バージョンアップ後の送受信不能で、最もよくあるケースがセキュリティ対策ソフトの影響です。
(1)Thunderbird はメールの送受信をしようと通信確立の動作を試みるが、
(2)一方でセキュリティ対策ソフトが、新バージョンの Thunderbied を認識できないアプリケーション・ソフトとしてブロックしているため、
(3)Thunderbird は既定時間内に通信を確立することができずタイムアウトエラーに、
――というパターンですね。
すでにご覧になっておられれば申し訳ありませんが、まずは公式サポートページのこちらをご確認ください。
http://mozilla.jp/support/thunderbird/kb/002612
基本的には、バージョンアップ後の Thunderbird を、通信を許可してもいい正常なソフトである旨お使いのセキュリティ対策ソフトに認識させ、通信を「許可」してやればいいと思います。
なお、Thunderbird 2.0 系で設定可能だったのはオプション設定の [接続のタイムアウト時間] の項目だと思いますが、3.0 系ではオプション設定から消え、隠し設定になりました。
2.0 系のデフォルト値は [60] でしたが、3.0 系のデフォルト値は [100] となっています(たしか単位は「秒」)。
安易に変更すべきものではありませんが、どうしても必要なら設定エディタからこの値を変更することは可能です。
外してたらすみません。
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