Quicktext のベータ版をインストールすることですべてが解決するなら、それが手っ取り早いでしょうから、他の方のアドバイスに従ってトライしてみてください。
ご存知のように Quicktext は「署名」ではなくテンプレート(定型の文例)を扱う拡張機能です。
ですから、「署名」としたい文字列が、本来の意味での「署名」の性格ではなくテキストとして挿入されるため、配置の自由度は高いと思います。
以下は、いちおう応答性を考慮して書いておくだけです。あくまで参考程度に受け取っていただいてけっこうです。
parisici さんが書きました:
メールを返信した場合、自分の文章の終わりに署名を挿入したいのですが
Signature Switchだと相手の文章も含めた一番終わりに署名が挿入されて
しまいます。
作者に確認したわけではありませんが、おそらく「署名」のオーソドックスな解釈に基づく Signature Switch の仕様だと思われます。
本来、電子メールの「署名」(「電子署名 / デジタル署名」のことではなく、メールのボディ部に加える書き手のサイン)は、自分が書いた文章だけでなく引用した文章を含めメール全体の構成に対して、"このメール全体を構成する本文、引用文は以上のとおりです。そのように作ったのはわたしです" いう意味で最末尾に附すものです。言い換えれば、「引用文」も送り手の意思で引用されているという解釈に基づいています。
いつのころからか、メールクライアントの自動機能による機械的な全文引用が当たり前のように使われるようになり、返信をくり返すごとに引用の引用……が積み重なっていくスタイルを不可解と感じないユーザーが増えてくると、全体の末尾に署名を置くのを嫌う人も出てきました。
その気持ちは理解できるのですが、1通のメール(Message-ID で規定された唯一無二のメッセージ)という観点でみると、自分が書いた本文だけでなく、相手の書いた文(相手が複数いるならそれらの総体)をどのように引用したか(機械的な全文引用か、必要箇所のみの引用かなど)を含めてそのメール全体が構成されていて、そのように構成したのは送り手である事実は変えようがありません。
ですから、自分が書いた文章の終わりに署名を持ってきて、そのあとに延々と過去の引用文が連なる形式のメールは、相手によっては引用という行為に対する責任放棄と受け取られかねないこともあります。
プライベートなメールなら神経質になる必要はありませんが、ビジネスシーンでは電子メールあるいは「文書」というものにどのような見識を持っているかを相手に見透かされてしまうことがあるかもしれないってことです。
"署名は必ず最末尾につけるべき" と堅苦しいことをいうつもりはありませんが、こうした背景があることも知っおくほうがいいと思ったので申し添えさせていただきました。あとはご自身の判断で署名の位置を按配してください。
半ば余談になりましたが以上です。すでにご存知のことでしたら余計なお世話ですみませんでした。