終息した（？）ところ、横から失礼します。
「差出人情報の設定」画面に特化した話ではありませんが、下記の公式サポートの記事には目を通されましたか？
・
解像度の低い画面 | トラブルシューティング | Thunderbird ヘルプ
Thunderbird の仕様的なことは記事に書かれてあるとおりですが、対策として上記の引用先の内容の他に、次のような応用もできるかもしれません。
userChrome.css を使って「差出人情報の設定」ウィンドウのうちタブパネル内の文字サイズを小さめに設定することで、ウィンドウ全体の縦サイズをデフォルト状態よりは 10 ～ 40 px 程度小さくすることは可能だと思います。
もちろん、テキストの可読性を損なわない範囲で工夫することになりますから、その折り合いがつかないと解決策にはならないと思いますし、ご利用環境とそのユーザー設定にも依存するはずですから断言はできませんが、当面の回避策のひとつとしてやってみる価値はあるかもしれません。
（例）
コード:
#identityTabsPanels {
font-size : 80% !important;
}
＊ 80% は仮の数値です。ご利用環境に合わせて調整してみてください。
別解的な対策としては、下記などを試してみるのも一法かもしれません。
（自分では使ったことがないので積極的にはお勧めしませんが...。）
・
ChgDispRes ネットブック用 画面解像度変更ツール
強制的にウィンドウを偏平化してモニタ内に押し込むもののようですから、テキストの可読性が犠牲になると思いますけど、「差出人情報の設定」自体は常用するウィンドウではないと思うので、一時的な用途でなら役に立つかもしれません。
とりあえず以上です。的外れだったらすみません。
（余談）
十分認識されているなら余計なお世話で申し訳ないのですが、いわゆる「ネットブック」機はその携帯性や機動性では利点がある半面、表示画面の大きさがボトルネックの一つであるとはよく指摘されるところです。
ネットブックによく利用されている Windows XP は、システム要件のひとつとして「Super VGA (800 X 600) 以上の高解像度ビデオアダプタおよびモニタ」を挙げていますし、これは Vista や 7 でも同様だと思います。
ネットブックのモニタの縦解像度が、OS の指定する最低条件ギリギリということは、OS 上で稼動するアプリケーションはさらに厳しい条件を課せられていることになります。（例えば、Windows OS のタスクバーの分、アプリケーションのウィンドウが利用可能な縦サイズは 600 より小さくなるなどの制約が生じるからです。）
一方、アプリケーション側のシステム要件の一例を挙げれば、Adobe Reader X は「800x600以上の画面解像度をサポートするディスプレイ（1024x768 以上の画面解像度を推奨）」となっていますし、LibreOffice も「解像度 1024x768 (またはこれ以上のものを推奨)」となっています。
ネットバンクなどの Web サービスによっても、「ディスプレイに関して、1024×768ドット以上を推奨しています。解像度が1024×768ドットに満たない環境でログインしようとすると、スクロールバーが表示されず、「ログイン」ボタンを表示できない場合があります」といった例があります。
本件に限らず、モニタの縦解像度が 600 以下のネットブックは、プリインストールされているアプリケーション以外では、使えはするものの "何かしらの制約を受ける場面がある" ことを承知しておいたほうがいいと思います。
ログイン
ユーザー登録
FAQ
検索
