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作成者 メッセージ
投稿記事Posted: 2016年5月06日(金) 16:31 
初めて投稿いたします。よろしくお願いいたします。

いくつかの受信トレイがあります。
最初はそのうちの一つが、件名の方は表示されていたのですが、内容が表示されませんでした。
フォルダを修復のボタンを押したところ、全て消えてしまいました、
色々検索して試しましたが、inbox自体が0kbに一度なっていたので消えてしまったようです。

他の受信トレイでも新しいメールは大丈夫なのですが、古いメールは読めないことに気付きました。
「inbox.msf」を削除すると今読めているメール以外は消えてしまいます。
現在トレイにあるのは4000通強なのですが、ふとおかしな事に気付きました。
「inbox」2457KBに対して「inbox.msf」は5844KBと倍近い数字。

読めるメールと読めないメールは受信した日時と違ったモノが埋め込まれているのに気付きました。
そして、おそらく原因であろう思い当たる節が・・・・
その時頃にwindowsの「日付と時刻を変更」で意図的に日時を巻き戻して動かしたことがあります。
その時は、thunderbirdは立ち上げなかったので、影響は無いと勝手に思っていましたが、違うのでしょうか?


localstore.rdfの削除も試みましたがうまく行きません。
新たに作成されなかったので今は元に戻しました。

何とかかこのメールを読める方法(送信された時、表示されている日時と埋め込まれてしまった日時をきちんと合わせればいいように思うのですが)わかる方いらっしゃいますか?

よろしくお願いいたします。

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投稿記事Posted: 2016年5月07日(土) 10:46 
どうやら勘違いしていたようです。
「フォルダを修復」のボタンを押すと読めないメールが削除されます。

読めないメールは既にinbox内には存在していないようです。
inbox.msfには件名などは残っているようですが、本文などは無いのかも知れません。

一体何故読めなくなったのか、消えてしまったのかはわかりませんが・・・
前向きに考えて、inbox.msfからは読み取ることは不可能なのでしょうか?

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投稿記事Posted: 2016年5月07日(土) 15:39 
オフライン

登録日時: 2006年9月05日(火) 18:47
記事: 4207
 
*質問・投稿する前に、製品のヘルプ、このフォーラム内を検索・閲覧して該当項目や
 同類・類似事例がないか、確認してみましょう。
 また、広くインターネット上でも同類・類似事例がないか、調べてみましょう。
*質問・投稿する前に フォーラムの利用について をしっかり読んで、その内容を理解
 した上で、それに沿って投稿しましょう。
*ご自分の利用環境として、正確な OS の名称・種類と Thunderbird のバージョンぐ
 らいは書き添えましょう。
*質問した後やアドバイスをもらった後は放置せずに、結果や経緯を必ず書くようにし
 ましょう。
*ここは相互ユーザサポートを通じて、各種情報・事例をユーザ同士でシェアする場で
 もあります。

 
 
【説明】
POP アカウントのケースとして説明します。

Inbox ファイルは、受信トレイのメッセージ本体データです。
Inbox.msf は、受信トレイのメッセージの要約(インデックス)ファイルです。

Inbox.msf は、メッセージ本体データによって作成・更新されます。
また、Inbox.msf は Inbox ファイルより小さいサイズとなります。

ですので Inbox.msf のサイズが、Inbox よりも大きいということは、メッセージ本体データの
一部または全部が存在しない不整合な状態ということになります。
または、メッセージ本体データは存在するのに Inbox.msf がそれと整合していなかったという
ことにもなります。

その原因は、
・最適化をしていなかった、しなかった
・何らかの要因で最適化が正常にできていなかった
・プロファイルの破損、異常(アカウント設定や保管ポリシーの異常)
・容量制限オーバーによるもの(サーバ側または Thunderbird 側)
・OS や Thunderbird の不正終了、クラッシュなどによる障害によるもの
・他のアプリケーション(セキュリティ対策ソフトなど)によって削除された、または障害
・テンポラリフォルダまたはファイルの処理異常
・その他 (OS、HDD の異常などいろいろ)
などが考えられます。

[参照]
フォルダの最適化 | Thunderbird ヘルプ

PC 内の時計の巻き戻しによって問題が起こるかどうかはやったことがないので不明です。


arumon222 さんが書きました:
何とかかこのメールを読める方法(送信された時、表示されている日時と埋め込まれてしまった日時をきちんと合わせればいいように思うのですが)わかる方いらっしゃいますか?

削除された、失ったメッセージはどこかに残っていなかったら復元できません。
Inbox.msf から復元する方法は、元となるメッセージ本体データがない場合は、おそらくないと
思われます。
 #メッセージ内にヘッダ情報として日時が記載されているからです。

もしサーバ側に残っていたら、再度受信または同期受信することで復元できます。

メッセージ本体データが残っていたら、Inbox.msf を削除して再起動すれば、初期化されてメ
ッセージデータから作成されます。
 #「フォルダを修復」も再構築する点では同じです。
メッセージ本体データが残っているかどうかは Inbox ファイルをテキストエディタで開けば確
認できます。
 #該当メッセージと日時照合するとしたら、サイズが大きいほど大変な作業になります。


【補足】
arumon222 さんが書きました:
localstore.rdfの削除も試みましたがうまく行きません。
新たに作成されなかったので今は元に戻しました。

localstore.rdf は xulstore.json に置き換わりました。
よって削除しても新たに作成(初期化)されません。
また、これはツールバーなどの配置・レイアウト情報を保管しているファイルですので今回の
問題とは関係ないでしょう。

[参照]
Localstore.rdf - MozillaZine Knowledge Base

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投稿記事Posted: 2016年5月07日(土) 20:14 
※質問するときは、「フォーラムの利用に関するご案内」、とりわけ「質問するときは」に目を通し、OS の種類や Thunderbird のバージョン、アカウントは IMAP か POP かといった使用環境についての最低限の情報を書き添えることをお勧めします。

横から失礼します。kiki さんからのアドバイスと若干重複しますが...。

【送受信したメールデータの保存と管理における基本条件】
mbox 形式の場合、Thunderbird でメールデータに関わるファイルは次の2つが基本。
(a)メールデータのすべてを含む実体 = 拡張子のないファイル = [受信トレイ] なら Inbox
(b)(a)の要約情報とメッセージ一覧の表示条件 = 拡張子 msf のファイル = [受信トレイ] なら Inbox.msf

・最重視すべきは、拡張子のない実体ファイル(a)である。
・通常(a)->(b)の方向で随時情報が反映され、連携を保っている。逆方向での反映はない。
・仮に(b)が消滅しても、(a)が健在なら自動的に(b)は再構築される。逆はない。
・何かしらのトラブルによって(a)(b)間の連携に障害が起こった場合、[フォルダを修復] を使って、その時点の(a)の内容を(b)に強制的に反映させることで整合性を回復できる。

【補足説明】
上述の(a)(b)については、すでに kiki さんからご説明があるとおりですが、いくつか追加で...。

arumon222 さんが書きました:
他の受信トレイでも新しいメールは大丈夫なのですが、古いメールは読めないことに気付きました。
「inbox.msf」を削除すると今読めているメール以外は消えてしまいます。

「新しいメールは大丈夫」というのが、直近に受信したメールという意味なら、十分ありえることです。
後述するように、もしも Inbox ファイルが何らかの理由で削除されたとしたら、次に Thunderbird が起動されたときに新しい Inbox ファイルが初期状態で自動生成されますから、この時点で過去のメールはすべて消えています。これ以後に受信したメールは、新しく生成された Inbox に保存されるので、普通に表示されます。

arumon222 さんが書きました:
前向きに考えて、inbox.msfからは読み取ることは不可能なのでしょうか?

お気の毒ですが、実体ファイルの容量がゼロバイトであることが確実なら、メールデータ全体が消失していることを意味します。
Inbox.msf にはメール本文のデータは含まれていませんから、msf ファイルを使って復元することはできません。

arumon222 さんが書きました:
一体何故読めなくなったのか、消えてしまったのかはわかりませんが・・・

消失したメールデータの復旧も重要ですが、原因が不明のままだと今後も同じことがくり返される危険が残ります。

arumon222 さんが書きました:
そして、おそらく原因であろう思い当たる節が・・・・
その時頃にwindowsの「日付と時刻を変更」で意図的に日時を巻き戻して動かしたことがあります。
その時は、thunderbirdは立ち上げなかったので、影響は無いと勝手に思っていましたが、違うのでしょうか?

これが原因であると現時点で断定はできないと思いますが、この条件を前提としたいくつかのシナリオは考えられます。

「日時を巻き戻して」がどの程度なのか明らかにされていませんが、もし数秒、数分といった単位ではなく、年単位とかで「日時を巻き戻して」いたとしたら、すべての基準となるシステム時刻からみれば Inbox ファイルのタイムスタンプはかなり未来の日時になっていたと考えられます。その状態のとき動作していたプログラムの仕様や設定内容によっては、起動していない Thunderbird の Inbox ファイルに何かしらの影響を及ぼした可能性は考えられます。

例えば、自動的にファイル同期をおこなっていた場合、システムの時刻設定を変更したことで同期対象ファイルの処理条件(ファイルの日時条件など)が対応外になって誤動作を生じ、Thunderbird の Inbox ファイルが削除されてしまったというような可能性はあるかもしれません。同様に、何らかのシステムクリーニングを自動実行していた場合にも、似たようなトラブルが起こる可能性はありうると思います。
また、極端に未来の日付のファイルは怪しくもあるので、もしかしたらセキュリティ対策ソフトの自動スキャンなんかに引っかかって隔離(または削除)された可能性もないとはいえないでしょう(Thunderbird のプロファイルがスキャン対象になっていた場合)。
「意図的に日時を巻き戻し」た PC が LAN で別の PC と繋がっているような場合、考慮すべき事柄がさらに増えるかもしれません。

そして、Inbox ファイルが削除されてしまった後の Thunderbird の流れとしては、次のようになりましょうか。

Inbox ファイルは [受信トレイ] の実体なので、たとえ削除されても Thunderbird を起動すると自動的に初期状態(ゼロバイト)で生成されます。
このとき、残った Inbox.msf と新たに生成された Inbox の整合性は取れておらず、既存の Inbox.msf の情報がスレッドペインに表示されますが、そこで任意のメールを選択しても、実体である Inbox は初期化されているのでメール本文は表示されません。

この状態で [フォルダを修復] を実行すると、初期化された状態の Inbox ファイルに合わせて、Inbox.msf が変更されますから、スレッドペインに表示されていた内容も消えます。

ただし、この段階で受信したメールは、自動生成された初期状態の Inbox に保存されますから、受信状況に応じて Inbox ファイルの容量は増えるでしょう。

Thunderbird の起動中に Inbox などの実体ファイルが強制削除された場合、選択したメールが表示されず、かわりに「ファイルが見つかりませんでした」というエラーメッセージが表示されるので、何か問題が起ったことがすぐにわかります。しかし、Thunderbird が起動していないときに Inbox ファイルが削除されても、普通は次に起動するまで気づかないでしょう。そして、気づいたとき(=起動後)には Inbox ファイルは初期化された後、ということになります。

いまある情報だけで確たることは言えませんが、システム時刻とファイルのタイムスタンプが関係してくる何かしらの機能がバックグラウンドで動作している場合、不用意にシステム時刻を(極端に)変更すると思わぬ結果を招く可能性があることには、注意しておいたほうがいいと思います。
本件では、なぜ Thunderbird の Inbox ファイルだけが...という疑問は残りますが、もしかしたら気づいていないだけで他にも影響を受けたファイルがあるかもしれません。

上述のようなこと意識して、Inbox ファイルに作用したかもしれない何かしらの機能が、コピーや控えなどをどこかに残していないか、Windows の「ごみ箱」や隔離先その他を探して Inbox ファイルのデータが見つかれば、そこから復旧を試みることはできるかもしれません。
しかし、完全に削除されてしまったのなら、意識的にバックアップを取っていない限り、復旧は困難だと思います。

ストレートな解決策ではありませんが、何かしらのヒントにはなればと思い、コメントさせていただきました。的外れな話になっていたらすみません。

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投稿記事Posted: 2016年5月12日(木) 18:07 
kiki様、偶然的通行人様

丁寧なご回答ありがとうございます。
返信が遅くなったことをお詫びいたします。
私自身も今回のことは、腑に落ちずその後も色々調べていたりして返事が遅くなってしまったことを、お詫びいたします。

結論から申し上げます。
原因わかりました。
解決は、しません(泣)

カスペルスキーが原因でした。
最近このソフトで引っかかるウイルスメールが多かったので、完全スキャンを本日もかけておりました。
thunderbirdのメールを整理しながら(前回読めたところから、入らないメールを削除)行っていました。
またあの恐ろしい現象が再現されたのです。

inboxが0KB!
inbox.msfの方は変わらず大きな数字。
そして読めなくなるメール。

ランサムウエアでも引っかかってしまったのかもと・・・
恐る恐るサポートに電話。
どうやらinboxはウイルスらしく判断されて隔離されていました。

前回のinboxと今回のinbox両方ありました。
サポートさんが言うところ、復元のボタンを押せば元に戻るとのこと。
ただ前回のモノ(古い日にちのモノ)も同じinboxと言う名前。
「両方戻すと上書きされて、やばいんじゃ無いの?」
と聞いたのですが、サポートさんはinboxの事はよくわからない様子。

動揺と戻せるかも知れない嬉しさから、誤った判断をしてしまいました。
前回消えた日から新たに受信してないフォルダはみごとに復元されました。
新たに受信していたフォルダは、そこからです。
「4000通のメール」消えました(泣)
一つずつ復元して、先に復元した方の名前を変えてから、もう片方も復元すれば全て残ったのに…

いい勉強になりました。
再度サポートに電話をして、隔離されていたinboxの復元は出来ないか聞きましたが、謝られちゃいました。
皆さんにも、騒ぎ立ててご迷惑をおかけいたしました。

優しく親身に対応していただいたお二人に、お詫びと感謝の気持ちをお伝えいたします。

「ありがとうございます。」

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投稿記事Posted: 2016年5月13日(金) 11:40 
オフライン

登録日時: 2006年9月05日(火) 18:47
記事: 4207
 
再度、繰り返して書きます。

*質問・投稿する前に フォーラムの利用について をしっかり読んで、その内容を理解
 した上で、それに沿って投稿しましょう。
*ご自分の利用環境として、正確な OS の名称・種類と Thunderbird のバージョンぐ
 らいは書き添えましょう。

 
 
原因が判明したようで何よりです。

arumon222 さんが書きました:
カスペルスキーが原因でした。

了解です。

できれば、カスペルスキーの正確な製品名称とそのバージョンを教えてください。
そして、どのような設定にしていたのかも併せてお願いします。
もし、Thunderbird にアドオンやプラグインとして組み込まれているものもあれば、その名称と
バージョンもお願いします。


arumon222 さんが書きました:
どうやらinboxはウイルスらしく判断されて隔離されていました。

Thunderbird のメッセージの保管方式は mbox 形式です。
メッセージをひとつづつ保管するのではなく、1 通でも 1 万通でもひとつのファイルとして保管
しています。

そのため、脅威があると判定(誤検知も含む)された場合にそのメッセージだけを隔離するなど
の処理をすればいいのですが、Inbox ファルをまるごとごっそり処理してしまうことがあります。
これはカスペルスキーだけに限った話ではなく、他のセキュリティ対策ソフト(スキャン機能系)
でもよくある仕様です。

つまり、きちんと Thunderbird に対応していないようです。
そのため Thunderbird 側でも以下の対策機能があります。
 #これでも誤動作を防止できないケースもありますので注意が必要です。
添付ファイル:
オプション-セキュリティ-ウイルス対策.PNG
オプション-セキュリティ-ウイルス対策.PNG [ 24.25 KiB | 表示数: 4932 回 ]


回避対策として、セキュリティ対策ソフト側の設定で Thunderbird のプロファイルをスキャンや
監視対象から除外することで解決できる場合があります。
一度、お試しください。


【大きなお世話】
正確に書きましょう。
thunderbird -> Thunderbird
inbox -> Inbox
OS:windows -> Windows

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