横から失礼します。
ここまでの経過を拝見して、
RK8800 さんが書きました:
あとは、PCのスペックが低いので、それが原因の可能性もあるかも知れません。
Core2Duo E8300 / 2GBメモリ / Windows10 1709
と仰っているのも、おもな要因のひとつである可能性を感じました。
いちおう、Firefox のシステム要件(最小ハードウェア構成)は満たしていますが、64bit OS でメモリ 2 GB は、それ自体がかなり厳しい印象があります。
お使いの Firefox は 32bit 版のようですが、64bit 版を使うと運用上はもっと厳しい状況をもたらすと思います。
(参考)・Firefox 57.0 システム要件 | Firefox
https://www.mozilla.jp/firefox/57.0/sys ... uirements/すでに確認なさっていることかもしれませんが、Firefox で通常のブラウジングをしているとき、Windows のタスクマネージャーを起動してパフォーマンスタブで CPU やメモリなどの項目を見てみると負荷状況が具体的にわかるので、他者に対しても客観的な説明ができると思います。
RK8800 さんが書きました:
印象としましては、レスポンスの悪いサイトにアクセスした際に当該の症状が現れる気がします。
時代の流れと共に機器の性能も向上し、Firefoxはバージョンアップに伴い相手方のサーバーへの接続数を増やした気がしますので、その辺りから当該の症状が出始めた気がします。
サーバーごとの最大同時接続数は、about:config から確認できます。
network.http.max-persistent-connections-per-server
Firefox 57.0 系の初期値は 6 で、とりたてて大きな数値ではないと思います。他の主要ブラウザも、おおむねこれと同等の数値が初期値だと思います。
ぼくの記憶を遡れる範囲でいうと、Firefox 24 系あたりでも同じ数値だったはずです。
もしこの点が気になるなら、2 ~ 4 ぐらいに下げて様子を見ることはできるでしょう。パフォーマンスは低下するでしょうが、多少なりとも安定性を向上させられるかもしれません。
システム全体に対する負荷としては、
network.http.max-connections
で定義される全接続数のほうが、影響が大きいのではないでしょうか。Firefox 57.0 系の初期値は 900 です。
ご利用のシステム環境で、開くタブの数が多かったり、様ざまなサーバーからコンテンツを読み込むようなページを開いたとき、ご利用の PC とネットワークの負荷が増す可能性は考えられそうです。
パフォーマンスの向上よりは安定的な動作を望むなら、32 ~ 256 の間を目安に、数値を下げてみてください。
タイムアウトの数値をいじるよりは、このあたりを調整することで、多少は改善が望めるかもしれません。
あと、アドオン(拡張機能)は、本当に必要最小限のものしか常用しないことです。利便性は後退するかもしれませんが、使用するアドオンが多いほど、確実に Firefox の負荷は増します。限られたシステムリソースしかない場合、すべてを満足させることには無理があるので、利便性か、安定性か、高速性か......ユーザーが何を最重視するかで、対応策の選択をご判断ください。
(注意)
ご存知とは思いますが、次の点には十分ご留意ください。
・設定をあれこれ調整しても、物理的な性能を上回ることは決してできません。現状の問題が多少改善される程度だとお考えください。
・about:config の設定項目のうち、整数値(integer)で定義される項目、とりわけネットワークまわりは、ユーザー環境(PC 、ルーターなどネットワーク機器)の実情に左右される項目が多いので、取り扱いには注意してください。
ネット上のどこかに書いてあった数値をそのまま機械的に当てはめても、効果がないばかりか、逆に不具合を誘発することがあります。記事を書いた人の環境では適切な数値であっても、別の人の環境では不適切なことがあるからです。ここでぼくが例示した数値もそうです。
・整数値に限らず通常は変更しない(すべきでない)項目を意図的に変更したあと、そのままの状態で Firefox をアップデートしていったとき、変更した設定内容と最新の Firefox の仕様・動作がかみ合わず、普通なら起こらない問題が起こってしまうこともありえます。
about:config を開くときに表示される「プログラムの高度な設定を変更すると、安定性、セキュリティ、パフォーマンスに深刻な問題を引き起こす恐れがあります。設定変更による影響を完全に理解している場合に限ってご利用ください」の注意書きは、甘く見ないほうがいいです。テスト目的で変更したものは、用が済めば元に戻すとか、トラブル回避の目的で変更したものは、根本的な問題解決が得られたら元に戻すとか、そのあたりにも気を配ったほうが、無用のトラブルを呼び込んでしまうリスクを減らせます。
すでにご存知だったりお試し済みのことなら、役に立たない話でしかありませんが、以上です。
(おことわり)
現在、健康上の制約により不定期な書き込みしかできなくなっています。すぐに応答できない場面がかなり多くなりますことを、ご容赦ください。