nicesenior さんが書きました:
thunderbird38.xをDLしましたが、HTMLメールの動画が静止画像でしか受信出来ません、動画のまま受信出来る方法はありますでしょうか?
HTML メールに挿入された動画の再生ができないので、再生可能な状態で受信したいというお話でしょうか?
HTML メールに動画を挿入することはできますが、動画データそのものをメールに埋め込むことは、普通はやらないと思います。なぜなら、動画データは一般に容量が大きいため、1通のメール容量も大きくなって、サーバーの転送容量制限に引っかかるなどして送受信に問題が起こることがあるからです。
通常は、動画データの置かれた URL を HTML 内に指定することになると思います。そして受信側では、この URL から動画データを読み込むことになります。(したがって基本的には、オフラインでの動画再生はできないと考えたほうがいいでしょう。)
Thunderbird は、HTML メールに挿入された外部サーバー上にある動画や画像などの URL の読み込みを、デフォルトでブロックしています。これはセキュリティ上の措置です。
(参考)・メッセージ内のリモートコンテンツ | Thunderbird ヘルプ
https://support.mozilla.org/ja/kb/remot ... n-messagesセキュリティ上のリスクを理解した上で、リモートコンテンツを読み込むためには、ユーザーがその実行を明示的に許可してやらなければなりません。
(ユーザー環境によっては、セキュリティ対策ソフトが Thunderbird の動画の読み込み先をブロックしているか否かに注意を払ったほうがいいケースもあります。)
もうひとつ注意しなければならないのは、HTML メールにおける動画の挿入方法がいくつかあるという点です。動画指定のやり方によっては、それを再生できるメールソフトと再生できないソフトに分かれることがあります。
ある指定方法ではメールソフト A で再生できるが、メールソフト B では再生できない、別の方法ではメールソフト B で再生できて、メールソフト A では再生できない ―― といったことが起こりえます。
「HTMLメールの動画が静止画像でしか受信出来ません」と仰っているメールの具体的なソースの中身がわからないと何ともいえませんが、Thunderbird では再生できないようなソースコードで書かれた HTML メールなのかもしれませんね。
細部までは確認していませんが、プラグインや JavaScript を複雑に組み合わせたソースで動画再生が指定されていると、Thunderbird では再生できないケースがあったと思います。(JavaScript の実行は、安全のためにブラウザとは異なる厳しめの設計になっていたと記憶していますので...。たぶん......。)
(補足)
いまなら、HTML5 の video 要素で動画を指定するのが最も簡単で、HTML メールに対応したメールソフトの最新バージョンなら種類を問わず再生できる可能性が一番高いのではないでしょうか。
お使いの Thunderbird で動画を挿入した HTML メールを作り、Thunderbird が video 要素に対応していることを実際に確かめてみることはできるでしょう。
HTML メールの作成画面で、メニューバーの [挿入] -> [HTML] から開く [HTML の挿入] 画面に、次のコードを入力して [挿入] ボタンを押せば、このソースコードが HTML メールに挿入されます。
コード:
<video src="http://html5demos.com/assets/dizzy.webm" controls>
<p>あなたがお使いのソフトウェアは HTML5 の video 要素に対応していません。</p>
</video>
これを下書き保存すると、下書きメッセージができますので、それを開いてみてください。(自分宛に送信して、受信したもので試してもかまいませんが...。)
すると、メッセージペイン(または開いたタブやウィンドウ)の上部に
[プライバシー保護のため、このメッセージ内のリモートコンテンツをブロックしました]
というメッセージ行が出るはずです。
その右端にある [オプション] から、リモートコンテンツを許可すると、video src で指定された URL の dizzy.webm という動画が読み込まれ、プレーヤーのコントローラー付きで表示されるはずです。そして、再生ボタンを押せば動画が再生されるはずです。
もし、video 要素を適切に処理できないとき、例えば Thunderbird のメッセージ表示形式が [プレーンテキスト] になっているような場合には、「あなたがお使いのソフトウェアは HTML5 の video 要素に対応していません。」の代替文字列が表示されると思います。
単純に「できる/できない」でいえば、Thunderbird 38.x 系で HTML メールに挿入された動画の再生はできますが、当の HTML メールが Thunderbird で再生可能なソースコードで動画を指定していないと、正常に再生できないケースはありえるでしょう。
とりあえず以上です。的外れな話になっていたらすみません。
[quote="nicesenior"]thunderbird38.xをDLしましたが、HTMLメールの動画が静止画像でしか受信出来ません、動画のまま受信出来る方法はありますでしょうか?[/quote]
HTML メールに挿入された動画の再生ができないので、再生可能な状態で受信したいというお話でしょうか?
HTML メールに動画を挿入することはできますが、動画データそのものをメールに埋め込むことは、普通はやらないと思います。なぜなら、動画データは一般に容量が大きいため、1通のメール容量も大きくなって、サーバーの転送容量制限に引っかかるなどして送受信に問題が起こることがあるからです。
通常は、動画データの置かれた URL を HTML 内に指定することになると思います。そして受信側では、この URL から動画データを読み込むことになります。(したがって基本的には、オフラインでの動画再生はできないと考えたほうがいいでしょう。)
Thunderbird は、HTML メールに挿入された外部サーバー上にある動画や画像などの URL の読み込みを、デフォルトでブロックしています。これはセキュリティ上の措置です。
(参考)・メッセージ内のリモートコンテンツ | Thunderbird ヘルプ
https://support.mozilla.org/ja/kb/remote-content-in-messages
セキュリティ上のリスクを理解した上で、リモートコンテンツを読み込むためには、ユーザーがその実行を明示的に許可してやらなければなりません。
(ユーザー環境によっては、セキュリティ対策ソフトが Thunderbird の動画の読み込み先をブロックしているか否かに注意を払ったほうがいいケースもあります。)
もうひとつ注意しなければならないのは、HTML メールにおける動画の挿入方法がいくつかあるという点です。動画指定のやり方によっては、それを再生できるメールソフトと再生できないソフトに分かれることがあります。
ある指定方法ではメールソフト A で再生できるが、メールソフト B では再生できない、別の方法ではメールソフト B で再生できて、メールソフト A では再生できない ―― といったことが起こりえます。
「HTMLメールの動画が静止画像でしか受信出来ません」と仰っているメールの具体的なソースの中身がわからないと何ともいえませんが、Thunderbird では再生できないようなソースコードで書かれた HTML メールなのかもしれませんね。
細部までは確認していませんが、プラグインや JavaScript を複雑に組み合わせたソースで動画再生が指定されていると、Thunderbird では再生できないケースがあったと思います。(JavaScript の実行は、安全のためにブラウザとは異なる厳しめの設計になっていたと記憶していますので...。たぶん......。)
(補足)
いまなら、HTML5 の video 要素で動画を指定するのが最も簡単で、HTML メールに対応したメールソフトの最新バージョンなら種類を問わず再生できる可能性が一番高いのではないでしょうか。
お使いの Thunderbird で動画を挿入した HTML メールを作り、Thunderbird が video 要素に対応していることを実際に確かめてみることはできるでしょう。
HTML メールの作成画面で、メニューバーの [挿入] -> [HTML] から開く [HTML の挿入] 画面に、次のコードを入力して [挿入] ボタンを押せば、このソースコードが HTML メールに挿入されます。
[code]
<video src="http://html5demos.com/assets/dizzy.webm" controls>
<p>あなたがお使いのソフトウェアは HTML5 の video 要素に対応していません。</p>
</video>
[/code]
これを下書き保存すると、下書きメッセージができますので、それを開いてみてください。(自分宛に送信して、受信したもので試してもかまいませんが...。)
すると、メッセージペイン(または開いたタブやウィンドウ)の上部に
[プライバシー保護のため、このメッセージ内のリモートコンテンツをブロックしました]
というメッセージ行が出るはずです。
その右端にある [オプション] から、リモートコンテンツを許可すると、video src で指定された URL の dizzy.webm という動画が読み込まれ、プレーヤーのコントローラー付きで表示されるはずです。そして、再生ボタンを押せば動画が再生されるはずです。
もし、video 要素を適切に処理できないとき、例えば Thunderbird のメッセージ表示形式が [プレーンテキスト] になっているような場合には、「あなたがお使いのソフトウェアは HTML5 の video 要素に対応していません。」の代替文字列が表示されると思います。
単純に「できる/できない」でいえば、Thunderbird 38.x 系で HTML メールに挿入された動画の再生はできますが、当の HTML メールが Thunderbird で再生可能なソースコードで動画を指定していないと、正常に再生できないケースはありえるでしょう。
とりあえず以上です。的外れな話になっていたらすみません。