hana さんが書きました:
8年ほど使ったXPのthunderbirdのアドレス帳、アカウント、受信メールなどを、新しく買ったWindows7のWindows Liveメールに移行したいのです。
メールクライアントの乗り換えでは「移行元」と「移行先」があるわけですが、一般的にはまず「移行先」の "他のメーラーからのデータ移行方法" などの案内を主軸に方法を調べ、どうしても不明なことがあればその点を具体的に洗い出して「移行元」にも確認してみる――というやり方が "普通" のようです。(「ルール」といった大げさなものではありませんが、まあ慣習的な要素を含んで通用しているやり方といいましょうか...。)
| メールクライアントに限らず、どのような製品・サービスであっても
| A 社から B 社に乗り換えるようなとき、ふつうはその全体的なサポートを
| A 社に丸投げはしません。基本は B 社のサポートを中心にことを進め、
| どうしても A 社にしかわからない点だけ A 社に問い合わせたりするのと
| 同じことだと考えてください。なので、まず Windows Live メールの側からお調べになり、どうしても Thunderbird 側で確認しなければならないことがあるなら、その内容を具体的に書いて再質問されると、どなたかからアドバイスがあるかもしれません。
とまあ、それだけでは素っ気ないので、Thunderbird 側の下準備として心得ておくと役立つかもしれないことを少々。
・アドレス帳―― Thunderbird の [アドレス帳] から、CSV 形式でエクスポートし、これをいったん Outlook Express で取り込み、文字化けの有無の確認や整形をおこなったのち、wab 形式でエクスポート。これを Windows Live メールで取り込むとか...。
・受信メール―― アドオンの
ImportExportTools を Thunderbird にインストールし、Windows Live メール に取り込みたいメッセージ群を eml 形式でエクスポート。これを Windows Live メールで取り込むとか...。
・アカウント―― 同一のメールクライアント間の引っ越しではアカウント設定の移植は比較的楽にできるケースが多いですが、異なるメールクライアント間で問題なくアカウント設定を移植する安全・確実な方法をぼくは知りません。探せばそういうツールがあるかもしれませんが、アカウント設定は基本中の基本なので、新しく使うメールクライアントへの理解を深める意味からも、最初からそのメールクライアントの基準に従って設定し直すことをお勧めしておきます。
| 自動化に頼りすぎて実質ブラックボックス化したメールクライントを使うのは、
| それなりのリスクも発生することを理解しておくほうがいいと思います。hana さんが書きました:
それと、外付けのHDに、thunderbirdのデータをそっくりバックアップすることもしたいのですが、方法が分かりません。
「thunderbirdのデータ」とおっしゃているのが、メールデータやアドレス帳などのことであれば、それらはプロファイルに保管されています。
プロファイルの標準的な配置場所は OS の種類やバージョンによって異なります。
下記のサポート記事を参考に、以前にお使いだった Windows XP マシンのハードディスクから、当該のプロファイル(~ \Thunderbird 以下)をフォルダごと外付けハードディスクにコピーすれば、その時点でのバックアップは完了します。
(参考)
・
プロファイル
とりあえず以上です。外してたらすみません。