2013/6/19日以前の受信メールが消えてしまいました。 windows XP
Tbのバージョン　17.0.7
プロバイダ　　ひとまろビジョン　
マイクロソフト　セキュリティ　エッセンシャルズ
pop.maro-v.jp Inboxデータを見ても古いデータが残っていない様子です。
　　From - Tue Jun 18 20:38:39 2013
　　X-Account-Key: account9
　　X-UIDL: 00000fcc50da9e89
　　X-Mozilla-Status: 0009
　　X-Mozilla-Status2: 00000000
　　X-Mozilla-Keys:
というのがInboxをメモ帳で開いた先頭にありました。
他のメールアカウントの方は正常に動作しています。
以前にもメールが消えたことがあったのですが、その時はさほど気にしていませんでした。
最近仕事のメールに使用していますので、不安になりました。
どうしたらよいのでしょうか。

_________________
Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 8.0; Windows NT 5.1; Trident/4.0; .NET CLR 1.1.4322; .NET CLR 2.0.50727; .NET CLR 3.0.4506.2152; .NET CLR 3.5.30729)

　　
＊質問・投稿する前に、サポートサイトやヘルプ、このフォーラム内を検索・閲覧して
　確認してみましょう。
　また、広くインターネット上で、同類・類似事例がないか、調べてみましょう。
＊質問・投稿する前に フォーラムの利用について をしっかり読んで、その内容を理解
　した上で、それに沿って投稿しましょう。
＊質問した後やアドバイスをもらった後は、放置せずに、結果や経緯を必ず書くように
　しましょう。ここは、ユーザ同士で、各種情報・事例を、シェアする場です。　
　
　
まず、同様の事例がなかったか、検索してみることから始めましょう。
このフォーラム内には、以下のような過去トピックの事例があります。
　注：他にも、いくつかあります。

[参照：フォーラム内の過去トピックから]
MozillaZine.jp フォーラム - 受信トレイ内メールが消えちゃった
MozillaZine.jp フォーラム - 受信ボックスのメールの一部が消失しました。
MozillaZine.jp フォーラム - [解決済み] 受信トレイの中のメールが消えてしまいました。

次に、上記の事例などを参照して、Thunderbird の設定内容やメンテナンスの状況、環境条件
などを洗い出して、問題点を切り分けしてみましょう。
たとえば、該当するもの・しないもの、これまでの運用・利用の実態、などのふりかえりにな
ります。

その理由は、原因は様々な可能性があり、何が問題となっているのかが不明だからです。
Thunderbird が、問題を起こしているとは限らないケースもあったりします。


以下、大庭　峯洋 さんが提示された状況について、コメントします。


該当アカウントは、POP アカウントのようですね。
2013/6/20 日以降のメッセージは、残っているのですね。

Inbox（受信トレイに該当）のサイズは、どれくらいありますか？
2013/6/19 前後に、何か思い当たることは、ありませんでしたか？
Thunderbird の各種検索機能を試してみても、消失したメッセージはヒットしないのですか？


上記は、各メッセージの先頭に必ずある「メッセージヘッダ」というものです。
通常は、そのヘッダ以下に続いて、メッセージの本文があります。

その先頭（ヘッダ）以下には、何がありましたか？
何もないのでしょうか？（空白？）

もし、メッセージ本文がない状態ならば、明らかに異常です。
インデックスの不整合や、破損している可能性が、考えられます。


その正常なアカウントと、問題のアカウントの設定内容を、念入りに、しっかり比較して、相
違点を、検証してみてはいかがでしょうか。
何か、手掛かりが見つかるかもしれません。

_________________
Mozilla/5.0 (Windows NT 6.2; rv:25.0) Gecko/20130701 Firefox/25.0

>2013/6/20 日以降のメッセージは、残っているのですね はい。残っています。Inboxに9.4MBあります。
メモ帳で開いても、それらしいものが見えます。ただし、消失したものは見えません。

>Thunderbird の各種検索機能を試してみても、消失したメッセージはヒットしないのですか？
はい。ヒットしません。思い当たることもありません。


>その正常なアカウントと、問題のアカウントの設定内容を、念入りに、しっかり比較して、相
違点を、検証してみてはいかがでしょうか
現在は正常なもう一つのアカウントも、以前消失した経過があります。
今回消失したのは、3月に続いて二度目なので、大変迷っています。

_________________
Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 8.0; Windows NT 5.1; Trident/4.0; .NET CLR 1.1.4322; .NET CLR 2.0.50727; .NET CLR 3.0.4506.2152; .NET CLR 3.5.30729)

　

了解です。


これも、了解しました。


了解です。

ということは、過去にも問題が起きていて、今回も起きたわけですから、現状のままでは、今後も起
こりうる可能性が、大きいですね。

この機会に、きちんと、問題点と原因を、明らかにされたほうがいいでしょう。
その確認点、検証、対処については、先にご紹介したとおりです。

繰り返しますが、Thunderbird で起きている現象だからといって、Thunderbird の問題とは限らな
いケースもありえます。
広く、環境全体を、見直してみるのをお勧めします。

そして、問題点と原因がわかったら、正しい対処を、おこなっておくのをお勧めします。

とりあえず、同じ問題に遭遇しても、必要最低限の復元ができるように、Thunderbird のプロファ
イルを、まるごとバックアップされておくことですね。
[参照]
プロファイル | 操作方法 | Thunderbird ヘルプ

できれば、当面の対処として、新規プロファイルに移行することも、検討してみてください。
[参照]
複数のプロファイルを使用する | 操作方法 | Thunderbird ヘルプ


【余談】
ひとつ気になるのは、問題が起きた時期です。
3 月も 6 月も、Thunderbird のバージョンアップの時期に、ほぼマッチしています。
Thunderbird のアドオンや、同じプロファイルを、ずっと以前から、続けて使いまわしているとし
たら、そこに、問題がありそうにも思えます。

_________________
Mozilla/5.0 (Windows NT 6.1; rv:25.0) Gecko/20130702 Firefox/25.0

ありがとうございました。 プロファイルは使いまわしていますので、新たなプロファイル設定を試みてみたいと思います。 また、バックアップについても実行して、今後のメール消失の備えとしておきたいと思います。

もう一つ疑問がありまして、
　「ドキュメントアンドセッティング」「アプリケーションデータ」の中に「サンダーバード」と「モジラ」の２つのフォルダがあり、それぞれにプロファイルがあるのですが、これは異常ではないのでしょうか。
　エクスプローラの図を添付すれば分かりよいのですが、添付の方法が分かりません。
良い方法がありましたら、ご教授いただけるとありがたいです。

_________________
Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 8.0; Windows NT 5.1; Trident/4.0; .NET CLR 1.1.4322; .NET CLR 2.0.50727; .NET CLR 3.0.4506.2152; .NET CLR 3.5.30729)

　　
＊質問・投稿する前に、サポートサイトやヘルプ、このフォーラム内を検索・閲覧して
　確認してみましょう。
　また、広くインターネット上で、同類・類似事例がないか、調べてみましょう。
＊質問・投稿する前に フォーラムの利用について をしっかり読んで、その内容を理解
　した上で、それに沿って投稿しましょう。　
　
　
大庭　峯洋 さん、上記は、飾りじゃありません。


疑問が出てきたら、まずは検索してみましょう。（これ 2 回目です）

異常ではありません。
正常です。

過去に、あるいは現在、Firefox をインストールされているとしたら、Mozilla フォルダが、
作られます。
同様に、Thunderbird をインストールされたら、Thunderbird フォルダが、作られます。
これは、標準仕様です。

正しいフォルダ名は、
Documents and Settings
Application Data
Mozilla
Thunderbird
です。


次のフォーラム内にあるガイドを、参照しましょう。
[参照]
MozillaZine.jp フォーラム • BBCode ガイド

_________________
Mozilla/5.0 (Windows NT 6.2; rv:25.0) Gecko/20130704 Firefox/25.0

エクスプローラの図が添付できなかったので、次のように記述します。Mozilla\Profiles\default\i9p2utpj.slt\Mail\drive.ocn.ne-1.jp\Inbox 97KB 2009/3/11 From - Wed Mar 11 21:05:09 2009
Mozilla\Profiles\default\i9p2utpj.slt\Mail\drive.ocn.ne-2.jp\Inbox 100kB 2009/3/11 From - Wed Mar 11 21:05:09 2009
Mozilla\Profiles\default\i9p2utpj.slt\Mail\drive.ocn.ne-3.jp\Inbox 33684KB 2009/3/11 From - Wed Jan 21 21:18:10 2009
Mozilla\Profiles\default\i9p2utpj.slt\Mail\drive.ocn.ne-4.jp\Inbox 10KB 2009/3/11 From - Wed Mar 11 23:30:35 2009
Mozilla\Profiles\default\i9p2utpj.slt\Mail\drive.ocn.ne-5.jp\Inbox 0KB 2009/3/12
Mozilla\Profiles\default\i9p2utpj.slt\Mail\drive.ocn.ne-6.jp\Inbox 23KB 2009/3/12 From - Thu Mar 12 09:42:56 2009
Mozilla\Profiles\default\i9p2utpj.slt\Mail\drive.ocn.ne-6.jp\drive.ocn.ne.jp\Inbox 32.8MB 2009/3/11 From - Wed Jan 21 21:18:10 2009
Mozilla\Profiles\default\i9p2utpj.slt\Mail\drive.ocn.ne-7.jp\Inbox 0KB 2009/3/12
Mozilla\Profiles\default\i9p2utpj.slt\Mail\drive.ocn.ne-7.jp\drive.ocn.ne.jp\Inbox 32.8MB 2009/3/11 From - Wed Jan 21 21:18:10 2009
Mozilla\Profiles\default\i9p2utpj.sl\Mail\drive.ocn.ne.jp\Inbox 32.8MB 2009/3/11 From - Wed Jan 21 21:18:10 2009
Mozilla\Profiles\default\i9p2utpj.slt\Mail\pop.m.dion.ne-1.jp\Inbox 3.43MB 2009/3/11 From - Wed Jan 21 21:46:53 2009
Mozilla\Profiles\default\i9p2utpj.slt\Mail\pop.m.dion.ne-2.jp\Inbox 138KB 2009/3/12 From - Thu Mar 12 00:09:55 2009
Mozilla\Profiles\default\i9p2utpj.slt\Mail\pop.m.dion.ne-3.jp\Inbox 3.43MB 2009/3/11 From - Wed Jan 21 21:46:53 2009
Mozilla\Profiles\default\i9p2utpj.slt\Mail\pop.m.dion.ne.jp \Inbox 3.43MB 2009/3/11 From - Wed Jan 21 21:46:53 2009

Thunderbird\Profiles\b9vor8x2.default\Mail\drive.ocn.ne-1.jp\Inbox 261MB 2013/7/5 From - Wed Jan 21 21:18:11 2009
Thunderbird\Profiles\b9vor8x2.default\Mail\drive.ocn.ne.jp\Inbox 0KB 2009/3/12
Thunderbird\Profiles\b9vor8x2.default\Mail\pop.m.dion.ne.jp\Inbox 3.43MB 2009/3/11 From - Wed Jan 21 21:46:53 2009
Thunderbird\Profiles\b9vor8x2.default\Mail\pop.maro-v-1.jp\Inbox 0KB 2013/5/12
Thunderbird\Profiles\b9vor8x2.default\Mail\pop.maro-v.jp\Inbox 11.7MB 2013/7/5 From - Tue Jun 18 20:38:39 2013
現在使用しているのは、Thanderbirdのほうです。maro-v.jpのアカウントは2012/12末に取得したもので、こちらが二回消失したものです。しかし、三月に消失したことを示唆するようなデータは見当たりません。
プロバイダの人に来てもらって相談したのですが、その方もThanderbirdはよく分からないとのことでした。

_________________
Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 8.0; Windows NT 5.1; Trident/4.0; .NET CLR 1.1.4322; .NET CLR 2.0.50727; .NET CLR 3.0.4506.2152; .NET CLR 3.5.30729)

　
（１）Mozilla\Profiles\default\i9p2utpj.slt\Mail\xxxxxxx
　　こちらのプロファイルは、およそ 4 年前のもののようですが、SeaMonkey などの製品のプロフ
　　ァイルのように、見受けます。（つまり、Thunderbird 以外です）
　　過去、あるいは現在インストールされたものに、該当するのではないでしょうか。

（２）Thunderbird\Profiles\b9vor8x2.default\Mail\xxxxxxx
　　プロファイルの Mail フォルダ内の Inbox（受信トレイ）のサイズ、日時を確認したら、3 月に消
　　失した痕跡が、必ずしも、残っているわけではありません。
　　もし、消失以前のサイズを記録しておけば、消失後に、明らかにサイズが小さくなっていれば、メ
　　ッセージデータが失われていることが、ほぼ判明します。

　　以下の 2 つは、明らかにサイズがゼロですから、メッセージデータはない、ということは、わかり
　　ます。
　　「drive.ocn.ne.jp\Inbox 0KB 2009/3/12」
　　「pop.maro-v-1.jp\Inbox 0KB 2013/5/12」


気になる点や疑問点が見つかれば、それを明らかにして、スッキリさせたいというお気持ちはわかりま
すが、先にご紹介した、過去トピックの事例のあるように、「問題の切り分け」をすすめてみましょう。
そして、その結果を書いてください。

もちろん、プロファイル内の状況を確認しておくのは、無駄ではありません。
プロファイルの場所や、その中のファイルサイズそのものが問題ではなく、「メールを消失」してしま
う、何かしらの問題点・原因を、つきとめることが重要です。

それを、実際におこなうのは、誰でもなく、大庭　峯洋 さん自身です。

_________________
Mozilla/5.0 (Windows NT 6.1; rv:25.0) Gecko/20130704 Firefox/25.0

幸い、auto-compact(自動最適化)で削除されたメールのデータが消されてしまう、ということは、まだ起こっていないようですね。
メールフォルダーの中の構成については、もじら組フォーラムの以下の記事を参考にしてください。
「Thunderbirdメールが読めない」 ,「 Thunderbird メール消失について」
X-Mozilla-Statusの「削除済みビット」をオフにして復活させる具体的な方法は、もじら組フォーラムの「 Thunderbird ゴミ箱から消えてしまったメールの復活」 をご覧ください。


「From - Tue Jun 18 20:38:39 2013」には、Tbがメールのダウンロード時のローカルタイムを+0900なしで書いていて、メールのデータは先頭から順に追加していくので、このInboxに最初に書き込まれたメールは、6/18 20:38:39 にダウンロードされたメールであって、「2013/6/19日以前の受信メールが消えてしまいました」は、嘘ではないにせよ、随分と大げさなように聞こえますけど...
でも、「2013/6/19日以前の受信メール、3年分が、全て消えてしまいました」と「「2013/6/18日から2013/6/19日までの二日分が消えた」では、現象の捉え方が変わってきます。
前者だと、三年間問題がなかったが、突如、2週間前以前のメールが消された、になりますけど、後者だと、三週間くらい使っていたら、はじめの二日分が突然消された。

問題が起こる直前に、どのようなことをしましたか？
「二週間前以前のメールが消された」となると、保管ポリシーの設定などを間違えて設定して、慌てて戻したが、後の祭り、ということも考えられます。

_________________
Mozilla/5.0 (Windows NT 5.1) AppleWebKit/537.36 (KHTML, like Gecko) Chrome/27.0.1453.116 Safari/537.36

>幸い、auto-compact(自動最適化)で削除されたメールのデータが消されてしまう、ということは、まだ起こっていないようですね。

auto-compactについては、認識しておりません。

>「From - Tue Jun 18 20:38:39 2013」には、Tbがメールのダウンロード時のローカルタイムを+0900なしで書いていて、メールのデータは先頭から順に追加していくので、このInboxに最初に書き込まれたメールは、6/18 20:38:39 にダウンロードされたメールであって、「2013/6/19日以前の受信メールが消えてしまいました」は、嘘ではないにせよ、随分と大げさなように聞こえますけど...
　今度は2013/6/22日以前の受信メールが消えてしまいました。ただ、Inboxの先頭には、From - Tue Jun 18 20:38:39 2013、と前回のデータと変わっていないようなので、単に表示が出来ていないだけかも知れません。　これは、保管ポリシーの設定ミスでした。14日で削除のチェックが入っていました。

＞問題が起こる直前に、どのようなことをしましたか？
「二週間前以前のメールが消された」となると、保管ポリシーの設定などを間違えて設定して、慌てて戻したが、後の祭り、ということも考えられます。

　保管ポリシーの変更については、メールが消失したため、アカウントの設定を見直していたくらいで問題が発生しない限りは触っておりません。

念のため送信済みトレイを確認したのですが、こちらも6/22以前のデータが見えません。Sentを見ますとFrom - Wed Jun 19 19:04:33 2013となっており、その日に送信したデータはあります。X-Mozilla-Status: 0019
X-Mozilla-Status2: 00800000
X-Mozilla-Keys:
Message-ID: <[url=mailto:51C1822F.2000501@maro-v.jp]51C1822F.2000501@maro-v.jp[/url]>
Date: Wed, 19 Jun 2013 19:04:31 +0900
From: mineooba <[url=mailto:*****@maro-v.jp]*****@maro-v.jp[/url]>
User-Agent: Mozilla/5.0 (Windows NT 5.1; rv:17.0) Gecko/20130509 Thunderbird/17.0.6
MIME-Version: 1.0
To: =?ISO-2022-JP?B?GyRCQ2ZFZyEhOXFNOhsoQg==?= <[url=mailto:*****@jb-ts.jp]*****@jb-ts.jp[/url]>
かなり頭が混乱していますので、いま少し時間をかけて調べたいと思います。

_________________
Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 8.0; Windows NT 5.1; Trident/4.0; .NET CLR 1.1.4322; .NET CLR 2.0.50727; .NET CLR 3.0.4506.2152; .NET CLR 3.5.30729)

横から失礼します。（通行人 さんと名前が似ていますが別人です。）

遅ればせですがトピックを拝見し、メッセージが消失した流れが見えないなあ、と感じました。
（I）ある日、突発的に特定日時（2013/6/19）以前のメッセージがまとめて消えた。
（II）実はメッセージが古い順に少しずつ消されていたのだが、そのことに気がついたときには特定日時以前のメッセージがなくなっていた。

（I）だと、にわかには原因を絞り込めないのですが、（II）だと、[ディスク領域] や [保管ポリシー] の設定ミスの可能性もあるんじゃないかと想像していた矢先、通行人 さんがそのあたりのことを指摘してくださいました。
もし、その部分での問題なら、設定値を正常に戻さない限り、今後も消え続けると考えられます。

以下、Thunderbird のメッセージ削除の概略を書きますので、それを元にご自身の環境条件やこれまでに操作された事柄を、いまいちど点検してみてください。

メールサーバ（POP）上に保管されている（サーバの）メッセージデータと、そこからダウンロードしてユーザーの PC 上の保存されている（クライアントの）メッセージデータでは、その削除の考え方や仕組みが異なります。

（POP サーバ上のメッセージデータの削除設定）
[アカウント設定] -> [<アカウント名>] -> [サーバ設定] -> [サーバ設定] にあります。

□ [ダウンロード後もサーバにメッセージを残す] …… 初期値は [無効]（チェックなし）
　　□ [ダウンロードしてから <N> 日以上経過したメッセージを削除する]
　　□ [ダウンロードしたメッセージを削除したらサーバからも削除する]

初期値は無効になっているので、メッセージを受信（ダウンロード）したら、POP サーバ上のデータは消されます。
一方、これらをユーザーが任意に設定すると、その内容に従った動作をします。
しかしこの設定は、本件の「受信したメールが一部消失」には、直接の関係はありません。

（クライアント上のメッセージデータの自動削除設定）
[アカウント設定] -> [<アカウント名>] -> [ディスク領域] にあります。

　◎ [メッセージは自動削除しない] …… 初期値はこれが選択されています。
　○ [最近のメッセージを次の数だけ残して削除する] -- <n> 通
　○ [送信日時から次の日数以上経過したメッセージを削除する] -- <n> 日
　□ [スター付きのメッセージは残す]

ここを初期値以外の内容に設定すると、当該アカウント全体に（[受信トレイ] だけでなく [送信済みトレイ] などにも）それを適用した動作がおこなわれます。
[ダウンロードしたメッセージを削除したらサーバからも削除する] と組み合わせると、クライアント側での削除条件に連動してサーバー上のデータも消すことができますが、サーバー上のデータ削除を主目的にしてこの設定をいじるべきではありません。

（フォルダごとの [保管ポリシー] 設定）
基本は、上記のアカウント全体の設定でコントロールされますが、その制御を離れてフォルダごとに独自の動作内容に切り替えることができます。（ただし、[下書き] や [テンプレート] など一部の特殊フォルダは除きます。）
例えば、[受信トレイ] を選択し、右クリックから [プロパティ] を選択すると、[フォルダのプロパティ] ダイアログが開きます。この [保管ポリシー] パネルで、そのフォルダ独自の設定に切り替えられます。

　■ [アカウント設定に従う] …… 初期状態ではチェックが入っています。
　　　◎ [メッセージは自動削除しない]
　　　○ [最近のメッセージを次の数だけ残して削除する] -- <n> 通
　　　○ [送信日時から次の日数以上経過したメッセージを削除する] -- <n> 日
　　　□ [スター付きのメッセージは残す]

ここで、[アカウント設定に従う] のチェックを外し、配下の項目を任意に設定すると、そのフォルダはアカウント設定の制御を離れ、指定された内容で動作するようになります。

【要注意】
不用意にこの設定を変更すると、保管されているメッセージの一部を意図せず削除してしまうことがあります。
例えば、[送信日時から次の日数以上経過したメッセージを削除する] を選択し、日数を <14> 日に設定し [OK] ボタンを押してダイアログを閉じた時点で、この設定は働き始めます。
[受信トレイ] を選択している間はメッセージは削除されませんが、他のフォルダやアカウントに移動したあと再び [受信トレイ] を選択すると、その時点から 14 日以内のメッセージを残して、それ以前のメッセージは削除されます。[ごみ箱] に移動されずに、[受信トレイ] 内から見えなくなります。
[受信トレイ] に数多くのメッセージがあって新しい日付順に表示しているような場合、その時点では古いメッセージが削除されたことに気づかないかもしれません。
このあと設定を元に戻しても、削除されたメッセージは自動的には復元されません。
≪希望≫
ただしこの段階では、削除フラグが付けられただけでデータそのものはまだ、[受信トレイ] の実体ファイルである Inbox（拡張子なし）内に存在しています。

（メッセージの削除の仕組み）
[受信トレイ] からメッセージを削除すると、通常は [ごみ箱] に入り、[受信トレイ] 内からは見えなくなります。
しかし前述のように、すぐにデータが消し去られるわけではありません。Inbox ファイル内には、削除したメッセージのデータが残っています。ただ、削除したことを示す印（削除フラグ）が付けられます。（X-Mozilla-Status: 0009 というのがそれです。通常のメッセージは、X-Mozilla-Status: 0001 となっています。）
[こみ箱] への退避と [ごみ箱を空にする] の二段構えの削除処理と合わせて、メールソフトが扱う最も重要なメッセージデータの保全性を確保することや削除処理の高速化・合理化のため、このような仕組みを使っているらしいです。
逆にいえば、何段階かでデータを復旧できる余地が残されているということです。（時間が経過するほど復旧できる可能性は低下していきます。）

しかし、そういうことをくり返すと、メッセージデータは減ることなく増え続けます。これでは早晩飽和してしまうので、削除フラグが付いたまま維持されているデータを、完全に抹消してしまうことが必要になります。
これが、フォルダの [最適化] です。
[受信トレイ] に対して [最適化] を実行すると、Inbox 内にある削除フラグ付きのデータが完全に消し去られます。
[最適化] を実行したあとは、どこかにバックアップでもとってない限り、メッセージの復旧は困難です。

（[最適化] の自動実行）
通常は不要なメッセージデータを溜め込み続けることのほうがリスクが大きいので、Thunderbird は半ば自動的に [最適化] を実行します。
[オプション] -> [詳細] -> [ネットワークとディスク領域] -> [ディスク領域] に設定項目があります。

　■ [ディスク領域を合計 <N> MB 以上節約できるときは、フォルダを最適化する]

初期状態では有効（チェックが入っている）になっていて、20 MB が初期値です。これは、複数のフォルダを網羅した全体の条件です。
つまり、削除フラグがついたデータが全体で 20 MB 以上あることを検知したら、[最適化] が自動的に実行されます。
ただし、このとき警告ダイアログが開き、ただちに実行するかキャンセルするかをユーザーが選択できます。

長くなりましたが、これがメッセージデータの削除に関する概略です。

（考察）
実際は、ユーザーが施している設定のを組み合わせや導入しているアドオンの影響があるかもしれません。お使いのセキュリティ対策ソフトやシステムクリーニングソフトによっては、Thunderbird のデータに干渉してくるケースもあります。
ですが、本トピックのここまでの流れを拝見すると、上述の設定や操作でユーザーが自覚しないままおかしなことをやってしまい、冒頭の（II）のようなことが起こっているケースも、あながち否定できないのではと思います。（断定はしませんが、けっこう可能性があるかもってことです。）

もうひとつ気になるのは、slt の付いたプロファイルフォルダが存在するなど、かなり古い時期からのデータを保持されていることです。
こうした古いデータ（の何を？ かは不明ですが）を使い回すことで、ユーザーがむかし設定していた古い値で Thunderbird の設定値が書き換えられるようなことが起こると、ユーザーが設定した覚えのない機能／設定値が働いてしまうケースはあるかもしれません。（具体的にどこがどうとはいえませんが。）

同時に、お使いの PC のスペックは具体的にどうなのでしょうか？　まさかとは思いますがファイルシステムが FAT32 とか？？　Windows XP なら Service Pack 3（SP3）以外はすでに Microsoft 社のサポートが終了していますから、SP3 以外をお使いですといろんな意味でリスクは高いです。
具体的には XP のどのエディション、SP をお使いなのでしょうか。そうした条件によっては、システム側に何らかの制約があるのかもしれません。
なので、kiki さんからアドバイスされている「広く、環境全体を、見直してみるのをお勧めします」に、ぼくも同感です。

問題を切り分けて原因を絞り込むことが重要なのは、有効な再発防止策をとるために必要だからです。でも、いつまでも原因究明にかかりきっていられない、という現実もあると思いますし、一般のエンドユーザーができることにも限界はあります。どのあたりで妥協するかは、大庭　峯洋 さんのご判断しだいです。

精密な専門知識というより全体の概念をできるだけ簡単に書いたつもりですが、間違ったことを書いていたらツッコミをお願いします。
ということで終わります。途中から割り込んで失礼しました。

_________________
Mozilla/5.0 (Windows NT 5.1; rv:22.0) Gecko/20100101 Firefox/22.0

　
過去トピックで、私が書いた内容を、念のため、再度紹介しておきます。

_________________
Mozilla/5.0 (Windows NT 6.1; rv:25.0) Gecko/20130706 Firefox/25.0

保管ポリシーで、14日で削除にチェックを入れていれば、14日前のメールは削除されるのが正常であり、削除されて当然です。
「触っておりません」は、「14日で削除のチェックが入っていいないものは、そのままにしてある」かつ「14日で削除のチェックが入っているものも、そのままチェックを入れたままにしている」、ということですか?


認識しようがしまいがご自由ですし、たとえ削除されて「削除済み」とマークされたとしても、Auto-Compactで「削除済み」とマークされたメールのデータがファイルから消される前のバックアップがありさえすれば、手作業で 「削除済み」のフラッグをオフにしてやることでメールの復活は可能ですからいいですけど、Auto-Compactで「削除済み」とマークされたメールのデータがファイルから消されてしまうと、今度はメールを復活できない、と騒ぐ羽目に陥りますから、auto-compact(自動最適化)に関しては、きちんと認識しておく方が、多分利口でしょう。

_________________
Mozilla/5.0 (Windows NT 5.1) AppleWebKit/537.36 (KHTML, like Gecko) Chrome/27.0.1453.116 Safari/537.36

　

という当初の問題は、結果的には残念ながら、


で、落着したということで、よろしいのでしょうか？

もしそうならば、消失以前のメッセージデータのバックアップをとっていなければ、復元は、困難で、
その可能性も、低いと思われます。

また、これを機会に、偶然的通行人 さんが書かれたように、アカウント設定をはじめとする各種設定
内容を、しっかりと点検・見直しをおこなって、今後同じ問題を、繰り返さないようにしておくのを、
お勧めします。

_________________
Mozilla/5.0 (Windows NT 6.1; rv:25.0) Gecko/20130708 Firefox/25.0