ログをとれるビルドを作りました。Firefox 5のコードベースです。
http://ftp.mozilla.org/pub/mozilla.org/firefox/try-builds/masayuki@d-toybox.com-e90df2e78417/try-win32/
環境を汚さないように、zipファイル使うのがお勧めです。
ログの取り方ですが、環境変数を変更しないといけないので、コマンドプロンプトを利用するのが一番簡単です。例えば、zipファイルをDドライブの直下に解答した場合は次のようにしてください。
0. firefox は終了しておく
1. Win+Rキーで出てくるダイアログ、もしくはスタートメニューのプログラムとファイルの検索で、cmdと入力してEnter
2. 出てきたプロンプトで d: と打ち込んでドライブ移動
3. cd firefox と打ち込んで、回答して出来たfirefoxフォルダに移動
4. set NSPR_LOG_MODULES=nsIMM32HandlerWidgets:1,KeyboardLayoutWidgets:1
5. set NSPR_LOG_FILE=fx.log
6. firefox
これでfirefoxが起動するとIMEとキーボードのログをd:\fx.logに記録していきます。もし、以前に確認してもらった intl.enable_tsf_support がtrueのままだとIMEのログが取れませんので、予めfalseに変更しておいてください。
また、常用しているFirefoxのprofileをFirefox 5で上書きされるのが嫌であれば、6番目の手順の時に
6. firefox -p
として新しいprofileを適当な名前(alternativeとか)で作って、それを使って下さい (3.6を常用しているのであれば、なんらかの影響は否定できません)。ただ、profileを作成中のログが混じると厄介なので、プロファイルを作り終えたら一度終了し、
7. firefox -p alternative
と入力して起動してテストしてください。
この場合、ログをとった後に普段利用しているFirefoxを起動するには普段利用しているFirefoxのショートカットのプロパティで、リンク先の末尾に-pを追加(例えば "C:\Program Files (x86)\firefox\firefox.exe" -p です。""の外側に、スペースと共に追加)、プロファイルの普段利用している(たぶんdefault)で一度起動してください。そうすると、ショートカットのプロパティを元に戻しても次回からは最後に利用したprofileが利用されますので、今まで通りに利用できます。
ちなみに、記録されるログはかなりの量になりますので以下の手順だけを行って終了してください。そして、記録されたfx.logは大きいのでここに貼り付けずに、<masayuki@d-toybox.com>に直接送りつけてください。検証結果をまたここに返答します。
とりあえず行っておいていただきたいのは、
1. 起動
2. もし日本語のキーボードレイアウトではないのであれば日本語のキーボードレイアウトに切替
3. マウスで検索バーをクリックしてフォーカスをうつす
4. abc とタイプ
5. マウスで言語バーからIMEを有効にする (MS-IMEなら"A"というボタンをクリックするとメニューが出るので「ひらがな」を選択)
6. aiueo とタイプ
7. Enter
8. マウスで×ボタンをクリックしてウインドウを閉じて終了
だけです。ソフトウェアキーボードのログは今のところ必要ありませんので、ひとまずハードウェア気ボードだけでお願いします。説明した内容でわからないところがあれば、また聞いてください。