偶然的通行人 さんが書きました:
また、ごく稀にですが、Firefox を古いバージョンから上書きで更新し続けているような場合、インストールフォルダ配下の plugins フォルダ内に、古いバージョンのプラグインが残っていて、それを読み込んでしまうケースがあるようです。
少なくとも Firefox 4.0 以降のバージョンでは、デフォルトではインストールフォルダ配下に plugins フォルダは存在しません。Firefox は、プラグインが Windows レジストリに書き込んだ登録情報を読み込んで、個々のプラグインの場所を認識しているようです。(最近の Java Plugin もそのような方法で処理されていて、標準的なインストールであれば plugins フォルダに DLL を放り込むようなことはしないはずです。)
ただし、Java や Flash のようにメジャーではない一部のソフトウェアや、ほとんどマルウェアと呼んでさしつかえないソフトウェアの中には、強制的に plugins フォルダを作ってそこにプラグインの DLL を放り込んでくるものがあるかもしれません。
久しぶりにインストールフォルダの Plugins フォルダを眺めてみたら…
- QuickTime Plug-in (npqtplugin.dll, npqtplugin2.dll, npqtplugin3.dll, npqtplugin4.dll, npqtplugin5.dll, npqtplugin6.dll, npqtplugin7.dll)
- Adobe Acrobat (nppdf32.dll)
- Microsoft® Windows Media Player Firefox Plugin (np-mswmp.dll)
がいました。QuickTime と Acrobat はそれぞれのプログラム配下にあるのと同一のコピーをなぜか Firefox のほうにも投げ込んでくるんですよね…