お世話になっております。

使用環境
・Mac OS X 10.4.11
・Thunderbird：2.0.0.9

私はメール作成の時に送信先をすばやく探せるように、［ファイル］→［新規作成］→［アド
レス帳］として、複数のアドレス帳を登録してあります。

アドレス帳の「個人用」データは，

［User］→［Library］→［Thunderbird］→［Profiles］→［***.default］

下に、abook.map として保存されるようですが、私のように複数のアドレス帳を登録すると、
abook.map と同じ場所に abook-1.map というように、アドレス帳を増やすごとに追加されて
いくようですが、今回 Thunderbird のクリーンインストール後に、その［abook-*.map］をそ
のまま戻してみましたが、アドレス帳に反映されませんでした。

この問題は、正常に移行出来ておりました「個人用アドレス帳（abook.map）」を元に手作業
で新規アドレス帳を作成し、以前の状態へ戻しました。

例えば「以前のバージョンで作成したアドレス帳は、abook.map 以外は引き継がれない」とい
う事はあるのでしょうか。

といいますのは、以前の［abook-*.map］は、ファイルの種類が［書類］のものと［Unix 実行
ファイル］と２種類混在しておりますが、今回作成し直したファイルは、いまのところではあ
りますが、全て［書類］になっております。（もっとも、以前のファイルのうち、種類が［書
類］のものでも反映されませんでしたが…）

ちなみに、このような、「同じファイルでもファイルの種類が違う」という現象は、クリーン
インストールを行った Thunderbird の、他の場所（例えば、inbox.sdb 内）のファイルでも
起こっております。

この事自体がなにか不具合の種になるのかは分かりませんが、何となく気になりました。


ところで、実のところご相談したいのはここからで、この abook-*.map というファイル名で
すが、ナンバリングの違いだけですと、後になってどれがどれやら見当もつけられなくなって
しまいます。
今回はその事を踏まえ、新規でアドレス帳を作る時、アドレス帳の名前の前に、新しく作られ
る abook-*.map の［*］と同じ番号を付けました。これで、次回（無い事を祈りますが）の時
には少しは楽が出来ると思っております。（自画自賛？）
エディター（Jedit X）で開いてもチンプンカンプンでした。


同じ事は

［User］→［Library］→［Thunderbird］→［Profiles］→［***.default］→［Mail］

下に保存される［アカウント名］にも言えるようで，同じサーバー名（ドメイン名？）で複数
のアカウント名がある場合、最初に作った［pop.***.**.**］から順番に［pop.***.**-1.**］
というようにナンバリングされたフォルダが出来るようです。

これもまた、今回どれがどれだか判断出来ませんでしたので、1個づつ見当をつけ、新規で作
成した［アカウント名］内にコピーして、都度 Thunderbird を起動させてアドレス帳で確認
するという作業を繰り返しました。
アカウント名に関しましては、数も７つでしたし、「作成した順番＝フォルダーペイン」に表
示されている順番でしたので、フォルダーペインに表示されるアカウント名の前に対応した番
号を付けるという作業はしませんでした。

このような部分で思いの外時間がかかってしまいましたが、このナンバリングされたファイル
が Thunderbird 上のどれに当たるのかを判断するにはどうしたらよいのでしょうか。
今後のためにご教示頂ければ幸いに存じます。

アドレス帳のファイル名については以下に説明があります。
Profile folder - Thunderbird - MozillaZine Knowledge Base （英語）

abook.mab、history.mab、imapb.mab 以外の物はユーザが新規作成したものか
インポートされたものになります。
アドレス帳の移行をするのであれば「エクスポート」「インポート」機能がありますのでそれ
を利用されるのがいいでしょう。

Mac OS X 10.5.1 で Thunderbird 2.0.0.9 の環境です。


何が何でもファイル操作で移行したい場合だけの参考です。
ファイル操作で新規プロファイルの中に
以前作成した個々のアドレス帳のデータを上書きする場合は
まず、以前と同じ数だけ事前にアドレス帳を作っておきます。
作成するアドレス帳の名称は暫定的なもので良いのですが
半角英数文字の名称が宜しいかと。( a とか b とか)
これにより、以前と同じ数のアドレス帳に対応するファイルが出来ます。
で、とりあえず上書きして、Thunderbird 上で個々のアドレスを開いて
アドレス帳の名称を任意にリネームします。
リネームの際も半角英数文字の名称が無難です。
(「エクスポート」「インポート」機能を使うのが宜しいかと。)



何故かはわかりませんが、私も［書類］のものと［Unix 実行ファイル］の２種類になってます。



同じドメイン名で幾つかのアカウント(アドレス)を作っていると、
最初に作った方が pop.xxxxx.xx.jp となり、
二番目に作った方が pop.xxxxx.xx-1.jp となります。
作った順番を忘れてしまったのだったら、以下の識別のための方法例を試されては。

それれぞれのアカウント(アドレス)に新規フォルダを作って別々の名称を付けます。
例えば3つのアカウント(アドレス)があるならそれれぞれのアカウントに
新規フォルダを作ってA、B、C とかの名前を付けます。
あなたのホーム/Library/Thunderbird/Profiles/xxxxxxxx.default/Mail/ のパスで、
Mail フォルダの中にあるフォルダを開けば、
先に作成した新規フォルダに対応するファイルが見つかると思います。
A というフォルダを作ったアカウントには A と A.msf ファイルがあると思います。
これでどのアカウントがどのフォルダか見分けがつくのでは。

お世話になっております。

先の私の投稿文中で、.mab を .map と記述しておりました。
大変失礼致しました。

アドレス帳に関しましては、「エクスポート」「インポート」機能を使う事に致
します。その存在を忘れておりました。

ただ、「何が何でもファイル操作で移行したい…」というわけではございません
が、今後の為に POCH さんのご教示頂きました方法について、その作業手順につ
きまして確認させて下さい。

1, 新規インストールした Thunderbird のアドレス帳に、前回作っていた数と同
　 じだけのアドレス帳を作る。
　 ※この時、アドレス帳の名前は半角英数文字でつける。

2, 上記作業によって、Profiles フォルダに abook-*.mab が作成される。

3, 保存しておいた以前の abook-*.mab で、新規作成された上記ファイルを上
　 書き（コピー）する。

4, 必要であれば Thunderbird のアドレス帳を起動し、1, で新規作成した各々
　 のアドレス帳をリネームする。（この場合も半角英数文字が無難）

以上のような手順（操作）という理解で宜しいでしょうか。


ご教示頂きましたアカウント（アドレス）の確認方法は、まさに目から鱗です。
まだまだクリーンインストールをしたりの作業が続きそうですので、次回はこの
方法を試してみます。

今後とも、宜しくお願い致します。

その理解で宜しいかと思います。

過去のバージョンでマルチバイト文字に係る不具合( Bug )の経験があるので
フォルダやアドレス帳の名称に日本語表記の使用はしないようにしてます。
表記で半角英数文字の使用を勧めるのはそう言った経緯からです。

お世話になっております。

古いアドレス帳をエクスポートしていませんでした事に、新規で作ったアドレス帳
をインポートしようして気が付きました。

結局、ご教示頂きました手作業での方法で事無きを得ました。
自分のお粗末さがつくづく嫌になりました。
先にご教示頂いていなかったらと思うとゾッとしました。

心より感謝致します。

蛇足---
Thunderbird を通常使うものと実験用のものと２つ持つ事は可能なのでしょうか？
Mac の場合、インストール先はアプリケーションフォルダに決め打ちのようですか
ら、２つインストールする事は出来なさそうですので、起動時にプロファイルの読
込み先を変えるなんていう機能拡張があればと思い探しましたが、さすがに無いよ
うでした。（探し方が悪いだけだといいのですが）

方法その 1
まず、プロファイルマネージャーを起動して今使用しているプロファイルとは別に
テスト用にプロファイルを作成しておきます。
通常は今使用しているプロファイルで起動するようにしておきます。
で、テスト用で起動したい時はにプロファイルマネージャーを起動して
テスト用プロファイルを選択し Thunderbird を起動します。
Mac の場合、プロファイルマネージャーの起動はターミナルを起動して
以下コマンドを入れて return キーを押します。

cd /Applications/Thunderbird.app/Contents/MacOS/; ./thunderbird-bin -p

毎回上記コマンドを入れるのが面倒な向きは、テキストで保存しておき、
必要に応じてコピーしてターミナルへペーストして return キーを押します。
ターミナルも Dock に登録しておくのが手間要らずです。


方法その 2
上記方法が面倒なら、今使っているプロファイルの入っている
Thunderbirdフォルダをコピーして任意の場所に保存しておきます。これを"A"としましょう。
テスト目的で使う時は使用中の Thunderbird フォルダ(こちらを"B"とします。)を
Thunderbird_1 とかにリネームします。
任意の場所に保存しておいた"A"をコピーして
あなたのホーム/Library/ の中に入れて Thunderbird を起動します。
これで"A"のプロファイルで起動します。
テストなり検証なりを行いって下さい。
終わったら、Thunderbird を終了して"A"を削除し"B"を Thunderbird に再リネームします。
これで Thunderbird を起動すればもとどおりになります。
注意点としてはどちらの場合も試験用のプロファイルの場合、
メッセージをサーバに残す様にするなりして、
正規のプロファイルを使用した時にメールが受信出来るように設定します。

先に紹介したアカウントの確認の為のファイル操作もそうですが
工夫すれば自身のやり易い方法でテストや検証をすることが出来るはずです。
バックアップを取っていれば自身で色々試せると思います。

バックアップを取った上で、質問の事象に対する検証をする場合、
こう言った方法や新規プロファイルで行っています。

# で、色々なトラブルを経験されているようですので
# その経験を生かして回答側の投稿もお待ちしてまーす。

横から失礼します。

デフォルトプロファイルとテスト用プロファイルを用意しているという前提で：
プロファイルを指定して Thunderbird を起動する方法は、ターミナルのウィンドウで、プロンプトの後に下のコマンドをペーストして return キーを押します。

ディレクトリ移動型で行う場合は

と入力します。

注意：どちらの方法でも
　[1]ユーザネーム：あなたの HOME 名を入力
　[2]プロファイル名：起動したいプロファイルフォルダ名を入力
　[3]プロファイルフォルダ名の後には「半角スペース」を入れておくこと
もし、デフォルト以外の場所にプロファイルを置いている場合は、正確なパスを入力するか、/thunderbird-bin(半角スペース)の後に起動したいプロファイルフォルダをドラッグ & ドロップすると、自動的にパスへ変換してくれます。

これはターミナルから起動しているので、Thunderbird を終了後はターミナルウィンドウでプロンプトの後に「exit」と入力して、ターミナルを終了します。

もう一つの方法

• Mac OS のログインアカウントを追加します。
• このアカウントには管理者権限を与えないでおきます。
• 自動ログインも無効にします
• ［ログインオプション］で「ファストユーザスイッチ」を有効にします。

こうすると上部メニューバーにユーザ名が表示されるので、ここからユーザのスイッチを行えます。

ファストユーザスイッチからテストユーザでログインし、そのユーザで Thunderbird を起動してプロファイルを作ります。
このプロファイルは通常通り受信可能に設定して構いませんが、次の設定部分だけに注意してください。
アカウント設定のサーバ設定の「ダウンロード後もサーバにメッセージを残す」にチェックを入れること
このアカウントから送信する場合は重要なものを送信しないこと（メインのアカウントには反映されないので）

この方法だと、ほぼスタンダードな Mac OS と Thunderbird のテストを行えます。

両方ともハックや裏技的な方法では無いので、安心して使えます。
ターミナルは間違って入力しても実行されないので安心してください。っていうか、間違うと怒られます。

これも可能です。
一つは個別フォルダ内にインストールする方法で、Applications にフォルダを作ります。例えば：
　Thunderbird 2009-J
　Thunderbird Test
各々のフォルダ内に Thunderbird.app をインストールします。
Thunderbird.app は、必ずしも Applications にインストールする必要は無く、フォルダを介したディレクトリや、別のパーティションや HDD に置くこともできます。
ただし、プロファイルマネージャやセーフモード起動などのターミナルコマンドを行う場合は、指定パスを変更しておかなければいけません。

もう一つは、Thunderbird.app の名前を「Thunderbird-Test.app」のように変更することで、Applications 内に複数置くこともできます。

ただし、両方に共通したことで：
　・複数の Thunderbird をインストールしていても、通常方法で起動できるのは一つです。
　・個別に起動する場合は、ターミナルからコマンドで実行するか、プロファイルマネージャで起動して、プロファイルを指定する必要があります。
　・メールリンクをクリックしても Thunderbird が起動できないことがある

ややこしく思えるかもしれませんが、どちらものケースでも管理方法さえ気をつけていれば問題ありません。

新たな質問でしたらそれぞれ該当するフォーラムに新規にトピックを立ててください。

# Mac ではカスタムインストールってできないんですか？
# プロファイルを切り替えるアドオンはあります。但し、Mac でも使えるのかは不明です。
　　KAOSMOS HomePage / PROFILESWITCHER

POCH さん
PH2@Hide さん

早々にご教示頂戴し、感謝致します。

色々と方法はあったのですね。
ご教示頂いた内容をまとめますと下記のような事でしょうか。

※ プロファイルは起動したい数、別名で用意する。
1, プロファイルマネージャーでの起動（ターミナル）
2, 別所に用意したプロファイルを Thunderbird 起動毎に入替える。
3, ターミナルを用いてプロファイルを指定して起動する。
4, ファーストユーザースイッチでユーザーを切替えて行う。

＜番外＞
5, Mac ２する台用意する。 バキッ (>_<)☆＼(- -メ)

メインマシンでは恐いので、別のマシン（G4 Gigabit）で試してみます。
ところで OS 9 で動く Thunderbird はもう無いですよね？


私ごときでは間違ったコメントをしそうで恐いのですが、間違っていれば
皆さんに指摘され、それ自体がまた勉強になりそうですので、頑張ってや
ってみます。（ちかい将来……）

この意図が汲み取れなかったので私はこの件に関する回答をスルーしました。
同じ製品版 (現行 Thunderbird 2.0.0.9) を二つ入れると言うことは普通やらないと思います。
特殊なケースですが、Thunderbird や Firefox でMac用の製品版である
Universalbinary 版と Universalbinary 版から PPCbinary を取っ払った物を
同居させてテストしたことはありますが・・・。

Nightly builds (Trunk builds や branch builds) 製品版を同居させて
それぞれ別プロファイルで運用する際などは
PH2@Hide さんの示された方法を使う事となります。


使うプロファイルを間違えた場合は「あーやっちゃったよぉ!」ってことになりますので
PH2@Hide さんが言われるとおり、管理面で充分注意が必要です。
いずれにしても、複数のプロファイルを使いこなせてからの技と考えます。

大変失礼致しました。
以後気を付けます。

是非ともお願いします。

で、蛇足に関する話題はこの辺で・・・。
Premier さんが書かれてますが、新たな話題は別途トピ立てするのが筋ですので・・・。