Tiger と Leopard 上で稼働する Firefox(製品版、ベータ版、開発版)の起動をコントロールする AppleScript を作りましたので紹介します。
このスクリプトの目的は、Firefox とプロファイルを関連付けて
起動または
セーフモード起動させ、バージョンが異なる Firefox を起動する際の
ターミナル操作を省くことと、
間違ったプロファイルで起動してしまうことを防ぐためのスクリプトです。
現在 Mozilla では Firefox 3 Beta 5 を条件付きで公開していますが、ベータ版と製品版の Firefox を使い分けたい、または同時に使いたいといった状況でお役に立つと思います。
Windows では起動オプションを付けることで実現しますが、Mac OS では Terminal を使用しなければできません。Terminal 自体は使い慣れると何と云うことはないアプリケーションですが、コマンドラインで操作するため取っ付き難い方もいると思います。
そこで Mac OS に用意されている AppleScript を使って、AppleScript メニューから Firefox を起動をコントロールします。
用意したスクリプトは:
- Firefox_WithProfile.scpt・・・指定したプロファイルと Firefox で起動するためのスクリプト
- Firefox-SfMode_withProf.scpt・指定したプロファイルで指定した Firefox をセーフモード起動するスクリプト
Firefox_WithProfile.scpt通常起動スクリプトです。
複数バージョンを使っていなくても、例えば常用プロファイルとテスト用プロファイルを切り替えて起動したいと云ったケースもあるかと思いますが、前もってプロファイルとスクリプトさえ用意しておけば AppleScript 経由で起動を切り替えることができます。
また、インストールしている Firefox が一つだけでも、目的別プロファイルとスクリプトを用意すれば、同時に複数の Firefox を起動することが可能です。
もちろん、日常的なラウンチャーとしても使用いただけます。
Firefox-SfMode_withProf.scptこちらは背景から説明します。
Firefox をセーフモードで起動する場合、起動時に使われるプロファイルはデフォルト指定しているプロファイルを強制的に使います。
例えば、最後に使ったのは Firefox 3 Beta 5 で、今 Firefox 2.x をセーフモード起動しようとすると Beta 5 で使用しているプロファイルで起動してしまいます。
これを回避するには profiles.ini でデフォルト指定を外しておく必要がありますが、そういったことをせずに、前もって決めたプロファイルと Firefox を関連付けておいてからセーフモード起動できるようにするスクリプトです。
また、一つの Firefox が既に起動している場合、Terminal からもう一つの Firefox をセーフモード起動しようとしても「できません」と怒られます。
なぜかと云う説明と回避方法はややこしくなるので省きますが、とにかく、通常一つ以上の Firefox をセーフモード起動することはできませんが、このスクリプト経由なら片方、または両方をセーフモード起動を可能にします。
【スクリプトの詳細】
- 機能:指定した Firefox とプロファイルで起動またはセーフモード起動する
- 動作テスト:PPC Mac と Intel Mac の Mac OS 10.5.2, Mac OS 10.4.11 上の Firefox 2.0.0.14, Firefox 3.0 Beta 5, Minefield (Firefox 3.0pre) で動作確認 ※Mac OS 10.3 と Mac OS 10.4.8 以下の環境では確認していません
- 補足1:スクリプトをダウンロード後に、起動したい Firefox とプロファイル名をスクリプト内に記述すること。その際、パスは正確に記述する必要があります
- 補足2:起動エラー(起動できない)が起きる場合、スクリプトを削除し、再度スクリプトをダウンロードして記述しなおすこと
- 補足3:一度記述したスクリプトは、起動ディスク内の別アカウントを含め、ご自身以外のログインアカウントで使用することはできません
- 補足4:一度使用したスクリプトを第三者に譲渡することはしないでください
- 補足5:スクリプト名とフォルダ名は自由に変更くださって構いません
- スクリプトファイル:Intego VirusBarrier X4 にてチェック済み
詳しい使い方やダウンロードファイルは、下記リンク先に置いてあります。興味がある方はダウンロードしてご利用ください。
AppleScript で Firefox を起動 2
Tiger と Leopard 上で稼働する Firefox(製品版、ベータ版、開発版)の起動をコントロールする AppleScript を作りましたので紹介します。
このスクリプトの目的は、Firefox とプロファイルを関連付けて[color=darkblue][b]起動[/b][/color]または[color=darkblue][b]セーフモード起動[/b][/color]させ、バージョンが異なる Firefox を起動する際の[u]ターミナル操作を省く[/u]ことと、[u]間違ったプロファイルで起動してしまうことを防ぐ[/u]ためのスクリプトです。
現在 Mozilla では Firefox 3 Beta 5 を条件付きで公開していますが、ベータ版と製品版の Firefox を使い分けたい、または同時に使いたいといった状況でお役に立つと思います。
Windows では起動オプションを付けることで実現しますが、Mac OS では Terminal を使用しなければできません。Terminal 自体は使い慣れると何と云うことはないアプリケーションですが、コマンドラインで操作するため取っ付き難い方もいると思います。
そこで Mac OS に用意されている AppleScript を使って、AppleScript メニューから Firefox を起動をコントロールします。
[list=a]用意したスクリプトは:
[*]Firefox_WithProfile.scpt・・・指定したプロファイルと Firefox で起動するためのスクリプト
[*]Firefox-SfMode_withProf.scpt・指定したプロファイルで指定した Firefox をセーフモード起動するスクリプト[/list]
[b]Firefox_WithProfile.scpt[/b]
通常起動スクリプトです。
複数バージョンを使っていなくても、例えば常用プロファイルとテスト用プロファイルを切り替えて起動したいと云ったケースもあるかと思いますが、前もってプロファイルとスクリプトさえ用意しておけば AppleScript 経由で起動を切り替えることができます。
また、インストールしている Firefox が一つだけでも、目的別プロファイルとスクリプトを用意すれば、同時に複数の Firefox を起動することが可能です。
もちろん、日常的なラウンチャーとしても使用いただけます。
[b]Firefox-SfMode_withProf.scpt[/b]
こちらは背景から説明します。
Firefox をセーフモードで起動する場合、起動時に使われるプロファイルはデフォルト指定しているプロファイルを強制的に使います。
例えば、最後に使ったのは Firefox 3 Beta 5 で、今 Firefox 2.x をセーフモード起動しようとすると Beta 5 で使用しているプロファイルで起動してしまいます。
これを回避するには profiles.ini でデフォルト指定を外しておく必要がありますが、そういったことをせずに、前もって決めたプロファイルと Firefox を関連付けておいてからセーフモード起動できるようにするスクリプトです。
また、一つの Firefox が既に起動している場合、Terminal からもう一つの Firefox をセーフモード起動しようとしても「できません」と怒られます。
なぜかと云う説明と回避方法はややこしくなるので省きますが、とにかく、通常一つ以上の Firefox をセーフモード起動することはできませんが、このスクリプト経由なら片方、または両方をセーフモード起動を可能にします。
【スクリプトの詳細】[list][*]機能:指定した Firefox とプロファイルで起動またはセーフモード起動する
[*]動作テスト:PPC Mac と Intel Mac の Mac OS 10.5.2, Mac OS 10.4.11 上の Firefox 2.0.0.14, Firefox 3.0 Beta 5, Minefield (Firefox 3.0pre) で動作確認 [color=darkred]※Mac OS 10.3 と Mac OS 10.4.8 以下の環境では確認していません[/color]
[*]補足1:スクリプトをダウンロード後に、起動したい Firefox とプロファイル名をスクリプト内に記述すること。その際、パスは正確に記述する必要があります
[*]補足2:起動エラー(起動できない)が起きる場合、スクリプトを削除し、再度スクリプトをダウンロードして記述しなおすこと
[*]補足3:一度記述したスクリプトは、起動ディスク内の別アカウントを含め、ご自身以外のログインアカウントで使用することはできません
[*]補足4:一度使用したスクリプトを第三者に譲渡することはしないでください
[*]補足5:スクリプト名とフォルダ名は自由に変更くださって構いません
[*]スクリプトファイル:Intego VirusBarrier X4 にてチェック済み[/list]
詳しい使い方やダウンロードファイルは、下記リンク先に置いてあります。興味がある方はダウンロードしてご利用ください。
[url=http://homepage.mac.com/project_h2/note_class/note_050108a.html]AppleScript で Firefox を起動 2[/url]