kasaih さんが書きました:
①右クリックから[メッセージを削除]とか、
キーボードから[Delete]キー押下などでは、メッセージの削除ができるかに関しても、
「できません」
唯一できるのは、右クリックで「前と同様にゴミ箱に移動」のコマンドのみ有効です(削除は全て不可)
Thunderbirdにとって、メールの削除によってメールを移動する先のメールフォルダーは、
Trash(ゴミ箱orごみ箱)という名前のフォルダーではなく、
Trashであるという属性があって、アイコンがTrashアイコンになっているフォルダーの内の、最初のもの。
特殊なツールで、Trashであるという属性をつけたり消したりすると、そのことが簡単に見えて、
Trashであるという属性をもったフォルダーが無いときには、「メールの削除」は、何もしません。
「仕様」というより、そうなっているんだからしょうがない、という話です。
POP3アカウント、あるいは、ローカルフォルダですか?
その場合は、Trash/Trash.msfという正規のファイル名のもの(フォルダペインでは日本語名で表示される)ではなくて、
trash/Trash.msfのセットになってしまうようなオペレーションをして、
ゴミ箱を空にする、を行った後にTrash/Trash.msfをうまく作成できない、というような問題が起こると、
Trashであるという属性をもったフォルダーがなくなるので、「メールの削除」が何もしなくなり、
ゴミ箱/ゴミ箱.msfというファイル名のフォルダーがあると、おっしゃるような現象になります。
IMAPの場合は、そのアカウントの任意のMboxをTrashフォルダーとして使えます。
mail.server.server#.trash_folder_name=任意のMboxの名前
ここで指定されたものが存在しないと、内部的なデフォールトのTrashというMboxを作ろうとするのですが、
サーバーが、TrashというMboxの作成を許さなくて、ゴミ箱というMboxが存在すると、
おっしゃるような現象になります。
本来、TrashというMboxでフォルダーペインで「ゴミ箱」と表儒されるべきなのに、
trashというMboxを使ったりしていると、問題がおこるかもしれません。
また、NAMESPACE="INBOX."というサーバーで、Inbox.TrashがTrashフォルダーの時に、
mail.server.server#.trash_folder_name=Inbox/Trash と設定しまうと、
ThunderbirdにとってのTrashは、Inbox/Inbox/Trashなので、削除に問題があるように見えるとか、
想定外の問題が起こる可能性があります。
いづれにせよ、フォルダープロパティのファイルの場所がどうなっているかとか、
実際のファイル名がどうなっているかとか、Trash/Trash.msfといったファイルが使われているのかいないのか、
といった情報がないと、何も言えません。
メールの削除の時に「Trash」として使うフォルダーがなくて、「ゴミ箱」という名前のフォルダーがあると、おっしゃるような現象になる、としか言えません。