「新規プロファイルを追加作成して、そちらに移行する」
は、先に書いたとおりです。
#[参照] として紹介したリンク先のヘルプも含みます。
Thunderbird のプロファイルマネージャを起動して、新規プロファイルを作成します。
そして、その新規プロファイルで起動するように指定します。
それまで使用していた旧プロファイルは、削除する必要はありません。
どうしても削除する場合は、新規プロファイルに移行後に、何も問題がなく正常に使用
できているのを確認してからがいいでしょう。
「真っ新な状態で、アカウント設定も最初からやり直して、必要最低限のデータのみを
ひとつづつ移行しては、その都度、問題が起きないことを確認する」
は、新規プロファイルで起動するようにして、書いたとおり最初から設定をおこないま
す。
必要最低限のデータは、何が必要かによって各自様々ですので、各自で判断します。
例えば、アドレス帳データなら事前にエクスポートしておけばインポートできます。
メッセージデータは、IMAP アカウントならばサーバから削除されていなければ、移行
する必要はありません。
POP アカウントは、新規プロファイルで以前と同じようにアカウント設定すれば、アカ
ウント別のメールフォルダを移行コピーすれば復元できます。
これらの移行作業を、ひとまとめにおこなって不具合が再現すると、どこに問題があっ
たのかがわからなくなりますから、こまめにひとつずつ移行しては不具合が起きていな
いかを確認します。
アドオンのインストールも同様です。
あるデータの移行後に不具合が起きたら、そのデータに問題があることがわかるからで
す。
りんご さんが書きました:
これによって、何が改善されるのですか?
もし、「動作が断続的(中断)になる」原因が、プロファイル側にあった場合は、改善
されるでしょう。
つまり、プロファイルの各データ類が初期化されるからです。
もちろん、アドオンをインストールしていた場合には、それらも含まれます。
また、この対処をおこなっても改善が見られない場合もあるでしょう。
そういうケースでは、Thunderbird 以外の何者かが原因となっていると推測できます。
つまり、問題の在りかを切り分けることにも役立ちます。
[補足]
希に、Thunderbird の再インストールで改善される場合もあります。
また、留意事項として先に書いた内容や、それ以外の Thunderbird の設定内容や扱い方
が原因だった場合は、それらの見直し対処で改善される場合もあります。