ぼくも、気がついた点だけコメントさせていただきます。
ようするに標準的な構成のプロファイルを、そのまま D: ドライブ上に作るって話ですよね。
ご提示の方法でもできますが、現状の Thunderbird とプロファイルを維持したまま、プロファイルマネージャを起動し、新しいプロファイルを D: ドライブのしかるべき場所に作る……という手順でも同じことができます。
この場合、profiles.ini の内容は上記の操作のなかですべて自動的に記述されます。
このように Thunderbird の標準機能で基本部分(分散した既存データの移植以外)はすべてできますので、kiki さんがおっしゃっているようにわざわざ再インストールや手作業での遠回りな方法をとることもないのではと、ぼくも考えます。
もちろん、理解を深めるため手動操作にチャレンジすることが目的なら、それはそれでかまいません。
長年蓄積された膨大なデータがあるならいっそうの慎重さが求められますが、幸いにして Thunderbird を使い始めたばかりならリスクも小さいので、いまのうちに納得いくまでご自身で試されてはいかがでしょう。
ぼくの勝手な推測ですが、pikaia さんは向学心と実行力がある方のようにお見受けしますので、自力対応も可能でしょう。
新規プロファイルは、既存のプロファイルに影響を与えずに使えますから、様々な実験をするにはうってつけです。ぼくも、仕事などの常用プロファイルのほかに、複数のテスト用プロファイルを併用しています。
このフォーラムでの図上演習・思考実験だけなく、実際にやってみると一目瞭然のことが多々あると思います。
| 念のため現行のプロファイル(および別の場所のメールデータ)の
| バックアップをとっておけば、万一の復旧にも手抜かりはないでしょう。
pikaia さんが書きました:
・完全アンインストールに関して、Thunderbirdはレジストリを全然使っていないのか? registry.datなるファイルの役割/内容が気になります
インストール・アンインストールについてのレジストリの登録情報は kiki さんの書かれている通りですが、そのシステム内でのユーザーの使用経過によっては、他にも Thunderbird の情報が登録されていることはありえます。OS や他のアプリが Thunderbird の情報を記録しているケースも含めてです。
pikaia さんが書きました:
・新規インストール初起動で自動作成されるフォルダー名称[xxxxxxxx.default]に特段の意味は無いとして、自由な名称を与えてよいものか?
これも、kiki さんのご説明の通りですが、少しつけ加えておくと、[xxxxxxxx.default] のようにランダムな 8 文字がつくのは、「標準のフォルダ」(%APPDATA%\Thunderbird\Profiles\)を使用するときです。
この「標準のフォルダ」は OS ごとに既定なので、配下の個々のユーザープロファイルにランダムな 8 文字を付与することで、実データへの外部からのアクセスに対して一定の抑制をおこない、セキュリティ上の対策としているようです。
一方、プロファイルマネージャからユーザーが任意の場所のフォルダを選択して新規プロファイルを作る場合は、事前に準備したフォルダ(またはロファイルマネージャから新規に作ったフォルダ)の名前がそのままパス名になり、ランダムな 8 文字はつきません。
例えば、プロファイルマネージャから D:\ThunderbirdProfile\MyProfile に新規プロファイルを作れば、パスはそのとおりですし、プロファイル名も「MyProfile」になります。
あと、ご承知だと思いますが、念のために書き添えておきます。
C: ドライブにプロファイルを置かないとしても、既定の場所に profiles.ini が存在することは必要です。
仮に C: ドライブ上の
%APPDATA%\Thunderbird\Profiles\xxxxxxxx.default
をすべて別ドライブに移動したとしても、
%APPDATA%\Thunderbird\profiles.ini
を動かしてはいけません。
とりあえず以上です。おかしなことを書いてたらすみません。