考)・複数のプロファイルを使用する | Thunderbird ヘルプ
https://support.mozilla.org/ja/kb/using ... e-profiles

現用プロファイルには影響を与えず、新しいプロファイルを追加作成できますから、複数のプロファイルを並行して利用することができます。
新しいプロファイルではこの問題が起こらないのなら、Thunderbird(とくに現用プロファイル)に原因が潜んでいる可能性が高いことになります。これにはアドオンの影響が含まれます。
一方、新しいプロファイルでも同様に発生するのなら、共用領域であるテンポラリに主原因があると考えられ、なおかつ Thunderbird 以外の何者かの干渉による可能性が高くなるでしょう。

ピンポイントな解決策を助言できず心苦しいですが、とりあえず以上です。


(以下、余談)
ご存知のように、Thunderbird の「転送」は2種類あります。
[オプション] -> [編集] -> [一般] の、[転送元のメッセージを:] の選択で、[メール本文に含める] と [ファイルとして添付] が選べます。
初期値は [メール本文に含める] で、[ファイル名に拡張子を付加する] も有効になっています。
メールツールバーまたはヘッダビューの [転送] ボタンを普通に押すか、メニューから [転送] を選ぶと、オプションで指定した形式で転送がおこなわれます。
(ただし、[形式を指定して転送] で、転送形式を随時選択することもできます。)

[メール本文に含める] は、ある意味で簡易的な転送形式だといえます。
元メールが持つメールヘッダの大半が削除され、Subject 、Date 、From 、To など最小限のヘッダが、引用された本文の頭に置かれるだけです。
元の添付ファイルについても、元メールに添付されていたというヘッダ情報は失われ、転送メールに対する添付という形に再構成されます(boundary の変化を見るとよくわかります)。このため、転送メールに、元メールにはない新たなファイルを添付した場合、元メールにあったファイルと新たなファイルの添付情報に区別はつけられません。
厳密な言い方をすると、元メールが加工されている、ともいえる状態を許容した形式です。
この形式では、本文として引用された元メールの内容を書き換えることも、添付ファイルを入れ替えることも、やろうと思えば簡単にできてしまいますし...。

一方、[ファイルとして添付] は、元メールを丸ごと eml ファイルとして固めてしまい、それを転送メールに添付します。いわば元メールを、添付ファイルを含めて丸ごとパッケージ化するようなものなので、添付ファイルの関係性を含めたありのままの元メールの内容を転送できます。
転送メールに、元メールにはない新たなファイルを添付した場合、元メールにあったファイルは元メールとの関係性が維持され、新たなファイルと添付情報の区別をつけられます。
本当の意味で元メールをそっくりそのまま転送したいなら、意識的な改竄や誤操作によるミスが起こりにくい [ファイルとして添付] のほうが、信頼性は高いでしょう。(受信側も Thunderbird なら、[メール本文に含める] とほぼ同等の表示が可能です。)
ただ、日常的にそこまでの厳密さを求める場面は多くないのか、ビジネスシーンでも [メール本文に含める] で間に合わせるケースをよく目にします。

転送メールを編集中は eml ファイルも一時データがテンポラリに生成されるので、テンポラリ領域に原因がある場合は [ファイルとして添付] でも影響を受ける可能性はあります。しかし、例えばウィルス対策ソフトがファイルの拡張子でスキャンの実行を判断しているようなケースなら、干渉を受ける割合を低くできるかもしれません。

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投稿記事Posted: 2016年11月15日(火) 22:32 
qwn さんが書きました:
ただアタッチメントボックス内の添付ファイルにカーソルを合わせるとファイルパスがコメント表示されますが
その表示内容が「C:\Users\***\AppData\Local\Temp\nsmail.pdf」でなく「C:\Users\***\AppData\Local\Temp\nsmail.tmp」となっている場合があります。

拡張子が".tmp"になる場合は、添付ファイルのContent-Typeがapplication/pdfではなくapplication/octet-streamだったりしますか?
メッセージのソースを確認してみてください。[表示(V)]→[メッセージのソース(O)]

手元のメールでちょっと確認してみた感じは、上記の通りContent-Typeに関係しているように思えます。

-----
ちゃんと読んでいないので外しているかもしれませんが、ソースをgrepすると
comm-esr31/mailnews/mime/src/mimedrft.cppの
int mime_decompose_file_init_fn ( void *stream_closure, MimeHeaders *headers )が問題の箇所かも。
コード:
  nsCOMPtr <nsIFile> tmpFile = nullptr;
  {
    // Let's build a temp file with an extension based on the content-type: nsmail.<extension>

    nsAutoCString  newAttachName ("nsmail");
    bool extensionAdded = false;
    // the content type may contain a charset. i.e. text/html; ISO-2022-JP...we want to strip off the charset
    // before we ask the mime service for a mime info for this content type.
    nsAutoCString contentType (newAttachment->m_type);
    int32_t pos = contentType.FindChar(';');
    if (pos > 0)
    contentType.SetLength(pos);
    nsresult  rv = NS_OK;
    nsCOMPtr<nsIMIMEService> mimeFinder (do_GetService(NS_MIMESERVICE_CONTRACTID, &rv));
    if (NS_SUCCEEDED(rv) && mimeFinder)
    {
    nsAutoCString fileExtension;
    rv = mimeFinder->GetPrimaryExtension(contentType, EmptyCString(), fileExtension);

    if (NS_SUCCEEDED(rv) && !fileExtension.IsEmpty())
    {
      newAttachName.Append(".");
      newAttachName.Append(fileExtension);
      extensionAdded = true;
    }
    }

    if (!extensionAdded)
    {
    newAttachName.Append(".tmp");
    }

    nsMsgCreateTempFile(newAttachName.get(), getter_AddRefs(tmpFile));
  }

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投稿記事Posted: 2016年11月17日(木) 20:41 
通りマン さん、アドバイスありがとうございます。

通りマン さんが書きました:
拡張子が".tmp"になる場合は、添付ファイルのContent-Typeがapplication/pdfではなくapplication/octet-streamだったりしますか?
メッセージのソースを確認してみてください。[表示(V)]→[メッセージのソース(O)]

手元のメールでちょっと確認してみた感じは、上記の通りContent-Typeに関係しているように思えます。

なるほど、Thunderbird は Content-Type (MIME Type) を見て一時ファイルの拡張子を決めているということでしょうか。

当方でも、次のような手順でテストしてみました。(環境= Windows 7 + Thunderbird 45.4.0)

(1)Content-Type が application/octet-stream で定義された添付ファイル(例:ABCDE.pdf)を持つ元メール(A)
(添付パートのヘッダ)
 --------------- <boundary>
 Content-Type: application/octet-stream;
  name="ABCDE.pdf"
 Content-Transfer-Encoding: base64
 Content-Disposition: attachment;
  filename="ABCDE.pdf"
―― に対し、[転送]("メッセージ本文に含める" の形式)を実行

(2)開いたメッセージ作成ウィンドウの右上にあるアタッチメントボックスに表示される添付ファイル名を確認。
  → ABCDE.pdf となっている。

(3)この ABCDE.pdf にマウスポインタを重ねたとき表示されるツールチップを確認
  → file:///C:/Users/<UserName>/AppData/Local/Temp/nsmail.tmp と表示される。
   (実際に Temp フォルダを開いても、nsmail.tmp の存在を確認しています。)

(4)下書きとして保存する

(5)[下書き] フォルダに保存されたメール(Fwd>A)のアタッチメントバーを確認
  → 添付ファイルとして ABCDE.pdf が表示されていた。

(6)この ABCDE.pdf に対して [開く] を実行
  → 既定の PDF リーダーが起動して正常に開かれた。

(7)(Fwd>A)のメッセージソースを確認
  → 添付パートは(1)と同じ、つまり application/octet-stream で定義されていた。

(8)下書きを再度開き、そのまま自分宛に送信を実行

(9)受信した(8)の添付ファイルの名前、開けるかどうか、メッセージソースを確認
  → (5)(6)(7)と同じだった。

同様に、Content-Type が application/octet-stream になっている *****.xlsx や *****.docx を持つ元メールに対しても転送(メッセージ本文)を実行してみましたが、上記と同様の結果になりました。

qwn さんが書きました:
また.tmpファイルのまま他のメールソフトに送信した結果、
受信相手側でファイル化けが発生して開けなくなってしまう現象が発生しました。

上記テストの各メールを Thunderbird 以外のメールクライアント(Sylpheed など)で受信した場合でも、個々の添付ファイルの名称に異常はなく、どのファイルも正常に開けました。

通りマン さんが仰るように、Content-Type が application/octet-stream で定義されている添付ファイルを持つ元メールに対して転送を実行したとき、その添付ファイルの一時ファイルが nsmail.tmp という名前でテンポラリ領域に作られるのは確かなようです。

qwn さんが書きました:
ただアタッチメントボックス内の添付ファイルにカーソルを合わせるとファイルパスがコメント表示されますが
その表示内容が「C:\Users\***\AppData\Local\Temp\nsmail.pdf」でなく「C:\Users\***\AppData\Local\Temp\nsmail.tmp」となっている場合があります。
前者の場合は転送メール送信後も相手に「ABCDE.pdf」として届いているのですが、後者の場合だと相手の受信メールにてファイル化けが発生しました。

しかし、少なくとも当方で試した複数パターンのテスト結果では、nsmail.tmp だから問題が起こるということはなく、「後者の場合だと相手の受信メールにてファイル化けが発生」みたいな不正常な状態は再現できませんでした。

(考察)
添付ファイルを持つ元メールに転送を実行したとき、元の添付ファイルのデータはいったんテンポラリ領域にデコードされます。このとき与えられる仮のファイル名が nsmail.*** で、拡張子部分は元の添付ファイルが持っていた Content-Type に左右されるようです。
例えば、Content-Type が application/pdf なら、一時ファイル名には nsmail.pdf という仮の名前が与えられます。application/octet-stream なら、nsmail.tmp になります(-> 補足)。

メッセージ作成ウィンドウでの編集中、一時ファイルの動きは次のようになります。
 <1> 添付ファイルはいったんデコードされ、一時ファイル(nsmail.***)として生成される
 <2> 添付ファイルを開いて修正した場合は nsmail.*** の中身が更新される
 <3> 添付ファイルに修正を加えないなら、nsmail.*** は <1> から変化なし
 <4> 編集中のメッセージを下書き保存するか送信する時点で、nsmail.*** がエンコードされて取り込まれる
―― という流れで処理されるので、この経過の中で一時ファイルの中身に障害が起こっていなければ、添付ファイルとして取り込まれたデータに異常は起こらないはずです。
要するに、nsmail.*** で一番重要なのは、ファイルの名前ではなくデータの中身です。一時ファイル名が nsmail.pdf だろうが、nsmail.tmp だろうが、本質的には関係ありません。

一方、メール上に表示される添付ファイル名は、メッセージソースの添付パートにある name や filename で定義されています。デコードされた一時ファイルの仮の名前である nsmail.*** とは完全に独立しています。
メッセージ作成ウィンドウのアタッチメントボックスで、名前が ABCDE.pdf となっている添付ファイルに対し、右クリックから [名前を変更] で FGHIJ.docx のように変更することも可能ですが、ここで書き換えられるのは name や filename の内容です。一時作業用に展開された nsmail.*** の名前や中身が書き換えられるわけではありません。

これらのことから、「受信相手側でファイル化けが発生して開けなくなってしまう現象」「相手の受信メールにてファイル化けが発生」というのは、nsmail.tmp だからではなく、作業経過の中で nsmail.tmp の内容が書き換えられるなど、何かしら別の要因が影響してるのではないでしょうか。
拡張子が pdf や xlsx 、docx などのファイルには作用しないが、tmp のファイルには作用するような何かとか...。

あるいは、特定の受信者の環境条件に問題があって、application/octet-stream で指定された PDF ファイル等を適切に扱えないとか、そういったことがあるのかもしれません。(もしこのようなケースであったとしても、添付ファイルをいったん保存すれば、そのシステムで設定されている条件で PDF ファイルを扱えるとは思います。)
元メールに添付された PDF ファイルが application/octet-stream で定義されている以上、[転送] ではその条件を踏襲して送信されるので、根本的には元メールの送信者に正しい Content-Type で送ってもらうのが一番いいとは思うのですが...。

これ以上は、いまある情報からでは詳しいことはわかりません。
「受信相手側でファイル化けが発生して開けなくなってしまう現象」の具体的な症状などがわかれば、今よりは見えてくることがあるかもしれませんね。

(補足)
電子メールにテキスト以外のデータを付加する場合、そのデータの形式を定義するためのコード体系が定められています。これが Content-Type (MIME Type) であるのは、ご承知のことと思います。
このうち、アプリケーション固有のフォーマットを示す application タイプには、ファイルの種類によって指定形式がいくつも存在します。
例えば、PDF ファイルなら application/pdf ですし、Microsoft Excel の xlsx ファイルなら application/vnd.openxmlformats-officedocument.spreadsheetml.sheet です(バリエーションも存在しますが...)。
application/octet-stream は、タイプを特定できない場合の汎用的な指定形式です。拡張子との関係を意識して述べるなら、そのファイルの拡張子を特定できない(判別できない)場合に付ける指定形式、といえましょうか。
したがって Thunderbird は、application/pdf の添付ファイルには nsmail.pdf という一時ファイル名を付けられるが、application/octet-stream では拡張子を特定できないため、仮に nsmail.tmp と付けている、といえるでしょう。
Content-Type が変則的で一時ファイル名が nsmail.tmp になっても、そのデータの中身が正常に取り扱われているのなら、転送先に不正常な添付ファイルが送られることは考えにくいです。

とりあえず以上です。的外れな話になっていたらすみません。
テストの内容や手順に甘いところがあったり、電子メールの標準仕様に関して間違ったことを書いていたら、ご指摘いただけると感謝です。

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投稿記事Posted: 2016年11月18日(金) 16:44 
偶然的通行人さん、通りマンさん、返信が遅れまして申し訳ございません。
お二方とも迅速かつ適切なご助言頂きありがとうございます。

さしあたり、最初にアドバイス頂いたTempフォルダやアドオンの整理などを実践してみましたが、現象の解決には至りませんでした。
偶然的通行人 さんが書きました:
これ以上は、いまある情報からでは詳しいことはわかりません。
「受信相手側でファイル化けが発生して開けなくなってしまう現象」の具体的な症状などがわかれば、今よりは見えてくることがあるかもしれませんね。

詳細を記述せず申し訳ありません。
受取先の機密に抵触しないか確認が必要だったので記載を控えていました。
ファイル化けの現象発生の流れについて以下に記述致します。

[送信側環境]
Windows7 Professional + Thunderbird45.4.0
[受信側環境]
Windows7 Professional + LotusNotes8.5
[現象発生時の経緯]
1.Thunderbird利用者が添付ファイル「ABCDE.pdf」のついたメールを受信

2.受信したメールを転送形式でLotusNotes利用者に送信
  ※転送メール作成時の一時ファイルは「nsmail.tmp」

3.本来「ABCDE.pdf」として送信されるファイルだがLotusNotesでの受信メールの添付ファイルが「C.DTF」に変換されてしまう

なお、変換後のファイル「C.DTF」ですが拡張子を.pdfに変更すれば正常に本来のPDFファイルとして開示できる事が判明しました。


通りマン さんが書きました:
拡張子が".tmp"になる場合は、添付ファイルのContent-Typeがapplication/pdfではなくapplication/octet-streamだったりしますか?

こちらのアドバイスを受けて今回の原因となったファイルを確認してみたところ、一時ファイル名はnsmail.tmpで、Content-Typeがpdf/pdfとなっていました。
こちらのファイルを受取先に送信すると上記のファイル化けが再現します。
Content-Typeがapplication/octet-streamとなっている別の添付ファイル(拡張子は.pdf)も発見したので転送を試みたのですが
こちらは一時ファイル名がnsmail.tmpでありながら、受取先には元ファイルと同名のPDFファイルとして正常に受信されていました。
各々のパターンを簡単ながらまとめると以下のようになります。

        パターン①       パターン②

元ファイル名   ABCDE.pdf       FGHIJ.pdf
Content-Type  pdf/pdf        application/octet-stream
一時ファイル名  nsmail.tmp      nsmail.tmp
受信ファイル名  C.DTF         FGHIJ.pdf

一時ファイル名がnsmail.tmpに変化する条件についてはご教示頂いた情報から推測するに、
Thunderbird上部メニュー[オプション]→[添付ファイル]→[受信]タブにて確認できるファイルのContent-Typeに該当しないものが適用される、と考えます。
このnsmail.tmpへの変化にファイル化けの原因があると仮定してその原因調査にご助力頂いてきましたが、
上記の結果や偶然的通行人さんの検証からそれぞれの現象は無関係であることが判明してしまいました。
つきましては他にファイル化けするメールのサンプルを収集・比較して原因調査を継続していく所存です。
また、受取先にこの件を説明した上でLotusNotes側が添付ファイルをC.DTFに変換する条件をメーカーに問い合わせてもらうよう改めて掛け合います。

さしあたって、「nsmail.tmpへ拡張子が変化する原因への質問」というトピック主旨についてお二方からほぼ御回答頂いた状況であることに加えて
これ以上の本件の追求はLotusNotes側でアプローチすべきでThunderbirdのフォーラム内で議論検討する内容でなくなると考えますので
この場ではここまでで質問を控えさせて頂こうかと思います。
ファイル化けの原因や回避策等が判明しましたら、その際には情報共有のためにまたこちらに記載させて頂こうかと考えております。
最後に、本件についてご助力頂きました偶然的通行人さんと通りマンさんのお二方に重ねて御礼申し上げます。

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投稿記事Posted: 2016年11月18日(金) 19:17 
控えますといった矢先で恐縮ですが書き込みさせて頂きます。
qwn さんが書きました:
こちらのアドバイスを受けて今回の原因となったファイルを確認してみたところ、一時ファイル名はnsmail.tmpで、Content-Typeがpdf/pdfとなっていました。

自分で書いておいてなんですが、このContent-Typeは明らかにMIMEの規格外のパラメータですよね。。。
なんだか単純にこれが原因な気がしてきました。
このあたりも含めて受信相手ひいてはLotusNotesのメーカーサポートに投げてみます。
散々ご助力頂きながらしょうもないオチになってしまったようで大変失礼致しました。。。

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