oyajicchi さんが書きました:
Win7でVer45.1.0を使っています。
oyajicchi さんが書きました:
OS:Windows7、Ver:45.1.1(今朝更新)
OS と Thunderbird のバージョンはわかりますが、問題が起こっている [受信トレイ] があるアカウントのメールサーバーの種類は何ですか? IMAP と POP ではメッセージの管理が異なる点がありますので、わかるならはっきりさせておいたほうが、それをふまえたアドバイスが寄せられると思います。
[アカウント設定] -> [<アカウント名>] -> [サーバ設定] -> [サーバの種類] 、または [ヘルプ] -> [トラブルシューティング情報] -> [メールとニュースアカウント] から確認できます。
受信メールの種類と本症状の発生状況はどうなっていますか。プレーンテキスト形式のみで起こる、HTML 形式のみで起こる、どちらでも必ず起こる、発生はランダム……など。
oyajicchi さんが書きました:
メッセージフィルターで振り分けらら得たメールは正常ですが、振り分けられないことが有り、受信トレイに入り、件名の症状になります。
oyajicchi さんが書きました:
症状:受信トレイのメールの、件名が空白、差出人が"-"、本文が"."になる。
症状がいまひとつ漠然としているので、問診を兼ねていくつか確認させていただきます。
「メッセージフィルターで振り分けられたメールは正常」というのは、振り分け先のフォルダ内に入ったメールでは、ご質問の症状が発生していないという意味ですね。
「振り分けられないことが有り、受信トレイに入り」というのは、メッセージフィルタの振り分け条件に合致しているのに振り分けが実行されず、結果的に [受信トレイ] に残ったメールで起こるということですか。
あるいは、元々メッセージフィルタに振り分け条件が設定されておらず、[受信トレイ] に入ることが当然のメールでも起こるのですか。
問題が起こり始めた時期より前に受信していて、[受信トレイ] に保存していたメールでも起こるのですか。それとも、そういうメールに問題は起こらないのですか。
「受信トレイのメールの、件名が空白、差出人が"-"、本文が"."になる」と仰っているのは、スレッドペインのメッセージ一覧に表示される [件名] と [差出人] のことですか。それとも、メッセージペイン上部に表示されるヘッダビューでの話ですか。それとも両方?
差出人(From)は、"-" がひとつだけなのですか、差出人の文字数に応じて複数の "-" が表示されるのですか。
「本文が"."になる」のほうも同様に、"." がひとつだけ表示されるのですか、本文の文字数に応じて複数の "." が表示されるのですか。
(参考 -- Thunderbird のメインウィンドウの概要)
http://meitner.jimdo.com/2015/07/03/thu ... erence-01/いまある質問文の限定的な情報からでは、
・[受信トレイ] に問題が起こっている可能性
・メッセージフィルタの処理に問題が起こっている可能性
―― といったことが漠然とは考えられますが、それ以上の詳細はわかりかねます。
比較としていえば、当方の環境(Windows 7 / 8 上の Thunderbird 45.0 / 45.1.0 / 45.1.1)では、ご質問のような現象はまったく発生していません。
他のユーザーさんからも同様の問題が起こっているとの報告はいまのところ寄せられていませんし、もし oyajicchi さんのところでだけ起こっている問題だとしたら、oyajicchi さんの環境に固有の原因があることになるので、その原因を見極めない限り解決策は見えてこないと思います。
そのためのトラブルシューティングを進めてみてはいかがでしょうか。以下に、いくつか例示します。
(A)基本的なトラブルシューティング
とりあえずざっくりとアドオンの影響を調べるには、セーフモードで Thunderbird を起動した状態で、受信メールがどうなるか見てください。
(参考)・Thunderbird のセーフモード | Thunderbird ヘルプ
https://support.mozilla.org/ja/kb/safe-mode厳密さを求めるなら、新しいプロファイルを追加作成して、素の状態の Thunderbird の動作を確認してみることで、現行プロファイルとの違いを探る方法もあります。
(参考)・複数のプロファイルを使用する | Thunderbird ヘルプ
https://support.mozilla.org/ja/kb/using ... e-profiles(B)メッセージソースの状態を確認する
「件名、差出人、本文が空になる」というメッセージを選択した状態で、[表示] -> [メッセージのソース] 、またはキーボードの [Ctrl] + [U] を実行したときに開くソース画面はどのようになっていますか。
メールヘッダの中で、件名は Subject: 行、差出人は From: 行で確認してください。
ヘッダのあと1行の空白を置いて本文(ボディ)が続きますので、本文の状態がどうなっているかも見てください。
自分で自分宛にテストメールを送り、件名、差出人、本文などを調べてみるとか、問題の起こっていないメッセージのソースと比較してみると、要点が見えてくるかもしれません。
メッセージソースがきちんと存在するのなら、ざっくり言って表示上の問題だと推測できます。逆に当該部分のソースが書き換えられているのなら、そういう状況を生み出した何らかの原因があることになるでしょう。
(C)[受信トレイ] の状態を確認する
[受信トレイ] を右クリックして [プロパティ] で開くフォルダのプロパティ画面で、[受信トレイ] の状態をチェックしてみてください。
[メッセージ数] と [ディスク上のサイズ] は、[受信トレイ] が容量的に肥大化していないかどうかを判断するのに役立ちます。
[フォールバックテキストエンコーディング] は、多様な受信メールのエンコーディング方式を自動判別できなかったときに使用するエンコーディングを指定しています。
[フォルダを修復] は、現存するメッセージの実体ファイルの情報を元に、要約ファイル(.msf)を再構築します。
もし要約ファイルに問題が起こっていた場合は、これで問題が解決されることもあります。しかし、メッセージの実体ファイル(拡張子なし)に問題が起こっていた場合は、その状態を反映させた要約ファイルが生成されます。
(D)メッセージフィルタの動作を点検する
件名や本文に合致する条件を設定しておく程度でかまいませんから、自分で自分にテスト送信するメールに対して、テスト用のメッセージフィルタを設定して動作を点検してみてください。
いくつかパターンを変えてテスト用のメールを自分宛に送り、受信時にメッセージフィルタで振り分けられる場合と、元から振り分けない場合などで結果がどうなるかを比較してみるとか、既存のフィルタと新しく作ったフィルタで本件の症状をもたらすか否かが分かれるとかを見極められれば、メッセージフィルタの影響があるかどうか見えてくるかもしれません。
(E)セキュリティ対策ソフトの影響の有無を点検する
受信メールに対するウィルスチェックなど、セキュリティ対策ソフトの機能が、受信メールに悪影響を及ぼしてしまうケースが稀にあります。
一時的に、メールに対するセキュリティ対策ソフトの機能を無効化して受信をおこない、同様の症状が起こるかどうかを点検することで、セキュリティ対策ソフトが影響しているか否かを判断できるかもしれません。
(補足)
万一、[受信トレイ] に障害が発生しているのなら、この先もっと深刻な障害に発展する危険もなくはないので、現在のプロファイルのバックアップを確保しておいたほうが安心できるとは思います。
とくに、[フォルダを修復] など Thunderbird の各ファイルに変更をともなう操作をおこなう前にバックアップをとっておくと、失敗したときにやり直しが効きます。ただし、すでに各ファイルに障害が起こっていた場合は、障害を含んだデータがバックアップされるだけになります。
具体的な情報が乏しいため、いまの段階でできる推測を交えながら書きました。的外れな話を含んでいたらすみません。