user.jsに設定を追加するとprefs.jsにその設定をコピーし
user.jsから設定を削除してもprefs.jsからその設定が削除されない
という仕様になっているのはなぜですか？

user.jsに追加された設定はprefs.jsにはコピーされず
firefox側がprefs.jsとuser.jsを読み込み
重複する設定項目はuser.jsが優先される
というようなCSS的（？）な挙動のほうがわかりやすいと思うのですが…



user.jsにユーザ自身が勝手に追加・変更した設定はuser.jsだけに記録されて
いらなくなった設定は自身が編集したuser.jsから削除するだけで設定が初期化される、
またuser.js自体を削除すると自分で勝手に追加・変更したすべての設定が初期化される
というほうがわかりやすいのではないかと思います。

about:configの画面との整合性については、
about:configの画面上ではuser.jsで上書きされていることを示す表現
たとえば項目がグレーアウトしているとか
そういった表現にする等して…

仮に、
user.jsに追加しただけなのに他の箇所にも追加される
という動作をするにしても、
user.jsから削除したら他の箇所に追加されたものも削除されないと
直感的ではないように思います。



たくさんの人がいろいろと考えた末のこの仕様だろうから
何か考えがあってのことだとは思うのですが、
どうも直感的ではなく使い勝手のいいものとは感じなくて…

なぜこのような仕様になっているのでしょうか。

深い考えの下に今の仕様になっているわけではなく、単純にユーザ指定のprefを実装したら今の動作になっているのだと思いますよ。

起動時の動作：
・デフォルトのprefを読み込む
・prefs.jsを読み込む（デフォルトprefを上書き）
・user.jsを読み込む（さらに上書き）
終了時の動作：
・（デフォルトから変更されている）すべての設定をprefs.jsに書き出す。

プログラミングの経験があるのなら、上記の仕組みは非常に単純で、面倒な仕組みも必要ないことがすぐにわかります。

提案されていることはもっともですが、そのためには追加のコードが必要になります。
個人的には、user.jsは上級者向けの機能であるので、そこまでやる必要も無いと思います。

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えむもじら

ご返答どうもありがとうございます。質問者です。

今の挙動が、最も簡潔な仕組みなんですね。
Firefoxには、より簡潔で軽快でいてほしいと願っているので、
説明をうかがって、
今のような挙動に納得がいきました。

いろいろと設定を試す際に、
オプションから以外での自身が変更した箇所がわかりやすいように
about:config上からではなくuser.jsを使って変更しているのですが、
変更した設定を元に戻す際にuser.jsだけでなく
prefs.jsまたはabout:config上からも削除・編集しないといけない点が
面倒くさいと感じていて質問させていただきました。

どうもありがとうございました。

これはFirefoxだけですよね？　Thunderbirdではuser.jsに書いた内容はprefs.jsに書き出されていません。

そんなはずは無いと思いますが。試してみたところprefs.jsに書き込まれています。
こういう基本機能がFirefoxと異なるとは考えずらいです。

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えむもじら

prefs.jsに書かれないパラメータは、もしかしたら現バージョンで使用しなくなったので取り込まないようになっているのかもしれませんね。
それと、直接Thunderbirdが認識しているパラメータ以外（あるパラメータにより参照されるようなKEY）は取り込んでいないみたいです。同じKEYのパラメータがprefs.jsに存在はしているのですが、動作（値の採用）はuser.jsで指定している内容になっていると思います。