nakamura.t@ さん
nakamura.t@ さんの
2022年6月02日(木) 13:08 の投稿で重要な部分をスルーしていました。
nakamura.t@ さんが書きました:
Windows serverにログインせずにプロファイルサーバ(別のサーバです)から編集したかったのです。
また、ユーザが400人以上いるのでプロファイルから編集できれば少しは手間がかからない方法がないか悩んでいました。
因みにプロファイル編集はログは関係なく編集できます。
ここに出てくる「プロファイル」ですが、少なくとも赤字の方は、
Thunderbird のプロファイルではなく、Active Directory 管理下における Windows のユーザープロファイルのことですよね?そのユーザープロファイルは各PCではなくプロファイルサーバーにあり、各ユーザーがドメインにログオンするとそこからダウンロードされ、ユーザーがログアウトするとプロファイルサーバーに書き戻される「移動ユーザープロファイル」ということかと思います。
- nakamura.t@ さんはドメインの管理者?
- プロファイルサーバーに保存されている各ドメインユーザーのユーザープロファイルを編集することが可能
- つまり、各ユーザープロファイル内の「Thunderbird のプロファイル」>prefs.js の閲覧・編集が可能
- プロファイルサーバー内を管理者としていじる分には、勤怠管理システムに影響しない
そういう理解でよろしいでしょうか?
そうであれば、各ユーザーの「Thunderbird のプロファイル」の一括管理はすでに可能な状態なわけです。
本件ですと、下記のような user.js ファイルを作成して、全400ユーザーの「Thunderbird のプロファイル」フォルダー直下にコピーすることで実現できるかと思います。
(参考:
about:config と user.js による Firefox のカスタマイズ - えむもじら)
例えば、保存制限日数を30日にする場合の「user.js」
コード:
user_pref("mail.server.server1.retainBy", 2);
user_pref("mail.server.server1.daysToKeepHdrs", 30);
user_pref("mail.server.server2.retainBy", 2);
user_pref("mail.server.server2.daysToKeepHdrs", 30);
user_pref("mail.server.server3.retainBy", 2);
user_pref("mail.server.server3.daysToKeepHdrs", 30);
各ユーザーが Thunderbird のアカウント設定を行った状況が不明ですので、多少乱暴ですが server1~3 で同じ設定を並べてみました。
このファイルを効率よく確実に配置する方法については、このフォーラムで取り扱う範囲外となります。
そちらの状況もわかりませんし、ご自身で調べてみてください。
手段としては、コマンドプロンプト(cmd.exe)のバッチスクリプトを使うもよし、PowerShell のスクリプトを使うもよし、その他のツールを使うでもよしです。
【追記1】
ここまで書いて、Active Directory でのプロファイルサーバーの容量削減が目的であれば、別の抜本的な解決方法があることに気づきました。
各PCの Thunderbird は、そのプロファイルフォルダーを Windows ユーザーの移動プロファイル(Roaming User Profile)に作成し、その中に受信したメッセージ(メール)も保存しています。
これを各PCのローカルストレージの任意フォルダーに保存する運用に切り替えてください。
Thunderbird のプロファイルフォルダー自体は、管理者が見られるようにWindows の移動プロファイルにあったほうが良ければ、メッセージの保存先だけ各PCのローカルストレージのフォルダーに切り替えておくと良いでしょう。
これは、アカウント設定を開いて「サーバー設定」の一番下、「メッセージの保存」の「メッセージの保存先」で設定します。
もちろん、これは各PCで行う必要があり、元のメッセージの保存先フォルダーの中身を新しいフォルダーにあらかじめコピー(移動)しておく必要があります。
ディスク領域の設定で制限をかけておき、それから順次各PCの対応を進めていくという流れになるかと思います。
【追記2】
ただし、作業するPCを移動してそこでも Thunderbird を使うという運用が行われている場合、メッセージの保存先を各PCのローカルに設定してあると、問題が生じることになります。
したがって、【追記1】が通用するのは、ログオンするPCが自席のPCに固定されている場合に限られます。