同じようにこちらでも以下の内容でメッセージの送受信をおこなってみました。
件名:abcdefg 仮のタイトル100528.pdf
添付ファイル名:abcdefg 仮のタイトル100528.pdf
本文:abcdefg 仮のタイトル100528.pdf
文字コード:ISO-2022-JP
メッセージ形式:プレーンテキスト
結果、送信済みメッセージのコピーも受信メッセージもヘッダは以下のようになりました。
[メッセージヘッダと本文] *抜粋
コード:
User-Agent: Thunderbird 3.0.4 (注:User-Agent は省略系に変更してあります)
MIME-Version: 1.0
Subject: abcdefg =?ISO-2022-JP?B?GyRCMj4kTiU/JSQlSCVrGyhCMTAwNTI4LnBkZg==?=
Content-Type: multipart/mixed;
boundary="------------050802050302020504050603"
This is a multi-part message in MIME format.
--------------050802050302020504050603
Content-Type: text/plain; charset=ISO-2022-JP
Content-Transfer-Encoding: 7bit
abcdefg 仮のタイトル100528.pdf
[添付ファイルのヘッダ部]コード:
--------------050802050302020504050603
Content-Type: application/pdf;
name="abcdefg =?ISO-2022-JP?B?GyRCMj4kTiU/JSQlSCVrGyhCMTAwNTI4LnBkZg==?="
Content-Transfer-Encoding: base64
Content-Disposition: attachment;
filename*0*=ISO-2022-JP''%61%62%63%64%65%66%67%20%1B%24%42%32%3E%24%4E%25;
filename*1*=%3F%25%24%25%48%25%6B%1B%28%42%31%30%30%35%32%38%2E%70%64%66
次に Great-KingKong さんの貼り付けた添付ファイルヘッダと比較すると以下の違いがあります。
[Great-KingKong さん]
Content-Type: application/pdf;name="
abcdefg 仮のタイトル100528.pdf"
Content-Disposition:
attachment;
filename*0*=ISO-2022-JP''%4E%6F%6D%75%72%61%20%1B%24%42%3B%3A%36%48%25%22;
filename*1*=%25%26%25%48%25%6B%25%43%25%2F%1B%28%42%31%30%30%35%32%38%2E;
filename*2*=%70%64%66
補足:ここにはあえて書きませんが下段のエンコードされているファイル名をデコードしたところ
「abcdefg 仮のタイトル100528.pdf」 とはまったく別のファイル名になっていました。
[私]
Content-Type: application/pdf;
name="
abcdefg =?ISO-2022-JP?B?GyRCMj4kTiU/JSQlSCVrGyhCMTAwNTI4LnBkZg==?="
Content-Disposition: attachment;
filename*0*=ISO-2022-JP''%61%62%63%64%65%66%67%20%1B%24%42%32%3E%24%4E%25;
filename*1*=%3F%25%24%25%48%25%6B%1B%28%42%31%30%30%35%32%38%2E%70%64%66
ということで添付ファイル名が正しくエンコード(変換)されていないことが判明しました。
Thunderbird が上記のような添付ファイル名を正しくヘッダ表記していないとすれば以下の可能
性が考えられます。
(1)Thunderbird に不具合がある。あるいは壊れている。
(2)他の何者かが悪さをしている。(OS、他のアプリケーション、サーバ、etc)
ここでは Thunderbird 以外の問題は主に扱いませんので先に紹介したトラブルシューティングな
どの対処をおこなっても改善が見られない場合は(2)のケースが該当するように思われます。