以下、Thunderbird の話題から少々逸れた内容になってしまいますがご容赦ください。
kiki さんが書きました:
なぜなら参加登録していない方でもメッセージの配信(やりとり)ができたらメーリングリストの
意味がないからです。
寺崎彰洋 さんが書きました:
そんなことはないと思いますよ。プロバイダのメールサポートなどを
考えてみてはどうでしょう。そこへメールを投げられるのが
メンバーだけ、質問に答える人達だけ、というのでは意味が
ありませんよね。
サポート窓口とメーリングリスト(以下 ML とします)では目的や利用する方の範囲が異なりますので
同列に扱うわけにはいかないでしょう。
そもそも ML を誰を対象範囲にし、どのような利用目的で運用するのかによって定義が変わってきます。
またそれによって ML サーバシステムの仕様(設定)や管理運用方法なども変わってきます。
その定義を明確にしないでメールソフトでなんとかできないものかというのは順序が逆ではありません
か。
企業内などでは構成員であれば本人の意思や了解などを得ずに誰でも参加、配信されるケースもあるで
しょうし(一定の強制力のある業務目的とか)、いろんな運用スタイルがあるでしょう。
ML に参加登録していない方が扱うテーマに限定して一時的に Cc:(同報)に含めるという了解を取って
おこなうケースもあるでしょう。
そういった運用の具体的な中身が明らかでなければメールソフト側の仕様や設定で対処できるかどうか
は部外者にはわかりにくいものです。
私が一般的に ML と云っているものは参加意思があって利用する側の了解の元に運用されているケース
を想定しています。(参加手続きの方法もいろいろありますが。。。)
kiki さんが書きました:
これは Thunderbird の仕様や設定の問題ではありません。
寺崎彰洋 さんが書きました:
はい。問題ということで言えば、まず問題なのは A さんですね。
groupmember1 さんが To: A さん Cc: mygroup というふうに
メールを出しているのに返信時に mygroup を宛先に含めない
わけですから。あと実際には一人ではなく他にそういう人が
いる、ということも問題ですね。ちゃんと返事を mygroup に
返してくれる人もいるけれども groupmember1 さんにしか返事を
返してくれない人もいる。
きちんと返信をする、しない、宛先に含める、含めないは返信する側にその決定権があるのかどうかに
もよるのではありませんか。
ML に Cc: で配信されるメッセージも参加登録していない人まで含めて良いのかどうかという判断を誰
がどの時点でおこなうのかという問題もあったりしませんか。
寺崎彰洋 さんが書きました:
そういう問題に対して Thunderbird 側、あるいは別の何かで
簡単に対処できると良いのですが。
単なる私見ですが、対処よりも先に ML の運営側と今回のケースでは A さんの判断によって問題の対処
方法、あるいは扱い方が変化してくると推察します。
つまり技術的な問題や対処は後からになるのではということです。
kiki さんが書きました:
一番手っ取り早いのは可能ならば A さん <a@example.com> にメーリングリストに参加登録し
ていただくことです。
寺崎彰洋 さんが書きました:
それはダメですね。さっきのプロバイダのサポートの例で
言えば、お客さんなどからの問い合わせが関係者でもない
A さんにも届いてしまう、ということになりますから。
それを云うなら関係者ではない A さんを ML に参加させているかのようにメッセージに Cc: などとして
含めている方が問題じゃないんですか。
もし私が参加もしていないし、事前に了解もしていない ML での Cc: 扱いのメッセージを受信したら不
審を抱きますよ。(そういう人も居るという意味で)
寺崎彰洋 さんが書きました:
それに A さん一人だけの問題でもありませんし。
であれば尚更、ML 運用側で参加登録していない方とのメッセージの扱いをきちんと共有化してその内容
を A さんのような立場の方々にも説明と了解を得る作業が必要ではありませんか。
(そうしてほしいと思っている人も居るかもという意味で)
Reply-To:の扱いについてはほとんどのメールソフトで設定できるかと思います。
問題は ML でそれをどのように扱うかではないでしょうか。
以下、参考になりそうなドキュメントがありますので挙げておきます。
Reply-to はどうすべきか - 第3章 技術的な問題 - メーリングリスト