※質問するなら、「フォーラムの利用に関するご案内」 、とりわけ 質問するときは に目を通し、OS の種類だけでなく Thunderbird のバージョンといった使用環境についての最低限の情報ぐらいは書き添えましょう。
「最適化」というのは、
・Thunderbird の機能としてのフォルダの「最適化」のことですか?
・Windows の機能としてのディスクの「最適化」のことですか?
おそらく前者だとは思いますが、どちらもハードディスクの容量やパフォーマンスに関係してくる事柄なので、紛らわしさを避けるために概念を正確に定義していただければと思います。
で、とりあえず気がつく範囲で......。
Thunderbird に限った話ではありませんが、あるデータに対する操作を実行する場合、
・メモリの作業領域の制約によって
・データに対する安全確保のため
といった理由で、ハードディスク上に作業用の一時ファイルを生成し、データ処理を行うケースがあります。
Thunderbird の「最適化」も、データ消失のリスクを極小にするために一時ファイルを生成して作業します。
例えば、最適化の対象のフォルダが大量のメールデータを持っていて、ファイル容量として 3GB あったとすると、それと同等(= 3GB)の一時ファイルが生成されることになります。
「最適化」完了後、本体のファイルが 2GB 分削減されて 1GB になったとしても、もし何らかの要因で作業用の一時ファイルが削除されずに残っていたら、3GB 分のディスク容量を消費したままになります。
こうしたことがあった場合、Thunderbird および Windows を再起動することで、一時ファイルが消去されることがあります。
それでも残っているのであれば、手動で削除してかまわないと思います。(「最適化」が正常に完了しているとして。)
・一時ファイルのある場所の例(通常、隠し設定になっているはず)
C:\Users\<UserName>\AppData\Local\Temp
一般的に Windows は何らかの作業を行う場合、ハードディスク上にページファイルを動的に生成/削除しています。
とくにメモリを圧迫するぐらい大きなデータを処理するようなときには、ページファイルが一気に増えることもありますが、これは Windows のコントロール下にあるので、無制限に増えていくことは通常ありえません。
| Windows 7 の仕様上、ディスクの消費が激しいといったことがあるのかもしれませんが、
| ぼくは Windows 7(とくに 64bit 版)を常用していないのでよくわかりません。
Thunderbird 3.0 系でグローバル検索を有効にしていた場合、メッセージ本体に変更が加わるごとに索引データベース(global-messages-db.sqlite)が更新されます。
この索引データベースは基本的に減ることはないので、放っておくと肥大化してしまいます(*)。
ただ、ギガバイト・レベルで一気に増加するとしたら余程のことなので、今回の kinta さんの事例には当てはまらないと思いますが...。
(*)Firefox の places.sqlite に対するのと同じ手法で、メンテナンスすることは可能です。
以上、思い当たる点です。外してたらすみません。
【参考】
Thunderbird で定期的にフォルダの「最適化」を実行することは、メンテナンスとして適切な行為ですが、大量のメッセージが保存されているフォルダに対して行う場合は一定の注意が必要になります。
このあたりの基礎知識としては、えむもじら さんの下記の 2 つの記事がたいへん参考になりますので、一読をお勧めします。
http://level.s69.xrea.com/mozilla/index ... pactFolder
http://level.s69.xrea.com/mozilla/index ... sageDelete
(余談)
別トピックでの質問 に対してコメントがついているのに、解決したのかしないのかといった応答すらしていないのは、何か理由があるのでしょうか?