PCをリカバリーすることになってしまいました。
サンダーバードの受信メールを外付けHDDに移したいと思っています。
方法を教えてください。
よろしくお願いします。

※質問するときは、「フォーラムの利用に関するご案内」、とりわけ「質問するときは」に目を通し、OS の種類や Thunderbird のバージョン、アカウントは IMAP か POP かといった使用環境についての最低限の情報を書き添えることをお勧めします。

PC のリカバリーに際して、Thunderbird で送受信したメールデータを外付けドライブに退避しておき、リカバリー後に元に戻したい、という意味でしょうか。
それとも、リカバリーを機会に、メールデータだけを外付けドライブに置くようにしたい、という意味でしょうか。
さらにいえば、メールデータだけでなくアカウント設定やパスワード情報、アドレス帳などのユーザーデータ全体（＝プロファイル）も一括して外付けドライブに配置したいのか、メールデータだけに絞りたいのかで、効率的な手順や運用上の注意点が変わってきます。

OS の種類や Thunderbird のバージョンなど使用環境の具体的条件が書かれていないので、そのあたりも説明しにくい原因ではありますが、ごく一般論としていえば「プロファイル」の扱いが最重要になります。
（参考）・Thunderbird のプロファイル | Thunderbird ヘルプ
https://support.mozilla.org/ja/kb/profiles-thunderbird

「移行」「引っ越し」「外付け」などのキーワードでこのフォーラム内を検索するだけでも、多くの事例がヒットするはずです。

リカバリを急ぐのであれば、さしあたり Thunderbird の「プロファイル全体」を外付けドライブなどに、確実にバックアップしておけばいいと思います。
プロファイルの確実なバックアップさえあれば、あとはたいていのニーズに対応できます。

バックアップの注意点としては、

• プロファイルのコピーをとるときは、Thunderbird を終了させた状態でおこなうこと。
• 可能なら、バックアップ元とバックアップ先のデータの検証をしておくこと。（ルートフォルダのプロパティで、そこに含まれるファイル数と総容量（バイト数）の一致ぐらいは確認しておくことをお勧めします。）
• リカバリ後、標準ドライブにプロファイルを戻すなら、次のフォルダを丸ごとバックアップしておくこと。

（事例）Windows の場合
一般に「プロファイル」というと、次の [xxxxxxxx.default] フォルダを指します。xxxxxxxx は、8 桁から成るアルファベットと数字のランダムな組み合わせです。新しくプロファイルを作るごとに、この xxxxxxxx はランダムに変化します。

%APPDATA%\Thunderbird\Profiles\xxxxxxxx.default\

ここには、送受信したメールデータをはじめ、アカウント設定やパスワード情報、アドレス帳などのユーザーデータが全部含まれています。

しかしながら、Thunderbird の起動には、上位のディレクトリに含まれる profiles.ini が必要不可欠です。
新しい環境で Thunderbird をインストールた初回起動時、自動的に profiles.ini と新しいプロファイルが生成されますが、旧環境にあった [xxxxxxxx.default] の情報が書き込まれるわけではありません。
そこで、%APPDATA%\Thunderbird\ を丸ごとバックアップしておくことで、旧環境の profiles.ini の情報をそのまま流用することができ、起動条件を含めて新し環境にプロファイルを復元することができます。
標準ドライブに復元を希望するなら、Thunderbird をインストールする前に、その新しい環境の同じ場所に %APPDATA%\Thunderbird\ を書き戻しておくことで、インストール後の初回起動から旧環境を復元した状態で使い始めることができます。

ただし、リカバリ後、外付けドライブにメールデータなりプロファイルなりを配置して使い続けたい場合は、それぞれの目標に応じて考慮すべきことが変わってくるので、ひと手間かける必要が出てくるでしょう。

具体的な手順の説明ではありませんが、とりあえず以上です。
boo2toriy さんの現在の環境条件や、最終的に到達したい状態などを具体的にお示しいただくと、他のユーザーさんから追加のアドバイスが寄せられるかもしれません。

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偶然的通行人さま；

ありがとうございました。
OSはwindows 8.1 で、2013年6月にThunderbirdをダウンロードしました。
バージョンはわかりませんが、自動更新になっています。
POPメールサーバーです。（わからないことだらけで・・・）

一応、アドレスは外付けハードデスクにコピーしましたが、
できれば、全体（プロファイル）を一括して移し、リカバリー後に、元に戻したいと思っています。

ご指摘のようにできるかどうか・・とにかく挑戦してみます。
本当に、ありがとうございました。

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「挑戦」だなんて、大げさな(^^)

標準の設定では、メールの保存場所も含めて全部プロファイルディレクトリーの下に持っています。
だから、プロファアイルディレクトリー全体のバックアップがあれば、それを他のパソコンにコピーして使えるのと同様に、
リカバリーを行ったパソコンに戻すこともできます(=他のＰＣへのバックアップのコピーと一緒)。
「できれば」ではなく、「絶対に、確実に」、全体（プロファイル）を一括して、バックアップしておきましょう。
リカバリーをすると消されてしまう場所に保存していた、なんてことがあると、目もあてられない(^^)

戻す時の基本的な考えは(プロファイルのコピーと同様)、
適当な場所にバックアップをコピーしておき、新規にプロフィルを作り、その時に、その「適当な場所」をプロファイルディレクトリーとして使うように指定する、
という、極くシンプルなもの。
だから、「絶対に確実な、プロファイルディレクトリー全体のバックアアップ」さえあれば、もうこっちのもの。
「適当な場所」は外付けディスクであっても構わない、というように設計されていますから、普通に正常にアクセスできるのなら、どこであってもいい。
手順が良くわからなきゃ、このフォーラムで聞きゃぁいい(^^)

落ち着いて、バックアップをちゃんととり、必要なリカバリー作業を進めましょう。

WADA sama;


ありがとうございました。
プロファイルはCドライブにある　Mozilla Thunderbird　でしょうか？
ｘｘｘｘ.defaultというファイルがないのです。

いやぁ～～解からないことだらけで・・・
挑戦は、ちっとも大げさじゃないんですよ～～！

ますは、近いうちに落ち着いて、作業をすすめます。
ありがとうございました。

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最初から全部わかっている人なんていない。
私は、NetScape 4を使っていて、バックアップもとらずに、MozillaベースのNetScape 6がでたというので飛びついて、一部の大事なメールフォルダーが消えてしまい、ばぐじらに泣きついて、bugzilla.mozilla.orgに行って、苦労して、長音とかの特殊な文字があるときの問題だとわかり、メール用のファイルをリネームしてどうにかこうにか回復できた、という経歴の持ち主(^^;
その時は、単に表示されないだけで、ファイル自体は残っていたので、バックアップをとっていなくても、助かった。
もし、データが消えていたら、と思うと、ゾっとします(^^)


Windowsでは、プロファイルディレクトリーは、偶然的通行人さんが書かれた場所にあります。
%APPDATA%\Thunderbird\Profiles\ほげほげ
で、これは、%APPDATA%\Thunderbird\profiles.ini というテキストファイルのエントリーからポイントされています。
この「%APPDATA%」というのはWinの「環境変数」で、コマンドプロンプトで「SET」または「SET APPDATA」と入れれば簡単に見られます。

わかっちゃうと、別ににどうってことはないんですけど、
　～\profiles.ini ⇒ profiles.iniがある場所からの相対的なプロファイルデイレクトリーの場所
こういったことを文書化してユーザーにちゃんと提供、なんてなことはせずに、
何でもかんでも隠して一般ユーザーに使いやすいようにみせかける、なんてなMS Winみたいなことをするもんだから、
ちょっと何かあっただけでユーザーは大混乱...(^^;
Macを真似てパクろうとしても真似方が下手だから目も当てられなかったMS Winの上で、MS Winがやったのと似たようなことをした報い(^^)

WADA さま；

ありがとうございました！
コマンドプロンプトから　『SET]』で探せました。

これで、　リカバリーできそうです。

そもそも、PCで、TVを受信しているのですが、番組表が取得できなくなって、
TVのアプリをアンインストールし、再インストールすると正常になるはずでした。
それが、どうしても再インストールできず、あとはリカバリーのみとの事、
PC使いはじめて、初めてのリカバリーです。
あ～～～あぁ！

でもでも、皆さま本当にありがとうございました♪

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すでにハードルは越えられたようですが、今後このトピックをご覧になる方のことも考慮し、いくつか補足させていただきます。

Thunderbird は、おおかまにいって次の２つの部分から構成されています。
（1）実行プログラム一式を保持した「プログラムフォルダ」
（2）アカウント情報などのユーザーデータや送受信したメールデータを保持した「プロファイルフォルダ」

（1）は、新しいインストーラを使って、何度でもインストール・アンインストールできます。完全に PC が壊れたとしても、再び正常な状態を組み立てることが可能です。
（2）は、そのユーザー固有のものなので、バックアップを取っていない限り、どこか他所からこれを回復することはできません。
そういう意味で、前便で紹介した「Thunderbird のプロファイル | Thunderbird ヘルプ」の記事にはきちんと目を通してください。安全・確実に Thunderbird を使いつづけるためのカナメは、プロファイルの管理にかかっているといっても過言ではありません。


Thunderbird のバージョンを確認する一般的な方法は次の通りです。

Thunderbird が起動できるなら、メニューバーまたはメニューボタンから、[ヘルプ] -> [Thunderbird について] で開くダイアログの、大きく Thunderbird と書かれたロゴの下に、38.3.0 のようにバージョン番号が表示されます。
あるいは、[ヘルプ] -> [トラブルシューティング情報] で開く画面の [アプリケーション基本情報] でも確認できます。

Thunderbird が起動できないとき、例えば Windows OS なら、Thunderbird をインストールしたプログラムフォルダにある thunderbird.exe というファイルを、右クリックから [プロパティ] で開くダイアログで、 [詳細] パネルからバージョンを確認できます。
あるいは、同じくプログラムフォルダにある application.ini というファイルを、テキストエディタで開いても確認できます。
プログラムフォルダは、Windows の 64bit OS なら、通常は C:\Program Files (x86)\Mozilla Thunderbird\ にあります。32bit OS なら C:\Program Files\Mozilla Thunderbird\ です。

自動更新の設定を有効にしていても（デフォルト）、様ざまな事情から更新が滞って知らぬ間に古いバージョンを使い続けていたという事例もあるので、時どきは現状確認のためにバージョン情報を見ることをお勧めします。


標準の場所に置かれた Thunderbird のプロファイルを開く方法は次の通りです。

Thunderbird が起動できるなら、メニューバーまたはメニューボタンから、[ヘルプ] -> [トラブルシューティング情報] で開く画面の [アプリケーション基本情報] -> [プロファイルフォルダ ] -> [フォルダを開く] ボタンで、そのとき使っているプロファイル・フォルダを開くことができます。
そこから、上位または下位のフォルダをたどれます。

Thunderbird が起動できないとき、Windows OS ならキーボードの [Windows キー] + [R] で [ファイル名を指定して実行] というダイアログを開きます。これは Windows 自身の標準機能です。
この [名前] 欄に %APPDATA%\Thunderbird\Profiles\ と入力して [OK] を押せば、ストレートに Profiles フォルダを開いてくれます。

手作業でたどるなら、Windows のバージョンやユーザーアカウントによって %APPDATA% が異なるので、自分の環境条件を加味して場所を特定します。
一般的には、%APPDATA% は C:\Users\<ユーザー名>\AppData\Roaming\ となりますので、フルパスで書けば次のようになります。
C:\Users\<ユーザー名>\AppData\Roaming\Thunderbird\Profiles\xxxxxxxx.default

%APPDATA% 以下の階層を模式化すると、次のようになります。
----------------------------------------------------------
%APPDATA%
　└ Thunderbird　（フォルダ）
　　　　├ profiles.ini　（ファイル）…… [X]
　　　　├ Crash Reports　（フォルダ）…… 引っ越しには不要
　　　　└ Profiles　（フォルダ）
　　　　　　　└ xxxxxxxx.default （フォルダ）…… [Y]

[X] xxxxxxxx.default など個々のプロファイル [Y] の情報が記述されている。
[Y] プロファイルの実体。アカウント情報、パスワード情報、メールデータ、アドレス帳データなどが集約されている。
複数のプロファイルを作っているなら、Profiles フォルダの配下には xxxxxxxx.default、yyyyyyyy.default、zzzzzzzz.default など複数のフォルダが存在する。
この場合、profiles.ini [X] には、存在するすべてのプロファイルの情報が記述されていて、それらの起動に関する情報を統括的に管理している。
----------------------------------------------------------
PC の引っ越しやリカバリなどの際、絶対に必要なのは、メールデータやユーザーデータの実体を保持した xxxxxxxx.default フォルダ全体です。
可能ならば、Thunderbird フォルダを丸ごとバックアップしておくと、 xxxxxxxx.default フォルダも profiles.ini も含まれるので、新しい PC 環境への引っ越しが楽になります。

とりあえず以上です。

_________________
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偶然的通行人さま；

ありがとうございました。
ご指摘のように、Thunderbird　フォルダごと、コピーしました。

やっと、ひとつクリアです。

なお、バージョンは　38.3.0　でした。
本当にお騒がせいたしました。
ありがとうございました。

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