以下、参考になりましたら。
1.転送元のメールに「テキストファイル(またはvcard)」が添付されている場合 そのような対処が、現状では無難かと思われます。
本文と異なるエンコードの添付ファイルがある場合に、問題が起きることが明らかなので
転送前に、エンコードを一致させておく必要があるでしょう。
社内では、そのようにアナウンスすることで、ある程度は対処できるかと思います。
が一方で、社外の方々には、そうはいかないでしょう。
転送元になる受信メッセージの差出人に、これらの問題回避のために、エンコードを統一
していただくのは、差出人側の環境も様々かと思われますので、この要望は無理がありま
す。
他の対処としては、Thunderbird 以外のやりとりの手段を検討してみるのも選択肢にな
るでしょうか。
Web システムを利用した各種サービスもありますし、メールクライアントでの障害時の
予備方法を用意しておく上でも、有用かと考えます。
当然ながら、社内システムと、社外環境との相違点を考慮した上でのお話しです。
2.文字コードが誤判定される場合 通常、受信メッセージの文字エンコーディングに問題なければ、誤判定することはありま
せん。
また、Thunderbird 側の設定で、社内統一をはかっておけば、問題が起きた際には、特
定しやすくなる利点があります。
特定の Thunderbird ユーザのところで問題が起きている場合は、使用しているプロファ
イルが壊れている可能性があります。
また、何らかのアドオンを入れていることで、問題が起きていることも考えられます。
ですので、プロファイルやアドオンの扱いについても、なんらかの基準や規程を設けてお
いたほうが、良いと考えます。
#Thunderbid のプロファイルや標準設定などを、社内サーバなどを利用して
集中管理機能を利用する方法もあります。
[日本語だけのメール(ISO-2022-JP)を転送した場合の文字化け]社内で使用されている Thunderbird のバージョンがバラバラなのでしょうか?
まずは、使用バージョンを、統一されるのをお勧めします。
そうしないと管理部門や担当部門は、その対応が複雑になりますし、対処も同様にバラバラに
なります。
使用している社内ユーザにとっても、不利益になりますし、生産性を阻害する要因になります。
その他は、上の「2.文字コードが誤判定される場合」で書いたとおりです。
[Thunderbird 側での文字エンコーディング自動判定について]これも、上の「2.文字コードが誤判定される場合」で書いたとおりです。
takashi さんが書きました:
根本的な問題解決については、
再現パターンを明確にし、この掲示板もしくはBugzillaに報告する形でよろしいでしょうか。
このフォーラムに報告されても、根本的な解決にはなりません。
ここは、そういう場ではありません。
ぜひとも、Bugzilla に、再現方法とともに報告してください。
注:すでに、同様の報告があるかを事前に検索確認した上で、重複がなければです。
そして、その経緯も、ここで紹介していただくと、ユーザ相互に有用なものとなります。
【補足】
ご存じかと思いますが、一応ご紹介しておきます。
[参照]
Firefox と Thunderbird の法人向けサポート | 法人向け情報 | Mozilla JapanFirefox と Thunderbird のよくある質問 | 法人向け情報 | Mozilla JapanThunderbird の法人導入 - Thunderbird | MDN 【余談】
詳しいことはわかりませんが、Thunderbird は、本文内での複数文字エンコードの扱いが上手
ではないようです。
[Content-type: multipart/mixed] で、[Content-Type: text/plain; charset=xxxxxxx;] が、
複数あれば、異なる charset=xxxxxxx であっても、そのとおり処理してくれないケースがあ
るようです。
紹介したバグ報告にもありますが、以前のバージョンでは問題なかったものが、再発している
ようです。