Thunderbird 3.0.4で、あるメールだけ転送しようとすると本文が文字化けします。
返信の場合は文字化けしません。
なお、ソースで見ると、件名も本文もISO-2022-JPとなっています。
原因や回避方法などご存知でしたらご教示下さい。

トピックを投稿される前に、フォーラムの利用についてをお読みください。
Thunderbird は Windows, Mac OS X, Linux と異なるプラットフォームで利用できるため、トラブル原因もプラットフォームによって異なる場合があります。質問の際には、お使いの OS やバージョン、Mozilla 製品のバージョンなど、お使いの環境を書き添えてください。

　
＊質問・投稿する前に フォーラムの利用について を読むのをお勧めします。
＊環境として OS の種類ぐらいは書き添えましょう。
＊質問した後やアドバイスをもらった後には結果や経緯を必ず書くようにしましょう。


情報不足で原因まではわかりませんので回避方法のコメントではありません。
手掛かりとなる情報を追加していただけませんか。

転送メールが文字化けするのは転送したどんな相手でも起きているのでしょうか？
それとも特定の相手だけですか？
もし複数のアカウントをお持ちなら自分宛に転送しても同様ですか？

転送はどのようなスタイル・手順でおこなっていますか？
本文に含める形式ですか？それとも添付形式ですか？
HTML 形式のメッセージですか？プレーンテキストのメッセージですか？
メッセージフィルタを利用した自動転送ですか？それとも手動ですか？　
　

オリジナルの投稿者ではないのですが、同じ現象になって検索していたらここに辿りつきました。

環境は
- Windows XP Professional 32bit SP3
- Thunderbird 3.1.1
です。

以前は Thunderbird2 使っており、現在は Thunderbird3.1.1 にバージョンアップしています。 2 を使っていたときに受信したメールを転送しようとすると文字化けがおこるようです。 3 で受信したメールは文字化けがおきていません (量がありすぎるので全てのメールで確認したわけではありませんが)。

本文に含める/添付形式/HTML/プレーンテキストに関係なくおきます。

　


でも同様ですか？


Thunderbird 2.0 系を使用していた時に受信したメッセージの転送時に起こるのであれば文字化け
が起きない現在の Thunderbird 3.1.1 で受信したメッセージと比較してみてください。
どこかに違いはありませんか？


と書かれているように転送時に文字化けが起こる特定の受信メッセージがどのようなものなのかを
明らかにしないと問題が見えてこないと思われます。
ただ「文字化けが起こる」だけではわかりません。

また念のため以下の対処もおこなってみて確認してみてください。
Mozilla Thunderbird 3.1.1 リリースノート - トラブルシューティング
　

何を把握したいのかがわかりました。
メールを転送しようとしたときに転送ボタンを押しますが、そこで転送したいメッセージが引用されますよね。その引用されたメッセージ自体が化けています。 エスケープシーケンスが正しく処理されていないように見えます。

例えば「お疲れ様です」は
$B$*Hh$lMM$G$9!#(B
こんな感じに。

補足しますが、
[オプション]→[文字エンコーディング]→[日本語(ISO-2022-JP)]
で文字エンコーディングを変えようとしても化けたままです。

再現方法は示してありますので確認は可能かと思います。再現しないようならもう少し詳しく調べてみますが、何が必要かお知らせください。

　

当方ではそんなことは起こらないのですが・・・・。

その文字化けの起こる特定のメッセージと他の受信メッセージと比較してみて何か違いは見つか
らないでしょうか。
ソース表示で比較するのがいいかと思います。


その文字化けする元の受信メッセージが手元にないことには再現は困難だと思われます。

Thunderbird のセーフモード起動や新規プロファイルに転送で文字化けする受信メッセージだけ
を移行して再現するか確認してみてください。

また当方では再現しないのでその引用文が文字化けする受信メッセージをここに貼り付けてみて
ください。何かわかるかも知れません。
＊プライバイシーに関する部分はマスク処理してください。
　

詳しく調べてみました。文字化けはマルチパートメッセージでおきています。
Thunderbird 2 を導入後しばらくしてからセキュリティーソフトとして AVG をインストールしており、その後の受信メールは全て化けるようです。Thunderbird 3 にアップデートしてからは AVG が働いていないのでマルチパートにはなっておらず、文字化けがおきていないようです。 Thunderbird 2 で AVG 導入前のメッセージを確認したところ 3 と同様に(マルチパートでないため)文字化けはおきません。

ただ、この文字化けは「転送」のみで発生します。「返信」では発生しません。
以下に主要な部分だけ貼り付けます。

MIME-Version: 1.0
X-Antivirus: AVG for E-mail 8.5.437 [271.1.1/2782]
Content-Type: multipart/mixed; boundary="=======AVGMAIL-0EC70738======="


--=======AVGMAIL-0EC70738=======
Content-Type: text/plain; charset="iso-2022-jp"
Content-Transfer-Encoding: 7bit

よろしくお願いします

--=======AVGMAIL-0EC70738=======
Content-Type: multipart/alternative;
boundary="=======AVGMAIL-56AC0DFA======="

--=======AVGMAIL-56AC0DFA=======
Content-Type: text/plain; x-avg=cert; charset=us-ascii
Content-Transfer-Encoding: quoted-printable
Content-Disposition: inline
Content-Description: "AVG certification"


No virus found in this incoming message.
Checked by AVG - www.avg.com
Version: 8.5.437 / Virus Database: 271.1.1/2782 - Release Date: 03/31/10 18:=
32:00

--=======AVGMAIL-56AC0DFA=======--
--=======AVGMAIL-0EC70738=======--

　
文字コードが ISO-2022-JP の受信メッセージに貼り付けていただいたものをコピーして擬似的に
メッセージを作成し、転送と返信をテストしてみました。

結果はどちらも本文引用部分は文字化けしませんでした。
[Windows XP SP3、Thunderbird 3.1.1 日本語版]

これは単なる想像ですが AVG がスキャン結果のパート部分をメッセージに付加する際に文字コー
ドを改変しているのではと感じました。
ISO-8859-1 や UTF-8 として表示させて転送、返信をすると日本語本文の引用部分が文字化け
しますがそれと似たような現象ではないかと・・・・。
なぜ転送時だけ文字化けするのかは不明ですが・・・・。

とりあえずその文字化けする受信メッセージをデスクトップなどに保存コピーしてエディタなどで開
いて正しく表示する文字コードを確認してみてください。
文字コードが ISO-2022-JP で正常に表示できるのであればそれで保存し直して Thunderbird の
受信トレイに取り込んで転送で日本語の引用部分が文字化けしないか確認です。
また AVG が付加したパート部分を上手に削除（文字コードを確認して）してやるのもいいかも知れ
ません。
　
繰り返しますが Thunderbird のセーフモード起動や新規プロファイルに転送で文字化けする受信
メッセージだけを移行して再現するかどうかも確認してみてください。


[余談]
AVG はよくできたソフトだと思いますが、かなり昔に利用した際に日本語メッセージにちゃんと対応
していなかったような記憶があります。（詳細は忘れました）
またスキャン結果をやたらメッセージに付加するのでスキャン機能を無効にしたことがあります。
（それじゃ AVG 使う意味ないけど）　
結局 AVG はアンインストールしちゃいました。
　　

解析ありがとうございます。


これは動的に AVG が動作しているという意味ですよね？ AVG を disable にして明日、確認してみようと思います。


この現象は知らなかったので、可能であれば確認してみます。


セーフモードも今回の件があって初めて使ってみたのですが、文字化けは直りませんでした。
私見ですが、Thunderbird 3 にアップデートしたことによる利点よりも欠点の方が目立ちすぎ、可能であれば 2 に戻すことを考えています。(検索用のインデックス作成を無効にしても)動作が遅いことが決定打で、アップデートをしたこと自体、後悔しています。セキュリティ向上のために 3 にしたため 2 に戻すことは本末転倒ですが、メールを確認すること自体やめたくなるくらいの遅さです。

余談に対して書くことは失礼だと思いますが、AVG はよくできたソフト～、に関して、同様に Thunderbird 3 はよくできたソフト～、と思ってしまっているのが現状です。

原因と対策がわかりました。

AVG で処理されたメッセージはマルチパートになり、日本語の本文部は charset=iso-2022-jp に、AVG が追加したメッセージは charset=us-ascii になります。

このメールを表示すると表示上は日本語(及び英語)が正しく見えますが、Thunderbird が認識している文字コードは iso-8859-1 になっています。
([表示]→[文字エンコーディング]のメニューのチェックマークで確認)
このメールを転送しようとするとオリジナルの本文が iso-8859-1 として引用されるようです。

マルチパートでない iso-2022-jp で書かれたメールを [表示]→[文字エンコーディング] メニューで 西欧(iso-8859-1) を選択すると文字化けして見えます。この状態で「転送」しようとすると文字化けして引用されますが、これがこの問題の現象だったようです。

問題のマルチパートメールの文字エンコーディングを iso-2022-jp に手動で変更してから「転送」をすると、文字化けは発生しません。

「返信」と「転送」では内部でマルチパートに対する処理が異なっているようですね。

　
追跡調査していただいてありがとうございます。
　
問題点を整理すると以下になるでしょうか。

（１）AVG が受信メッセージにスキャン結果をマルチパートにして付加する
　　　--------------------------------------------------------------------
　　　Content-Type: text/plain; x-avg=cert; charset=us-ascii
　　　Content-Transfer-Encoding: quoted-printable
　　　--------------------------------------------------------------------

（２）その結果、受信メッセージの文字コードが誤認識（変更）される
　　　Thunderbird の文字エンコーディングの自動判別ではどうなっているかの確認

（３）「返信」と「転送」ではマルチパートメッセージに対する内部処理が異なる仕様がある
　　　かも（バグ？）
　
ということでとりあえずの回避策は元の受信メッセージの本来指定されている文字コード
を選択・表示させて「転送」をおこなえばよいということになりますね。（ややこしいけど・・・）
　
んでもって AVG については結構バグがファイルされているようですが同類のものとして以
下のものがあったりします。
Bug 547841 – AVG 9.0 inline text causes messages to appear as if they have attachments.

AVG がいいか悪いかは別にしてアンチウイルス系のアプリケーションは対象となるブラウ
ザやメールクライアントなどにマッチしたものをよく吟味して選択・利用しましょうということ
ですね。


【余談】
Thunderbird 3.1 （3.0）系にしたら動作が遅くなったというのはチラホラ聞こえてきますが
ダメ元で以下の対処を試してみてください。
・「受信トレイ」などに大量のメッセージを貯め込んでいたら分散化する
　　注：「受信トレイ」配下ではなく並行フォルダに移動・振り分けなど
・「最適化」あるいは「フォルダの修復」の実行
・「最適化」の半自動化
・要約（インデックス）ファイルの削除（.msf）
・新規プロファイルへの乗り換え（メッセージデータのみ移行）
・Thunderbird のクリーンインストール（プロファイルはバックアップを取っておく）
・HDD のお掃除（スキャンディスク、デフラグ、テンポラリファイルの削除、その他いろいろ）
・PC（OS）のセーフモード起動で確認

動作が遅く（重く）なるのは環境依存（PC スペック、セキュリティ対策ソフト、その他）による
影響が大きいと推測します。
上記の対処をおこなっても少しも改善が見られないとしたら諦めるしかないのかも知れま
せん。
私のところでは Thunderbird 3.0 & 3.1 系で劇的に軽くなったとまではいきませんが体感
的には少し動作がスムースになったように感じます。
　

情報の整理、ありがうございます。分かりやすいです。


見てみました。minor issue ですね。
メーリングリストのプログラムで自動的にフッタとして ML の情報を付加するものがありますが、
この Bug 547841 と同様に添付ファイルのアイコンを表示させるケースがあります。
手元のメールで確認してみたところ、本文が UTF-8 で in-line text が us-ascii でした。


分散化や最適化、インデックスファイルの削除は既に実行済みです。
新規プロファイルは少し試してみたい気はします。デフラグは状況によっては効果的ですね。
とりあえず、まとまった時間ができたら Thunderbird2 に戻してみようと思っています。
この PC (Centrino Duo 1.5GHz)をいつまで使うか分かりませんが、他の PC (Core 2 Duo 2.6GHz)
で Thunderbird3 を試したところ、これくらいのスペックでは気にならない重さでした。

大変失礼致しました。また遅くなってすみません。
Windows XP SP3 の環境です。

仮に受信ボックスに
　件名：あああああ　(文字化けするメール)
　件名：いいいいい
がある場合に
　①件名：あああああ を表示させている状態で「返信ボタン」押下では文字化けしない。
　②件名：あああああ を表示させている状態で「転送ボタン」押下で文字化けする。
　③この文字化けしたあと、他のメールに移動などせずに再度「返信ボタン」を押下すると文字化けする。
この後、件名：いいいいい メールをいったん表示させてから、件名：あああああ に戻ると、①に戻り以後
繰り返しとなります。

皆様のご意見を見て、文字コードを表示⇒エンコードをSJISとしてから転送すると問題なく転送でき
ました。

この現象は一つは送信元の問題が判明しましたが、別のメールでも依然発生しております。

お聞きしたかったのは、動作からすると明らかに返信では処理で吸収できていることが、転送ではなぜできていないのかの素朴な疑問から、（探して見つからなかったので）バグフィックス情報など知っている方がいれば、
ご教示戴ければ幸いです。