meeyar さんが書きました:
この件について、改めてスクリーンショットを作成しましたので追記しておきます。
わざわざスクリーンショットを貼り直していただき、ありがとうございます。余分なお手間を取らせてしまって申し訳ないような...。
拝見しました。[フィードの購読] ウィンドウの基本構造は、当方の Windows 環境のそれと変わりません。
子階層の [フィードの URL] がないと、アクセス先が特定できないためフィードの更新ができなくなるのは、すでにみなさんからご指摘があるとおりです。
しかし下記の状況だとしたら、何がどうなっているのか、ちょっとわかりかねます。
meeyar さんが書きました:
さて肝心のrdfファイルですが、ぱっと見は特に問題がありそうには見えませんでした。
以下新規プロファイルでのfeeds.rdfの内容です。
(中略)
meeyar さんが書きました:
MozillaZine.jp以外は再起動後に更新できなくなってしまいますが、URLなどの情報は残ったままになっています。
お示しくださった内容を拝見する限り、ぼくも「ぱっと見は特に問題がありそうには見えません」に同意します。
ご承知のことと思いますが、Thunderbird のフィードアカウントにおいて、[フィードの購読] ウィンドウにある [フィードの URL] が保存されているのは feeds.rdf です。prefs.js その他には保存されていません。
prefs.js には、フィードアカウントをメールアカウントと同様に扱うための情報だけが記述され、[フィードの URL] などの中枢情報は ~ <profile>\Mail\Feeds 内に集約されています。厳密には、feeditems.rdf にもフィード URL の記述はありますが、これは個々のフィード URL に対して受信済みのアイテムを識別するためのもので、[フィードの購読] ウィンドウにある [フィードの URL] を直接定義しているものではありません。仮に、feeditems.rdf に異常が起こった場合、すでに受信済みのフィード記事を何度も受信してしまうといったことは起こりそうですが、未受信の新規フィード記事を受信しなくなることは、ちょっと考えにくいように思います。Thunderbird を起動中に、新しいフィードの購読先を追加したり、OPML からインポートしたときは正常に動作し、いったん Thunderbird を終了して次に起動したとき、[フィードの URL] が消えている購読先がある ―― ということは、次のように考えられます。
(1)再起動前は、新規作成またはインポートしたフィード情報がメモリ上に読み込まれているので正常に動作している。
(2)再起動後は、それらの情報が feeds.rdf から読み込まれるため、feeds.rdf に異常が起こっていれば、[フィードの URL] などを正常に読み込めないことがありうる。
―― という解釈です。
feeds.rdf の異常については、
(a)feeds.rdf そのものに異常が起こり、[フィードの URL] が消失している。
(a-1)フィードの更新時、または Thunderbird 終了時の feeds.rdf の更新が不正常。
(a-2)アドオンの誤動作、または何らかの外部要因が、feeds.rdf を書き換えてしまう。
(b)feeds.rdf の内容は正常だが、起動時に feeds.rdf を適切に読み込めない。
(b-1)一部の設定ファイルの読み込みに関して Thunderbird(とくに Mac 版)にバグがある。
(b-2)設定ファイルの読み込みに際して、アドオンなどが不適切な干渉をしている。
―― などが考えられます。(ただし、その他の要因や、複数の組み合わせで起こる可能性も、視野に入れておいてください。)
(a-2)のアドオンの誤動作と(b-2)は、KTBN さんの 2015年10月24日(土) 13:41 付けの投稿(p56310)を見る限り、可能性は低いと思われますが、「feeds.rdf の異常」という観点での点検がきちんとおこなわれたわけではないので、可能性のひとつとして挙げてあります。
当初、提示された情報から、feeds.rdf が不適切に書き換えられている可能性、とくに(a-1)を疑ったのですが、meeyar さんがお示しくださった内容を拝見する限り、不可解なところには気づきませんでした(見落としているだけかもしれませんが...)。
しかも、正常な [フィードの URL] もあるということは、消えてしまう [フィードの URL] と何らかの差異があるということですから、このあたりの切り分けを進めてみないことには、ちょっと見通しが立たない気がします。
これもご承知と思いますが、確認を兼ねて書きます。
Thunderbird の起動中にフィードの更新(アクセスと読み込み)が実行されれば、feeds.rdf と feeditems.rdf も更新されます。
feeditems.rdf は受信済みのアイテムを記録して重複受信しないためのものなので、フィードの更新のたびに内容が変わります。
feeds.rdf は、[フィードの購読] ウィンドウでユーザーが設定内容を変更したとき以外、内容的な変化はありませんが、購読先の順番が入れ替わることがあります。
<fz:feed RDF:about="<フィードの URL>" ~ から始まり、</fz:feed> で閉じられるブロックを単位に、順番が変わっていることがあるわけです。
このあたりの理由はよくわかりませんが、複数のフィードがある場合、受信時に「逐次」ではなく「並行」したアクセスがおこなわれ、通信が成立した順番に feeds.rdf が書き直されるようなことがあるのかもしれません。
しかしブロック単位の順番以外、[フィードの URL] をはじめ記述内容が欠落したり、別の内容に書き換えられることはありませんし、フィードの更新が効かなくなることも経験していません。
feeds.rdf の書き換え時に問題が起こっているケース(上記 (a) )をさらに調べつつ、feeds.rdf は正常だが読み込み時に問題が起こっている可能性(上記 (b) )も考えたほうがいいかもしれません。
いまの段階では断定できませんが、Mac 版の Thunderbird 38.x 系に何かしらのバグが入り込み、改行コードなどの制御文字を含めて文字列の処理に部分的な不具合が起こっていて、その結果 feeds.rdf の読み込みが正常におこなえないケースがあるのかもしれませんから。
ストレートに解決に結びつく話ではありませんが、以上です。