pote さんが書きました:
送受信のテストを行うと、受信の時「受信トレイが満杯のため、これ以上メッセージを保存できません。、、、」とエラーが出てしまいました。
送信は成功しています。
環境は macOS Sierra バージョン10.12.1 です。
インストールしたThunderbirdは、45.5.1 です。
inbox inbox.msf を消去しても変化ありませんでした。
初めてのインストールでしたので、両ファイルとも0バイト、2KB程度なのですが、、、
[補足されたもの] POP3、書き込み権限の問題は無し
2点ほど気になることが。
(1) 正式サポートは、Mac OS X v10.11 (El Captain) まで。
https://www.mozilla.jp/thunderbird/45.0/system-requirements/テストし切れていないことが大きいとは思いますが、Sierra バージョン10.12での仕様変更にTb45ではまだ対応しきれていない、という可能性も十分にあります。
(2) OS・ファイルシステムでユーザーのディレクトリーのサイズ制限をしている場合、その情報の取り扱いのバグで、制限を超えていると誤判定をしてしまうバグ。
(A) Inbox.msfを作成して2kbのデータを書きこめているようですし、書き込み制限の問題はなさそうですが、Inbox以外のメールフォルダーで正常に書き込めるかの確認はしておきましょう。
メールを新規に作成⇒ドラフトに保存⇒後で送信。
Drafts(ドラフト)フォルダー、Drafts/Draft.msfファイルのサイズや更新日時、ファイル内容の確認。
ローカルフォルダのOutbox(送信フォルダ)、Unsent Messages/Unsent Messages.msfファイルのサイズや更新日時、ファイル内容の確認。
(B) (2) に関しては、ユーザーディレクトリーではなく、フル権限がある上位のディレクトリーをメールディレクトリーにして確認しておく。
サーバー設定で、サーバーに保存する設定にしてサーバーからは絶対に消さない設定にし、終了時にゴミ箱を空にするとか、期限でメールを削除する設定やフォルダーのプロパティーなどは一切オフにし、自動的に何かを行う類のものは、メッセージフィルターやジャンクフィルターなども含め、全て停止する。
こうしておけば、最悪の場合でも、popstate.datファイルを消せば、全メールのデータをサーバーから再度ダウンロードできます。
/ABC/Mailといったディレクトリーを作成し、そのPOP3アカウントのサーバー設定・メッセージの保存先で、/ABC/Mailを指定して再起動して、手動で受信してみる。
テストだから、サーバー設定/ヘッダーのみをダウンロード(フェッチかな?)を指定しておく方が利口かな。
pote さんが書きました:
ネットのケーブルを引っこ抜いて、つまり、インターネットに繋がらない状態で
Thunderbird を起動するとエラーが出ません。
サーバーに接続しなければInboxに書きに行こうとしないから、当然。
pote さんが書きました:
Thunderbird はPOPサーバに受信コマンドを送る時、サーバ内にあるメールの総量を確認してから受信するのでしょうか?
これは、Thunderbird38くらいからだっと思いますが、行っています。
4GB越え迄書き込んでしまってにっちもさっちもいかなくなってしまう問題が認識されて、LISTで返された全部のメールのサイズを足し算してから、データのダウンロードをするようになって、少し賢くなりました。
pote さんが書きました:
inbox ファイルのファイル容量が4GBを超えたところでエラーが出ると思っていたのですがこれが原因でしょうか?
サーバーで4GBを超えているんなら、それを先に言ってくれなくっちゃ。
面倒だから、上に書いたのを消すのはしません。
残念でした。Thunderbirdが、少し賢くなってしまいました。Thunderbirdだって、桁数が多くても、整数の足し算くらいはできます(^^)
以前は2GB、今は4GBの制限を知っているんなら、無茶をしてはいけません。
ユーザーディレクトリーのサイズ制限がなければ、内部的な限界の4GBで「受信トレイが満杯...」のメッセージをだしたはず。
サーバーのInboxのデータが4GB以上もあると、Thunderbirdは、一部のメールだけをダウンロード、ってな風にはしていなくて、全メールのサイズ情報を取得しますから、エラーメッセージをだすと思います。
(出してくれなきゃ困る。ダウンロードを開始する前にサイズの計算をするのをデベロッパーにお願いしたのは私なんだから)
ヘッダーのみのダウンロード、だとどうなりますか?
LISTでまずサイズをチェックしてヘッダーのみの場合にはTOP 0、というだけだから、ダメかな?
ダウンロードするだけなら、MailDirという手もあります。
サーバーに保存する、の設定のままで、MailDirで設定したPOP3アカウントでダウンロードし、
MailDirアカウントはダウンロード専用にして、
日常使用には、ダミーのPOP3サーバーで設定したアカウントで、巨大なメールフォルダー、というのは一切止めて、小さなメールフォルダーに分けて使う、
というあたりが現実的かな。
MailDirは、IMAPさえ関係しなければ、とりあえずは問題なく使えるレベルまでは来ていますが、
フィルターとか自動的なものとか、まだまだ細かな不具合はたくさんあって、実験的なものです。
テストしてもらうために正規リリース版でも使えるようにしていて、別に誰も使用を禁止してはいないですが、テストの為以外で使うのならば、全て自己責任で行い、ユーザーコミュニティーなどには一切の迷惑をかけないようにお願いいたします。
サーバーが、WebメールとIMAPもサポートしていれば、IMAPというのが、一番賢い方法です。
巨大なフォルダー、というのは基本的にはもっての他ですが、
Gmail IMAPの[Gmail]/All Mailのような、Gmailのアカウントの全メールの全データを[Gmail]/All Mailに保持するという困ったチャンがいるので、かなり以前に、IMAPのオフラインストアファイル(Inbox/Inbox.msfのセットでInboxの方)では、ファイル内のオフセット情報に64bitの整数を使い、4GBの制限を無くしています。
BerkleyStoreでの4GBの制限の理由が、ファイル内のオフセット情報に32bitの整数を使っているためなので、これを64bitにするための変更はかなり進んではいるのですが、随所に、オフセット情報を64bitにしただけではちゃんと動いてくれないコードがたくさんあって、まだ4GBの制限は生きています。