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投稿記事Posted: 2010年8月06日(金) 17:21 
オフライン

登録日時: 2010年5月25日(火) 09:36
記事: 3
フォルダの未読の数について。
受信したときの未読の数は正しく表示されます。
既読にしたものをもう一度未読に戻すと、フォルダの未読の表示が2倍になります。
(2通を未読に戻すと、フォルダの未読メールの表示が倍の4件になります)

この現象は受信トレイ・送信トレイで起こり、アーカイブやその他のフォルダでは起きません。

この現象を元に戻す方法が知りたいです。

環境は
OS:ウィンドウズXP
Thunderbird3.06を使用しています。


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投稿記事Posted: 2010年8月06日(金) 18:07 
オフライン

登録日時: 2006年9月05日(火) 18:47
記事: 4207
 
今までフォルダの「最適化」あるいは「牽引を再構築」をほとんど実行されていないか、
大量のメッセージを貯め込んでいるのではありませんか。

  
【お勧め・その1】

 「最適化」を半自動的に実行できるようにしておきましょう。
 [ツール] > [オプション] > [詳細] > [ネットワークとディスク領域] > [ディスク
 領域] で「ディスク領域を  KB 以上節約できるときはフォルダを最適化する」
 にチェックを入れて有効にしておきましょう。
 (サイズはデフォルトの 100 KB でいいでしょう)

メッセージの移動や削除などをおこなうと移動元のフォルダでは消えて見えなくなりますが、
実際にはフラグ(位置状態情報)が変更されただけでデータ自体は残っています。

IMAP アカウントで同期だけではなく POP アカウントのようにメッセージをローカルに保存す
るようにしている場合では受信の度にメッセージデータおよびインデックスデータの書き換え
(追加)をおこなうため「最適化」を実行しないとデータが肥大化します。
メッセージの移動やコピーでもインデックスデータの書き換えが発生するため「最適化」を実
行しないと更にデータが肥大化だけでなく不整合を起こしやすくなります。

不整合が起きると未読・既読の切り替えをした際などに正しいメッセージ数を表示しなくなる
でしょう。
また Thunderbird の起動時やメッセージの表示などに時間がかかるようになる原因の多く
がここにあります。

これをこのまま放置しておくとアクセス負荷を増大させたり、不整合を起こすなどいわゆる重
たい状態になるだけでなく、メッセージの重複を起こしたり、最悪の場合メッセージを失ったり
データの一部あるいは全体が破損したりします。

この問題となる肥大化と不整合をお掃除(整合化)をする機能が「最適化」です。
(バージョン 3.0 系までの "牽引を再構築"、3.1 系の "フォルダを修復" の実行も有効です)

情報(データ)が欠けるどころか無くしたり破損させないためにも「最適化」を定期的にあるい
は適時実行する方が重要です。
「最適化」を実行することでデータが整えられて肥大化も最小限に抑えることができますので
起動時やメッセージの表示などもよりスムースになる効果が出てきます。

但し、「最適化」は万能ではありませんので「受信トレイ」などに大量のメッセージを貯め込ん
で制限容量を超えるほどになると機能しなくなるトラブルを起こす可能性があります。

フォルダあたりのメッセージの保管容量は OS にもよりますが通常は 4GB です。
メッセージの追加保存を繰り返すだけでなく、「最適化」と併せて保管容量を快適な操作がで
きる程度に抑制しておくのもトラブル回避のための工夫方法です。

メール自体は単なるデータですがその内容は大切な情報だったりしますので保管も含めてそ
の取り扱いについては日頃からメンテナンスを心がけるようにしましょう。


【お勧め・その2】

上記の「最適化」や「牽引を再構築」を実行しても改善が見られない場合はプロファイルフォル
ダ内の Mail フォルダ(POP アカウントの場合)にある要約(インデックス)ファイルを一旦削除す
るか別の場所にバックアップ移動させてみてください。

*Thunderbird を終了させた状態でおこなってください。
「受信トレイ」ならば Inbox.msf
「送信済みトレイ」ならば Sent.msf
「送信トレイ」ならば Unsent Messages.msf
がそのファイルです。

次に Thunderbird を起動して未読・既読の切り替えをおこなってそのメッセージ数を正常に表
示するか確認してみてください。

プロファイルの場所 [Windows 2000、XP]
C:\Documents and Settings\<ユーザ名>\Application Data\Thunderbird\Profiles\<profile folder>

注1:<profile folder> は標準なら xxxxxxxx.default という 8 桁のランダム英数字名と .default
   の拡張子名を組み合わせた名称になっています。
注2:Windows 2000/XP の "Application Data" フォルダ、Windows Vista/7 の "AppData" フォ
   ルダは隠し属性です。
   エクスプローラの「フォルダオプション」→「表示」→「詳細設定」の「すべてのファイルとフォル
   ダを表示する」あるいは「隠しファイル、隠しフォルダー、および隠しドライブを表示する」をチ
   ェックすればエクスプローラ上で表示可能になります。
注3:エクスプローラの「フォルダオプション」→「表示」→「詳細設定」の「登録されている拡張子は
   表示しない」のチェックをはずせばエクスプローラ上ですべての拡張子が表示可能になります。

[参照]
Mozilla Messaging / ナレッジベース / プロファイル

#Thunderbird に 3.06 というバージョンはありません。
 


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