まず補足から。
【mail.content_disposition_type について】
mail.content_disposition_type は添付ファイルをインライン表示可とするか単な
る添付とするかのパラメータで値は 0 or 1 しかありません。
0 = inline
1 = attachment
メッセージをソース表示して添付ファイルのヘッダ部分を見ればその違いが以下
のようになっているのでわかります。
Content-Disposition: inline; (インライン表示可)
Content-Disposition: attachment; (添付)
【本文下部に文字化けが現れる点について】
aoi さんが書きました:
・受信側で、メールの本文下部に大量の文字化けが追加されます
添付ファイルがインライン表示可能なスタイル指定になっているために相手側で
はそれが本文の下部に続いて表示されている可能性があります。
(例)
Content-Type: text/plain;
Content-Transfer-Encoding: base64
Content-Disposition: inline;
上記のようなヘッダになっていると添付ファイルはテキストでは読めない形式に変
換されていますので文字化けのように見えることになります。
ツールバーの [表示] > [添付をインラインで表示] のチェックをはずすと本文下部
の文字化けは見えなくなるでしょう。
これは送信側でも同様で「送信済みトレイ」にあるメッセージでも再現できます。
その添付ファイル付きのメッセージをソース表示して添付ファイルのヘッダ部分を
確認してみてください。
【エクセルのアイコンが表示されない】
aoi さんが書きました:
・添付ファイル名は正しく表示されるが(***.xlsの拡張子あり)、エクセルのアイコンが見えません。(ちなみに同時添付したpdfファイルのアイコンは見えます)
エクセルのアイコンが表示されないのは mime type (形式)の関連付けが保存さ
れていないためと思われます。
これは Thunderbird の mimeTypes.rdf に情報が記憶されるしくみです。
残念ながら OS 内の関連付けと連携していないため独自に記憶させる必要があり
ます。
添付ファイルを選択して右クリックで表示されるダイアログで
・[アプリケーションで開く:] にチェックを入れてアプリケーションを指定
・[今後この種類のファイルは同様に処理する」 にチェック
でファイルを開くと登録されます。
この登録情報の確認・変更・削除は
[ツール] > [オプション] > [添付ファイル] > [添付ファイルを開く時の動作設定] >
[動作設定の表示と変更] ボタンをクリック
からおこなえます。
注:正しい mime type に対して登録しないとおかしくなります。
エクセルならば Content-Type: application/msexcell; に対しておこないます。
【ダイアログが開かない・メニュー選択ができないについて】
aoi さんが書きました:
・受信者が、添付されているエクセルファイルを右クリックできません(「開く」「名前をつけて保存」等がグレーで選択できない)
添付ファイルを右クリックすることはできるが開いたダイアログのメニューがグレイ
アウトしているのではありませんか。
ツールバーメニューの [ファイル] > [添付] でも同様でしょうか。
aoi さんが書きました:
メールの受信者も同じバージョンのサンダーバードを使用していますが、私がエクセルファイルを送信した時のみ、このような症状が発生します。
ということから推測すると以下の問題が考えられます。
・どちらかの Thunderbird の不具合
・どちらかの付加されたヘッダの不具合
・どちらかの mimeTypes.rdf ファイルの不具合
ということで双方の環境と設定内容、その添付付きメッセージのヘッダなどの情報
を具体的に提示していただかないとこれ以上はよくわかりません。