IP アドレスの 127.0.0.1 はローカルループバックアドレスといって、自分自身を指します。
状況から推測すると、おそらくセキュリティソフト(ウィルス対策ソフト)によるものだろうと思われます。
セキュリティソフトによってはメールソフトの設定を変更し、メールソフトとメールサーバの間に入り、すべての
送受信メールが自身を経由して(安全なものだけが)送受信されるようにします。
※【メールソフト】←→【セキュリティソフト(127.0.0.1)】←→【メールサーバ(172.27.173.137)】
といった感じです。
メールのヘッダ情報等についてはあまり詳しくありませんが、おそらく送信時に送信サーバとして 127.0.0.1 と
いう IPアドレスが記録されるものの、それが実際の送信メールサーバ名 (smtp.*****.ne.jp 等といったもの) の
(本来の) IP アドレスと一致しないため、送信元を偽装していると見なされて docomo の迷惑メール拒否機能に
引っ掛かってしまうのではないかと思います。
Becky! だと再現しなかったのは、ウィルスバスター2009 の送受信メール検索機能が Becky! には対応して
いないためだろうと思います。<
ウイルスバスター2009 システム要件 : トレンドマイクロ>
セキュリティソフトを ESET Smart Security に変えても改善されなかったのは、ESET も同じように設定を
書き換えてしまうのか、もしくはウィルスバスター2009 の設定が残っていた(アンインストールする前に設定
解除しないといけない)のかもしれません。
対策としてはセキュリティソフトのメール検索の機能について、可能であれば送信側だけ、無理であれば送受信
とも解除することが考えられます。送受信メールをリアルタイムにスキャンしていなくても、添付ファイルを
保存しようとした時点でセキュリティソフトが反応するはずだと思いますので、セキュリティレベルがそれほど
下がるとは思いませんが、その辺りは自己責任にてお願いします。
但し、ウィルスバスター2009 の機能について「
ウイルス/スパイウェア対策」の項目には "受信メール検索" としか
記載されていないので、送信メールを検索しているのは「
個人情報漏えい防止対策」の機能のほうかもしれません。
詳細はセキュリティソフト会社のサポートに問い合わせていただいた方が確実かもしれません。ご了承ください。