Tosh Has-2 さんが書きました:
「送信済みメール」を消去前の状態に完全に復活させていることも確認できました
それはよかったです。
Tosh Has-2 さんが書きました:
すなわち、「送信済みメール」内のメールを消去してしまうと、送信時にBCCとしても保存してあるそのメールも自動的に削除されてしまう。
これは Gmail のメール管理方法が特殊なせいです。
メールソフトがIMAPでGmailを見た場合にフォルダーとして認識されるものは、実際にはフォルダーではありません。Gmailでは「ラベル」というものでメールを分類しています。
「すべてのメール」フォルダーとして見えるものは、文字通りGmail上のすべてのメールです。
「受信トレイ」フォルダーとして見えるものは、Gmailでは「受信トレイ」というラベルが付与されたメールです。
「送信済みメール」フォルダーとして見えるものは、Gmailでは「送信済み」というラベルが付与されたメールです。
ラベルは同じメールに複数付与できます。
そしてGmail でメール送信を行うと、送信メールの控えを「送信済み」=「送信済みメール」に入れます。
ただし Thunderbird が送信メールの控えを作成する設定の場合は、Gmail 側では送信メールの控えを重複させないようにうまいこと対応しています。
実際に試してみたら、BCCで受信して別フォルダーに振り分けたと思っていたメールは、Gmail では「送信済み」に入っていたメールにその別フォルダーのラベルが付与されたものになっていました。
そのため、「送信済みメール」を消すと別フォルダーのメールも消えるという、Thunderbird 側から見ると不可解な挙動になっていたようです。
Tosh Has-2 さんが書きました:
(1)Thunderbird Macintosh版の「アカウント設定」の「同期とディスク領域」における「ディスク領域」を設定する際に
1) 「すべてのメッセージをローカルに同期する」をクリック選択すると、Gmailサーバー内のメール、フォルダなどの内容はすべて常に自分のMacintoshのライブラリへコピーされて完全同期状態になり、完全なローカルバックアップができている。
2) 「最近***日分のメッセージをローカルに同期する」をクリック選択して「***日分」を入力すると、過去***日分のメッセージのみを常にGmailサーバーとMacintoshのライブラリーとの間で同期する。しかし***日以前のメールは同期されず、ローカルから削除されてしまうので完全なローカルバックアップとなっていない。
同期動作に関してはその認識でよいと思います。
しかし同期とバックアップは別の概念であり、バックアップと呼ぶのは不適切です。
同期は双方向でありますので、Gmail側でメールが削除されるとThunderbird側で(バックアップしたと思った)メールも削除されることになります。
Tosh Has-2 さんが書きました:
(2)Thunderbirdが不調状態に陥った場合、Thunderbird Macintosh版では、/ユーザ/自分のユーザ名/ライブラリ/Thunderbird/の過去のデータをTime Machineバックアップから復元して置換するだけで元の状態に完全復旧できる。
これについては私はMacユーザーではありませんので言及は避けたいと思います。
ただ今回の事例では、IMAPで管理されるフォルダーを直接置換すると失敗し、IMAP外でフォルダーとして認識させる必要があったわけですから、「置換するだけで」は当たらないと思います。