Kengoro さんが書きました:
このところFirefoxのバージョンアップ(最新版への更新)の頻度が高くなっています。
「このところ」がどういう時期を指すのか存じませんが、Firefox が Google Chrome のような高速リリースサイクルに移行したのは Firefox 5.0 以降です。
Firefox 5.0 のリリースは 2011 年 6 月ですから、それ以降は原則として 6 週間ごとに新バージョンがリリースされています。さらに、緊急性の高い問題があれば、6 週間の中でもマイナーバージョンがリリースされます。
(参考)・高速リリースサイクルに関するよくある質問
http://www.mozilla.jp/firefox/preview/faq/Kengoro さんが書きました:
これに関連した質問です──
「WEBページを“WEBページ完全”で保存した場合、ファイルと関連画像フォルダの一対で指定フォルダに保存作成されます。ところが、HTMLファイルは白地の書類マーク(アイコン)で表示されてしまいます。WEBページを保存する場合、保存HTMLファイルにFirefoxのロゴマークが付いた状態で保存できるようにするためには、どんな操作・作業をすれば良いかをお尋ねします」
Web ページの保存を実行するのはブラウザの役割ですが、保存された後のファイル群を管理するのは OS の役割です。
保存された HTML ファイルや、ページ内の画像として保存された JPEG ファイルなど、それぞれのファイルタイプ(ファイルの種類)に応じてどのようなアイコンを対応させるかは OS の管理下にあり、Firefox など個々のブラウザ側でコントロールすることはできません。
Web ページをダウンロードしたとき、使ったブラウザの種類によって HTML ファイルや JPEG ファイルのアイコンがころころ変わることがないのは、OS 側で一貫してファイルタイプごとに表示すべきアイコンが管理されているからです。
Windows OS の場合、XP までは OS の機能としてファイルタイプごとに任意のアイコンを指定できるインターフェイスが提供されていました。
例えば、HTML ファイル(拡張子が html や htm のファイル)に対して、プログラムは Firefox を関連付けながら、アイコンは Internet Explorer のものを使う、といった指定ができました。自作のオリジナルアイコンを指定することも簡単にできました。
しかし、Vista 以降(Vista 、7 、8 / 8.1 、10)はファイルタイプとプログラムの関係だけしか指定できなくなっていて、あるファイルタイプに対して特定のプログラムを関連付けると、そのプログラムが持っているアイコンから、そのファイルのアイコンが自動的に決められます。
例えば、HTML ファイルに対して、Firefox を既定のプログラムとして関連付けると、Firefox が持っているアイコンから、HTML ファイルのアイコンが決まります。(「保存HTMLファイルにFirefoxのロゴマークが付いた状態」と仰っているのは、おそらくこのことでしょう。)
ただし、これらの情報は Windows レジストリで管理されているので、レジストリを手動で編集するか、関連付けの作業を補助してくれるソフトウェアを使うことで、XP 以前のようにファイルタイプ、アイコン、プログラムを個別に変更することも、できなくはありません(自己責任が原則)。
Kengoro さんが書きました:
ちなみに、この現象はFirefoxを既定のブラウザとして設定している場合にも起こります。
特に、Firefoxのバージョンが自動更新されて、再起動された場合に「のっぺらぼうの白紙書類の表示」になります。
この現象への対処として、これまでは「いったんFFをアンインストールし、最新版をIEなどでダウンロード保存してから、インストーラから再インストールする」という方法を取っていました。
この文面だけでは確定的なことは申し上げられませんが、HTML ファイルに対して既定のプログラムが解除されてしまった結果、表示すべきアイコン情報もなくなり、白紙になっているのかもしれません。
で、Firefox を再インストールすることで関連付けがやり直されると、表示されるアイコンも元に戻るのではないかと考えられます。
しかし、普通はブラウザの「更新」でファイルの関連付けがリセットされるようなことはないはずです。
(補足)
いちいち再インストールしなくても、ファイルタイプとプログラムの関連付けを変更する方法は Windows OS に用意されています。
(1)コントロールパネルにある [既定のプログラム] から変更する
[ファイルの種類またはプロトコルのプログラムへの関連付け] に表示されるファイルタイプを選択して [変更] を進めます。
(2)目的のファイルを選択して右クリックの [プロパティ] から変更する
ファイルのプロパティ画面の [全般] パネルの上部に、[ファイルの種類:] と [プログラム:] があり、その右側に [変更] というボタンがあります。
ここから、そのファイルタイプに対して既定としたいプログラムを変更できます。
上記の操作により、変更したプログラムで定義されているアイコンが、そのファイルタイプのアイコンになります。
ただし、ユーザー権限に制約がある場合には、変更できないケースがあるかもしれません。
Kengoro さんが書きました:
このような現象に度々でくわすと言うことは、ブラウザの設定環境か、PCのシステムファイルなどに何らかのトラブルが生じているということなのでしょうか?
Windows OS における Internet Explorer や Microsoft Edge は例外的で、ブラウザ側の設定項目の中にファイルやプロトコルの関連付けを指定する項目があります。
ですが、これは上記のように Windows レジストリで管理されている項目の操作をブラウザ側の設定項目からやっているだけで、コントロールパネルやファイルのプロパティからの関連付け変更と本質的な違いはありません。
一方、それ以外のブラウザでは、ファイルタイプとプログラムの関連付けに、ブラウザ側の設定では関与できません。
ご質問の文面を拝見する限りでは、システム(OS)側に何かしらの要因がある可能性が高いのではと思います。
例えば、Windows OS へのサインイン(ログイン)するときのユーザー権限の制約によっては、何かのプログラムを更新したとき、ファイルタイプとプログラムの関連付けなどがおかしくなることはあるかもしれません。
ただし、どこが、どうおかしいか、といった具体的な内容は、ご質問の文面(情報)からでは判断できません。
ご質問の内容に本質的な影響を与えているのは OS 側の仕組みなので、Firefox のフォーラムで質問するより Windows のフォーラムで質問したほうが、解決の道筋が早く拓けるかもしれませんね。
(参考)・Windows - マイクロソフト コミュニティ
http://answers.microsoft.com/ja-jp/windowsWindows 側をしっかり調べ、その上で Firefox にも何かしらの問題があることが判明してくるのであれば、その経過報告と合わせて再度ご質問ください。
とりあえず以上です。的外れな話だったらすみません。